ラグビージョージア代表
ラグビージョージア代表 (グルジア語: საქართველოს მორაგბეთა ეროვნული ნაკრები) は、ジョージアラグビー協会によるラグビーユニオンのナショナルチーム。愛称は「レロス」である。
ユニオン | ジョージアラグビー協会 | ||
---|---|---|---|
愛称 |
レロス ბორჯღალოსნები (Borjgalosnebi) | ||
エンブレム | ボージガーレイ | ||
ヘッドコーチ |
![]() | ||
主将 | ベカ・ゴルガゼ | ||
最多キャップ | ダヴィト・カチャラバ (122) | ||
最多得点選手 | メラブ・クビリカシヴィリ (478) | ||
| |||
初国際試合 | |||
![]() ![]() (12 September 1989) | |||
最大差勝利試合 | |||
![]() ![]() (8 April 2007) | |||
最大差敗戦試合 | |||
![]() ![]() (12 October 2003) | |||
ラグビーワールドカップ | |||
出場回数 | 6 (2003年初出場) | ||
最高成績 | 1次リーグ3位(2勝2敗) 2015 |
概要
編集ソビエト連邦下時代の1964年にグルジア協会として発足されたが、当時はまだソ連代表として戦っており、グルジアからソ連代表に選手を送り込むのみであった。
1989年、ヨーロッパラグビー協会(現在のラグビーヨーロッパ)に加盟し、同年9月12日にはジンバブエと初めてテストマッチを戦ったが、ソ連崩壊後も独立国家共同体チームとして戦い、1992年に国際ラグビー評議会(現在のワールドラグビー)に加盟。本格的な活動を開始。ラグビーユニオンを国民的スポーツとして定着させた。
W杯は1999年大会予選でプレーオフに進んだが、トンガに敗退。2003年大会で初出場を果たす。しかしプール戦全敗に終わる。2大会連続出場となった2007年大会ではナミビアを相手にワールドカップ初勝利をあげたが、残り3試合で敗れ、プール戦敗退。だが、アイルランド相手に善戦した(10-14)。2011年大会のプール戦でも1勝3敗に終わった。2015年大会もプール戦で敗退したが、初めて2勝をあげ、グループ3位という成績を残した。これにより、2019年大会の出場権を獲得した。
2020年、オータム・ネイションズカップに参加した[1]。
2022年2月からウクライナに対するロシアの軍事侵攻が始まった。これに伴って、ワールドカップ2023出場権2枠を争い2021年と2022年の2シーズンにわたり開催中だったヨーロッパ選手権において、ロシアの資格停止が2022年3月10日に決定した。これにより、ジョージアは総合順位で2位以上となることが確定し、ワールドカップ2023に6大会連続6回目の出場権を得た[2][3]。同3月12日にルーマニア代表を破り、8勝1分(総勝点39)でヨーロッパ地区1位になり、ワールドカップ2023はプールCでの出場が決まった[4]。
ワールドカップの成績
編集選手
編集現在の代表
編集ジョージア代表スコッド[5]
- ヘッドコーチ : リチャード・コッカリル
- キャプテン : ベカ・ゴルガゼ
※所属、 キャップ数(Cap)は2025年2月2日現在
ワールドラグビー男子ランキング
編集ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。
[6] | 上位30チーム(2025年3月17日時点)||||
---|---|---|---|---|
順位 | 変動* | チーム | ポイント | |
1 | 南アフリカ共和国 | 92.78 | ||
2 | ニュージーランド | 90.36 | ||
3 | アイルランド | 89.83 | ||
4 | フランス | 89.51 | ||
5 | アルゼンチン | 84.97 | ||
6 | イングランド | 84.73 | ||
7 | スコットランド | 82.36 | ||
8 | オーストラリア | 81.52 | ||
9 | フィジー | 80.07 | ||
10 | イタリア | 77.77 | ||
11 | ジョージア | 74.69 | ||
12 | ウェールズ | 73.39 | ||
13 | 日本 | 72.95 | ||
14 | サモア | 72.68 | ||
15 | アメリカ合衆国 | 70.02 | ||
16 | 1 | スペイン | 67.34 | |
17 | 1 | ウルグアイ | 67.06 | |
18 | 2 | ポルトガル | 66.44 | |
19 | トンガ | 65.46 | ||
20 | ルーマニア | 64.61 | ||
21 | チリ | 61.72 | ||
22 | 4 | ベルギー | 59.98 | |
23 | 1 | カナダ | 59.49 | |
24 | 1 | 香港 | 59.18 | |
25 | ナミビア | 57.87 | ||
26 | 1 | ブラジル | 57.16 | |
27 | 3 | ロシア | 57.01 | |
28 | オランダ | 56.53 | ||
29 | ジンバブエ | 55.26 | ||
30 | スイス | 54.10 | ||
*前週からの変動 | ||||
ジョージアのランキングの推移 | ||||
生のグラフデータを参照/編集してください. | ||||
出典: ワールドラグビー[6] 推移グラフの最終更新: 2025年3月17日 |
出典
編集- ^ アイルランド×ウエールズで開幕。日本も参加を検討したオータム・ネーションズカップ日程発表 . ラグビー共和国(2020年9月11日). 2020年10月31日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/sponichi_r/status/1501876262695956486”. Twitter. 2022年3月10日閲覧。
- ^ “ジョージアにW杯出場権 ロシアの予選除外で確定―ラグビー:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年3月10日閲覧。
- ^ “スペインが24年ぶり2度目のワールドカップ出場権獲得! 欧州予選で3位ポルトガル下し歓喜 | ラグビーリパブリック” (2022年3月13日). 2022年3月14日閲覧。
- ^ ბორჯღალოსნები ქოქრილმა რაგბი ევროპის ჩემპიონატისთვის ახალ სახეებს უხმო . ბორჯღალოსნები(2025年1月20日). 2025年2月2日閲覧。
- ^ a b “Men's World Rankings”. ワールドラグビー. 2025年3月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト 、