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ストーリー編集

 任務中に倒れ、病院へ運ばれたベテランCIAエージェントのイーサン・レナー(ケヴィン・コスナー)は、脳腫瘍で医師から余命3ヶ月と告げられる。

そこで危険な仕事から足を洗い、残された時間を離婚した妻クリスティン(コニー・ニールセン)と16歳の娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)と共に過ごしたいと願い、パリへと向かう。

久しぶりにパリのアパートメントに戻ってみると不法移民のジュールス(エリック・エブアニー)と彼の家族が勝手に部屋を占拠していた。

5年間放ったらかしのゾーイに急に父親らしい事をしようというイーサンは頑張りが空回りで父娘の溝は深まるばかり。

そんな中、女エージェントのヴィヴィ・ディレイ(アンバー・ハード)が、延命を可能にする試験薬を餌に仕事を持ちかけてくる。

それは、テロリスト集団の首領ウォルフガング・ブラウン、通称ウルフ(リチャード・サメル)を仕留めなければならないという最も困難な任務だった。

不思議な縁で知り合ったジュールス一家とだが、彼らの家族の絆の強さにイーサンは自分と家族との関係を省みて影響されていく。

こうして、良き父親となり娘の信頼を勝ち取り平凡な家庭を再構築するための奮闘と、困難な暗殺計画に臨む凄腕エージェントという二つの顔を同時に遂行するという、かつてない過酷なミッションに挑むことになったイーサンだったが…。

キャスト編集

※括弧内は日本語吹替

製作編集

2012年8月6日、Deadline.comケビン・コスナーがマックG監督の映画で政府に雇われた暗殺者、イーサン・レナー役のオファーを受けていると報じた[3]フランスを舞台とした本作は、リュック・ベッソンアディ・ハサックが脚本を書き上げ、ヨーロッパ・コープが製作したものである。なお、北米での配給権はレラティビティ・メディアが獲得した[3]。同年10月2日、コスナーが本作の主役に抜擢されることが正式に決まった[5]。11月29日、ヘイリー・スタインフェルドが本作に出演することと本作の製作が2013年初頭にも始まることが報じられた[6]。12月13日にはアンバー・ハードの出演が決まった[7]。2013年1月7日には、コニー・ニールセンの出演も決定した[8]

撮影編集

2013年1月7日、パリセルビアで撮影が開始され、4月には撮影が終了した[8]。本作のいくつかのシーンはサン=ドニにあるリュック・ベッソンが設立した映画スタジオCité du Cinémaで撮影された。4月13日には、コスナーが撮影のためにベオグラードに入った[9]。15日にはホテル・ユーゴスラビアの前で撮影を行い[10]、18日にセルビアのイビツァ・ダチッチ首相に面会した[11]

プロモーション編集

2013年1月31日、本作を撮影している様子を写した写真が公開された[12]。同年11月にはスチールも公開された[13]。12月17日には、製作会社が本作のポスターとファースト・トレイラーを出した[14]

2014年1月30日に行われた第48回スーパーボウルにおいて、レラティビティ・メディアは本作のテレビCMを流した[15]

公開編集

2013年5月28日、レラティビティ・メディアは本作の公開日を2014年2月14日と発表した[16]。10月30日、トライスター・ピクチャーズ製作のアクション映画『ポンペイ』と競合するにも関わらず、2月21日に公開を延期した[17]

日本では2014年6月21日から公開され[18]、日本語字幕翻訳は戸田奈津子が行った。キャッチコピーは「職業、スパイ。弱点、16歳の娘。」

評価編集

興行収入編集

前述のように、ディザスター・アクション映画『ポンペイ』との競合が懸念されていた本作だったが、むしろ、『LEGO ムービー』に観客を奪われる形となってしまった[19]

北米市場において公開初週に1224万ドルを稼ぎ出し週末興行収入ランキング2位となった[20]。なお、この数字はリュック・ベッソンとレラティビティ・メディアがタッグを組んだ2013年の映画『マラヴィータ』の公開初週の売り上げ(1403万ドル[21])を若干下回るものであった[19]

批評編集

本作は批評家から酷評されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには、82件のレビューがあり、批評家支持率は32%、平均点は10点満点で4.5点となっている。サイト側による批評の要約は「『ラストミッション』は高度な技術を要したアクションシーンと底の浅い家族の葛藤の描写が調和していない映画だ。」となっている[22]。また、Metacriticには、29件のレビューがあり、加重平均値は40/100となっている[23]

脚注編集

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  1. ^ a b c 3 Days to Kill”. 2014年4月3日閲覧。
  2. ^ キネマ旬報」2015年3月下旬号 102頁
  3. ^ a b c After ‘Hatfields & McCoys’, Kevin Costner Eyes Jack Ryan, ‘Three Days To Kill’”. 2014年4月3日閲覧。
  4. ^ Amber Heard Joins 'Three Days to Kill'”. 2014年4月3日閲覧。
  5. ^ a b Kevin Costner, McG set for Secret Service thriller”. 2014年4月3日閲覧。
  6. ^ a b Hailee Steinfeld Joins Kevin Costner for an Action Thriller from Director McG”. 2014年4月3日閲覧。
  7. ^ a b Amber Heard to ‘Kill’ opposite Kevin Costner”. 2014年4月3日閲覧。
  8. ^ a b c Amber Heard, Hailee Steinfeld, Connie Nielsen Join Cast of Kevin Costner Thriller”. 2014年4月3日閲覧。
  9. ^ Kevin Costner in Belgrade”. 2014年4月4日閲覧。
  10. ^ Costner feels fine in Belgrade”. 2014年2月28日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月4日閲覧。
  11. ^ Serbian PM Ivica Dacic met Kevin Costner today”. 2014年4月4日閲覧。
  12. ^ First Look At Amber Heard & Kevin Costner In THREE DAYS TO KILL!”. 2014年4月4日閲覧。
  13. ^ New Images From McG’s ‘Three Days To Kill’ Starring Costner & Heard”. 2014年4月4日閲覧。
  14. ^ 'Three Days to Kill' Trailer Starring Kevin Costner”. 2014年4月4日閲覧。
  15. ^ '3 Days to Kill' Super Bowl TV Spot Starring Kevin Costner”. 2014年4月4日閲覧。
  16. ^ Kevin Costner movie 'Three Days to Kill' gets release date”. 2014年4月4日閲覧。
  17. ^ Relativity Pushes ‘Three Days To Kill’ Opening Back A Week”. 2014年4月3日閲覧。
  18. ^ 映画『ラストミッション』 - シネマトゥデイ(2017年7月17日閲覧)
  19. ^ a b Weekend Report: 'LEGO' Obliterates '3 Days,' 'Pompeii'”. 2014年4月4日閲覧。
  20. ^ February 21-23, 2014”. 2014年4月4日閲覧。
  21. ^ September 13-15, 2013”. 2014年4月4日閲覧。
  22. ^ 3 Days To Kill (2014)”. 2014年4月4日閲覧。
  23. ^ 3 Days to Kill”. 2014年4月4日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集