ラジャサウルス (学名 Rajasaurus) は、後期白亜紀、まだアジアと陸続きになっていなかったインドに生息していた大型肉食恐竜。かつて海に近い沼地であったことを示す石灰岩、内陸であったことを示す川の沈積物の両方から発見されており、広く生息していたと思われる。

ラジャサウルス
生息年代: 中生代後期白亜紀, 67 Ma
ラジャサウルス(獲物はイシサウルス
地質時代
後期白亜紀
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : ケラトサウルス下目
Ceratosauria
: アベリサウルス科
Abelisauridae
亜科 : カルノタウルス亜科
Carnotaurinae
: ラジャサウルス
Rajasaurus
  • R.narmadensis

アベリサウルス科に属し、骨が重く、肋骨は短い。前肢はほとんど見つかっていないが、他のアベリサウルス科と同様、短かったと考えられている。全長は9m程度。頭頂部に目立つ太い角が1本ある。この特徴はマジュンガサウルスと近似しており、両者が系統的に近い種であることを示唆している。

関連項目 編集