ラッフルズ・ホテル・アンド・リゾーツ

ラッフルズ・ホテル・アンド・リゾーツ(Raffles Hotels & Resorts)はシンガポール証券取引所上場企業であるラッフルズ・ホールディングスのホテル運営部門として1989年に設立された。アコー傘下。

Raffles Hotels & Resorts
種類
子会社
業種 Hospitality
設立 1887
拠点数
18
事業地域
Worldwide
主要人物
Omer Acar (CEO Raffles & Orient Express)[1]
サービス 高級ホテル
親会社 アコー
ウェブサイト raffles.com

概要 編集

設立後の最初の仕事はシンガポールにあるラッフルズ・ホテルの修復であった。1991年に修復が終了し、リニューアルオープンした。その後独自のブランドの開発に着手し、誕生したのがマーチャントコートである。1997年にはロンドンブラウンズ・ホテルハンブルクのフィヤー・ヤーレスツァイテンをそれぞれ買収(現在、ブラウンズ・ホテルはラッフルズ・ホテル・アンド・リゾーツを離脱し、ロッコ・フォルテホテルズに加盟)。

また、2002年にスイスホテルズ&リゾーツを約263億円で買収し、経営規模を拡大した。日本でも、2003年に大阪市南海電鉄難波駅に隣接する南海サウスタワーホテル大阪の建物を南海電鉄から賃借し、スイスホテル南海大阪に改名してチェーン化した。これにより、世界20数国では、ラッフルズ・インターナショナル ホテルズ&リゾーツとして「ラッフルズ」や「スイスホテル」ブランドでチェーン展開していた。

フェアモント・ラッフルズ・ホテルズ・インターナショナル 編集

ラッフルズ・インターナショナルは、サウジアラビアアル・ワリード王子の所有するキングダム・ホールディング・カンパニーアメリカの投資会社コロニー・キャピタルが作った「キングダム・ホテルズ・インターナショナル」によって買収された。

2006年5月に、同じくキングダム・ホテルズ・インターナショナルに買収されたカナダトロントに本部を置く名門ホテルチェーンの「フェアモント・ホテルズ・アンド・リゾーツ」に合併され、現在はフェアモント・ラッフルズ・ホテルズ・インターナショナル(Fairmont Raffles Hotels International)(本社はカナダのトロント)になった。

ホテルが運営している都市 編集

アメリカ 編集

アジア・オセアニア 編集

欧州 編集

脚注 編集

  1. ^ Board of Directors”. Accor. 2021年8月2日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集