ラッパ飲み

瓶詰めの液体を瓶に口をつけて直接飲むこと

ラッパ飲み(ラッパのみ、喇叭飲み)は、瓶詰めの液体を瓶に口をつけて直接飲むこと。その様子がラッパを吹くようだったことから名付けられた[1]

瓶ビールをラッパ飲みする男性

小瓶のラッパ飲み 編集

ビールの小瓶は一説には「ラッパ飲み用に作られた」とする説がある[2]

危険性 編集

誤嚥
ペットボトルのラッパ飲みは危険だとされている。これは上を向いて液体を一気に飲もうとすると、嚥下の処理能力を超えてしまうことで気管に入りやすくなるからである。そのため、コップなどで少量ずつ飲む方が安全である[3]
細菌の増殖
飲み口に直接口を付ける為、飲み口部が常在菌や口腔内の細菌に汚染される[4]。特に、お茶では細菌類が増殖する為の栄養分が豊富にあることから、ミネラルウォーターや酸性のスポーツドリンクと比較して増殖速度が速いと報告されている[4]

関連リンク 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 広辞苑第七版. 岩波書店. (2020年10月2日) 
  2. ^ マナー学科 No.37 海外で小びんはコップに移さず、びんから飲むの。キュンとくるわねー。│マナー学科│キリンビール大学|キリン”. キリン株式会社. 2020年10月2日閲覧。
  3. ^ 水分補給で「ペットボトルのラッパ飲み」はNG 医師が警告”. ライブドアニュース. 2020年10月2日閲覧。
  4. ^ a b 成井浩二, 竹ノ内清彦, 野口雅久, 笹津備規「園児が飲用したペットボトルの細菌学的調査」『東京薬科大学研究紀要』第7号、東京薬科大学、2004年、1-4頁、ISSN 13438956NAID 120006644879