ラグビーポルトガル代表
ラグビーユニオン競技のポルトガル代表チーム
ラグビーポルトガル代表(ポルトガル語: Seleção Portuguesa de Rugby Union)は、ポルトガルラグビー連盟によるラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称の「オス・ロボス(Os Lobos)」はポルトガル語で、オオカミという意味。
ユニオン | ポルトガルラグビー連盟 | ||
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愛称 | オス・ロボス | ||
エンブレム | ポルトガルの国章 | ||
ヘッドコーチ | シモン・マニックス | ||
主将 | トマス・アップルトン | ||
最多キャップ | ヴァスコ・ウヴァ (93) | ||
最多得点選手 | ゴンサロ・マリェイロ (279) | ||
最多トライ選手 | アントニオ・アギラール (24) | ||
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初国際試合 | |||
ポルトガル 5–6 スペイン (リスボン、ポルトガル; 1935年4月13日) | |||
最大差勝利試合 | |||
ドイツ 0–69 ポルトガル (ホイゼンシュタム、ドイツ; 2010年2月27日) | |||
最大差敗戦試合 | |||
ニュージーランド 108–13 ポルトガル (リヨン、フランス; 2007年9月15日) | |||
ラグビーワールドカップ | |||
出場回数 | 2 (2007年初出場) | ||
最高成績 | プール戦4位 |
概要
編集ティア2[1]を中心としたヨーロッパインターナショナルチャンピオンシップ2003-2004で優勝。
ワールドカップ2007に向けた地区予選では、プレーオフに進みモロッコとウルグアイを下し、初出場を果たす。本大会では、ニュージーランドに13-108、スコットランドに10-56、イタリアに5-31、ルーマニアに10-14となり、全敗でプール戦を終えた[2]。
2019年6月から、元フランス代表選手のパトリス・ラジスケがヘッドコーチをつとめる。
2021年11月13日、首都リスボンの北に位置するコインブラ(エスタディオ・シダーデ・デ・コインブラ(コインブラ市営スタジアム))で日本代表と初対戦。25-38で破れたが、日本側が多くの反則を出し、善戦した[3]。
2022年、ワールドカップ2023最終予選で1位となって16年ぶりのワールドカップ出場を決めた[4]。
2023年のワールドカップ本大会ではプール戦で敗退したが、最終戦でフィジー代表を24-23で下しワールドカップ初勝利を挙げた[5]。
ワールドカップの成績
編集選手
編集現在の代表
編集オス・ロボススコッド
- ヘッドコーチ : シモン・マニックス
- キャプテン : トマス・アップルトン
※所属、 キャップ数(Cap)は2024年12月3日現在
ワールドラグビー男子ランキング
編集ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。
[6] | 上位30チーム(2025年1月13日時点)||||
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順位 | 変動* | チーム | ポイント | |
1 | 南アフリカ共和国 | 92.78 | ||
2 | アイルランド | 90.78 | ||
3 | ニュージーランド | 90.36 | ||
4 | フランス | 88.51 | ||
5 | アルゼンチン | 84.97 | ||
6 | スコットランド | 83.34 | ||
7 | イングランド | 82.31 | ||
8 | オーストラリア | 81.52 | ||
9 | フィジー | 80.07 | ||
10 | イタリア | 78.64 | ||
11 | ウェールズ | 74.01 | ||
12 | ジョージア | 73.85 | ||
13 | 日本 | 72.95 | ||
14 | サモア | 72.68 | ||
15 | アメリカ合衆国 | 70.02 | ||
16 | ポルトガル | 68.82 | ||
17 | ウルグアイ | 67.06 | ||
18 | スペイン | 65.98 | ||
19 | トンガ | 65.46 | ||
20 | ルーマニア | 63.01 | ||
21 | チリ | 62.99 | ||
22 | カナダ | 59.18 | ||
23 | 香港 | 58.62 | ||
24 | ロシア | 58.06 | ||
25 | ナミビア | 57.87 | ||
26 | ブラジル | 57.40 | ||
27 | オランダ | 57.29 | ||
28 | ベルギー | 56.51 | ||
29 | ジンバブエ | 56.03 | ||
30 | スイス | 56.04 | ||
*前週からの変動 | ||||
ポルトガルのランキングの推移 | ||||
生のグラフデータを参照/編集してください. | ||||
出典: ワールドラグビー[6] 推移グラフの最終更新: 2025年1月13日 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “ラグビー界における「ティア1(tier)」と「ティア2」とは?”. ラグビーHack (2016年11月22日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “ポルトガルのラグビーは感情であふれる ~日本代表との「片思いの大試合」を前に~”. news.jsports.co.jp. 2021年11月11日閲覧。
- ^ “ラグビー日本代表 格下ポルトガルに大大大苦戦でヒヤヒヤ勝利”. スポニチアネックス. 2023年7月31日閲覧。
- ^ ポルトガルが土壇場PGで16年ぶりのラグビーW杯出場権獲得! アメリカは引き分けで涙。 . Scottishrugby(2022年11月19日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ ポルトガルが死闘制しW杯初勝利! フィジー敗れるもBP獲得で16年ぶりに準々決勝進出 . 2023年10月9日閲覧。
- ^ a b “Men's World Rankings”. ワールドラグビー. 13 January 2025閲覧。