ラインラント=プファルツ (フリゲート・初代)
ラインラント=プファルツ(ドイツ語: Rheinland-Pfalz, F 209)は、ドイツ海軍のフリゲート。ブレーメン級フリゲートの3番艦。艦名はラインラント=プファルツ州に由来する。
ラインラント=プファルツ | |
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基本情報 | |
建造所 |
ブローム・ウント・フォス ハンブルク造船所 ブレーマー・フルカン造船所(最終) |
運用者 | ドイツ海軍 |
艦種 | フリゲート |
級名 | ブレーメン級 |
艦歴 | |
起工 | 1979年9月25日 |
進水 | 1980年9月3日 |
就役 | 1983年5月9日 |
退役 | 2013年3月22日 |
要目 | |
排水量 | 満載 3,680トン |
全長 | 130.5m |
最大幅 | 14.57m |
吃水 | 6.5m |
機関 |
CODOG方式、2軸推進 LM2500ガスタービン × 2基 MTU 20V956 TB92ディーゼル × 2基 |
出力 | 51,600 / 10,400hp |
速力 |
30ノット(ガスタービン) 20ノット(ディーゼル) |
航続距離 | 4,000海里(巡航速度:18ノット) |
乗員 | 204名 |
兵装 |
76/62 コンパクト単装速射砲 × 1基 MLG-27 27mm機関砲 × 2基 Mk.49 RAM 近SAM 21連装発射機 × 2基 Mk.29 シースパロー 近SAM 8連装発射機 × 1基 Mk.141 ハープーン SSM 4連装発射筒 × 2基 Mk.32 mod.9 連装短魚雷発射管 × 2基 |
搭載機 | リンクス哨戒ヘリコプター ×2機 |
C4ISTAR | SATIR-II CDS + リンク 11 |
レーダー |
TRS-3D 3次元対空捜索 × 1基 WM-25 低空警戒/砲/PDMS射撃指揮 × 1基 STIR-180 PDMS射撃指揮 × 1基 ヌークレウス 5000 航法 × 1基 |
ソナー | STNアトラス DSQS-23BZ 船底装備 |
電子戦・ 対抗手段 |
EADS FL-1800S 統合電子戦システム SCLAR 囮発射機 × 2基 AN/SLQ-25対魚雷囮装置 |
艦歴
編集「ラインラント=プファルツ」は、ブローム・ウント・フォスハンブルク造船所で1979年9月25日に起工し、1980年9月3日に進水、最終工程をブレーマー・フルカン造船所で仕上げ、1982年5月9日に就役。同時に、第2機動隊群第4フリゲート戦隊に所属し、ヴィルヘルムスハーフェンを母港としていた。
ラインラント=プファルツ州が後援団体となっている。
1999年、アライド・フォース作戦に参加するためアドリア海に展開した。2009年1月22日にソマリア沖の海賊に対処するアタランタ作戦に参加するためアデン湾にて既に展開中であった「F212 カールスルーエ」と交代する。同年3月3日、貨物船を襲撃し終えた海賊の一部を逮捕に成功する。この行動で本艦とアメリカ合衆国海軍の巡洋艦「CG-61 モンテレー」の艦載ヘリコプターと共に対処にあたった[1]。
2009年にはアタランタ作戦に参加するためソマリア沖に展開している[2]。
船体の老朽化に伴い、2013年3月22日に退役となった。そして、その艦名はバーデン・ヴュルテンベルク級の4番艦に受け継がれることとなった。