ラインメール青森
ラインメール青森FC(ラインメールあおもりエフシー、ドイツ語: ReinMeer Aomori FC)は、青森県青森市をホームタウンとする、日本フットボールリーグ(JFL)に所属するサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。
ラインメール青森 | |
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原語表記 | ラインメール青森FC |
呼称 | ラインメール青森 |
愛称 | ラインメール |
クラブカラー | 青 |
創設年 | 1995年 |
所属リーグ | 日本フットボールリーグ |
クラブライセンス | J3 |
ホームタウン | 青森県青森市[1] |
ホームスタジアム |
![]() 新青森県総合運動公園球技場 |
収容人数 |
17,000(青森陸) 3,300(新青森球) |
運営法人 | 株式会社ラインメール青森フットボールクラブ[1] |
代表者 | 榊美樹[1] |
監督 | 望月達也 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒030-0852 青森県青森市大字大野字前田72-1 東和電材株式会社内 |
設立 | 2018年8月1日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 6420001016195 |
事業内容 | サッカーチームの運営他 |
代表者 | 代表取締役社長 榊美樹 |
主要株主 | 東和電材株式会社 |
外部リンク | https://reinmeer-aomori.jp/ |
概要編集
1995年、青森市の選抜チームである「青森蹴球団」として創設。創設当初は運営を青森市サッカー協会が担い、選手は市内既存チームからの選抜メンバーで構成していた。2007年に運営が青森市に本社を構える電気設備工事会社・東和電材に移管された(事務局は同社内に所在)。
チーム名のラインメールは、ドイツ語の"ライン(Rein)"=「清んだ」および"メール(Meer)"=「海」を組合わせたもの。また、「清んだ海 そして 青い森」と意味づけている[2]。エンブレムには青森ねぶたのねぶたの顔が使われている。
歴史編集
- 1995年(創設年)- 2002年
青森県社会人サッカーリーグで活動。2003年シーズンに東北社会人サッカーリーグ2部北ブロックに参戦したが、1年で青森県リーグへ降格。
- 2008年
青森県リーグ1部を10勝1分で優勝。北東北3県県リーグチャレンジリーグで2位。東北リーグ2部北8位の猿田興業との入れ替え戦に勝利し、東北リーグ2部北ブロックに6年ぶりに復帰。青森県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)はベスト8。
- 2009年
県サッカー選手権大会はベスト4、東北リーグ2部北ブロック、4勝3分け7敗で7位。12月27日、2部北ブロック入れ替え戦に勝利し、東北リーグ残留。
- 2010年
元C大阪のDF千葉貴仁らが加入。3勝1分け10敗の7位の成績。
- 2011年
3月11日の東日本大震災の影響で東北リーグ2部の北・南ブロックを1つに統合してリーグが開催。また、アンソメット岩手・八幡平と強化パートナーシップ提携を結んだ[3]。東北2部南・北統合5勝1分4敗。
- 2012年
2011年シーズンにコーチを務めたアンソメットの代表兼GMである丸山富洋が監督に就任。東北2部北ブロックで3位。
- 2013年
サッカースクールがスタート。また、ラインメール青森ジュニア創設。東北2部北ブロックで優勝し、1部へ昇格。
- 2014年
前年11月に判明した監督の丸山の不祥事(詳細は丸山富洋の記事参照)において丸山の有罪判決が出されたことを受けて、2月1日に丸山の監督辞任を発表。また、佐川印刷京都元コーチの葛野昌宏が後任監督に就任、4月にジュニアユース創設。東北リーグ1部では3位。県サッカー選手権大会は決勝でヴァンラーレ八戸に敗れ準優勝。また、第50回全国社会人サッカー選手権大会に初出場したが2回戦でVONDS市原に敗れた。
- 2015年
東北リーグ1部では無敗でシーズンを終えるも2位。県サッカー選手権大会で初優勝し、本大会に初出場。第51回全国社会人サッカー選手権大会でベスト4の成績。第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会で優勝した。12月9日のJFL理事会で2016年度からのJFL入会が承認された[4]。
- 2016年
チームスローガン:挑む CHALLENGE
JFL1stステージは勝ち点17の11位だったが、2ndステージは守備が安定して第1節 - 第8節まで無敗で第6節までは開幕6連勝を飾り、第3節 - 第8節までは6試合連続無失点試合を達成し、優勝争いにも絡んだ[5]。しかしその後は勝ち点は伸ばせずに勝ち点28の5位だったが、年間では勝ち点45の8位と健闘した[6]。
- 2017年
チームスローガン:挑む CHALLENGE
1stステージ第2節から2ndステージ第8節まで22試合無敗したこともあり、1stステージは勝ち点30の4位。2ndステージは勝ち点31の2位となり、年間でも勝ち点61の過去最高の2位を達成した。また、第72回国民体育大会サッカー成年男子にて、ラインメール青森の選手で編成された東北ブロック代表が優勝を果たした。これは青森県勢初の快挙である[7]。
- 2018年
チームスローガン:新たなるチャレンジ2020
シーズン終了後はJ3参入に向け「Jリーグ百年構想クラブ」の申請書類を提出。その後はホームタウンやクラブなどがJリーグからのヒアリングを受ける[8]。
- 2019年
チームスローガン:Detemination-決意-
2月19日、Jリーグ百年構想クラブとして承認された[1][9]。 9月24日にJリーグからJ3ライセンスが交付された[10]。
ホームスタジアム編集
- 2019年2月19日にJリーグ百年構想クラブとして承認された際に届け出たホームスタジアムは新青森県総合運動公園陸上競技場(カクヒログループ アスレチックスタジアム)である[1][11]。
- 主に使用するスタジアムは新青森県総合運動公園球技場、青森県総合運動公園陸上競技場、弘前市運動公園陸上競技場などである。カクヒロスタジアムは2020年シーズンから使用される予定[12]。
- 東北リーグ時代は、新青森のほか、青森市スポーツ会館多目的芝生広場(現・みちぎんドリームスタジアム)と併用していたが、スポーツ会館もスタンドがなく、JFL・J3の開催ができないため使用していない。
年度 | 新青森球 | 青森陸 | その他 |
2016 | 8 | 6 | 弘前1 |
2017 | 5 | 7 | 弘前3 |
2018 | 4 | 5 | 弘前3 ダイスタ2 むつ1 |
2019 | 5 | 8 | 弘前1 むつ1 |
成績と歴代監督編集
表彰編集
チーム編集
- 東北社会人サッカーリーグ1部
- 優勝 (2008年)
- 東北社会人サッカーリーグ2部北
- 優勝 (2013年)
- 第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会
- 優勝 (2015年)
ユニフォーム編集
- 2008年以前は不明のため、それ以後の情報を記す。
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チームカラー編集
- 青
ユニフォームスポンサー編集
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | 東和電材 | TOWA | 2008年 - | |
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鎖骨 | 無し | - | - | |
背中上部 | 丸大サクラヰ薬局 | ハッピードラッグ | 2013年 - | 2013年 - 2015年はパンツ |
背中下部 | 西田組 | NISHIDA | 2017年 - | |
袖 | 東洋社 | ㍿東洋社 | 2015年 - | |
パンツ | 角弘 | カクヒロ グループ |
2017年 - |
ユニフォームサプライヤー編集
歴代ユニフォームスポンサー編集
年度 | 胸 | 鎖骨 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ | サプライヤー |
2008 | TOWA | 解禁前 | 青森マリーナ | 解禁前 | - | - | adidas |
2009 | - | 青森マリーナ | NIKE | ||||
2010 | |||||||
2011 | |||||||
2012 | |||||||
2013 | サンワドー | - | ハッピードラッグ | UNDER ARMOUR | |||
2014 | |||||||
2015 | ㍿東洋社 | ||||||
2016 | ハッピードラッグ | - | - | ||||
2017 | NISHIDA | カクヒロ グループ | |||||
2018 | - | UMBRO | |||||
2019 |
関連項目編集
- ラインメール青森の選手一覧
- Jリーグ加盟を目指すクラブ
- ヴァンラーレ八戸 (八戸市と周辺自治体をホームタウンとするサッカークラブ、2019年にJリーグに参入)
- ブランデュー弘前FC (弘前市と周辺自治体をホームタウンとするサッカークラブ)
- 青森ダービー
- アンソメット岩手・八幡平
- 坂本サトル(チームのオフィシャルソング「何のために 誰のために」を制作)
脚注編集
- ^ a b c d e “Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2019年2月19日) 2019年2月20日閲覧。
- ^ http://reinmeer-aomori.jp/Club/
- ^ http://reinmeeraomorifc.ec-net.jp/club.html
- ^ “第18回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!” (プレスリリース), 日本フットボールリーグ, (2015年12月9日) 2019年3月3日閲覧。
- ^ 2016年ラインメール青森 - 日本フットボールリーグ
- ^ ラインメール最終戦黒星、年間通算8位 - 2016年11月14日 北海道新聞
- ^ ラインメール選手ら知事に国体優勝報告 - 2017年10月14日 東奥日報
- ^ “「Jリーグ百年構想クラブ」の申請受理のお知らせ” (プレスリリース), 公式サイト, (2018年12月7日) 2018年12月9日閲覧。
- ^ “「Jリーグ百年構想クラブ」認定のお知らせ” (プレスリリース), 公式サイト, (2019年2月19日) 2019年2月19日閲覧。
- ^ “2020シーズン J3クラブライセンス判定結果について (J3入会を希望するクラブ)” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2019年9月24日) 2019年9月24日閲覧。
- ^ 新陸上競技場命名権カクヒロGに - 陸奥新報、2019年8月2日(2019年10月4日閲覧)
- ^ ラインメール青森 クラブについて
- ^ “2018シーズン 新ユニフォーム決定のお知らせ” (プレスリリース), 公式サイト, (2018年1月24日) 2018年1月25日閲覧。
外部リンク編集
- 公式ウェブサイト
- ラインメール青森【公式】 (@reinmeer_aomori) - Twitter
- ラインメール青森FC - Facebook
- ラインメール青森FC事務局【公式】 (reinmeer_aomori) - Instagram
- ラインメール青森 - YouTubeチャンネル
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