ラデス
ラデス(アラビア語: رادس、Radès)は、チュニジアのベンナラス県にある港湾都市。同国の首都チュニスの南東9キロメートルに位置し、チュニスの郊外を形成するほか、チュニス港の入り口付近はラデスに所在する。
ラデス رادس | |
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Radès | |
ラデス港 | |
北緯36度46分 東経10度17分 / 北緯36.767度 東経10.283度 | |
国 | チュニジア |
県 | ベンナラス県 |
標高 | 160 ft (50 m) |
人口 (2007) | |
• 合計 | 75,893人 |
等時帯 | UTC+1 (CET) |
郵便番号 |
2040 |
民族 | アラブ人 |
宗教 | イスラム教 |
概要
編集ラデス市内はRadès Medina、Radès Méliane、Rades Forêt、Chouchet Radès、El Malleha、Noubou、The Olympic cityから形成され、Farhat Hached高校が所在する。
チュニス湖の対岸にあるラグレットとの間には、日本の海外経済協力基金(OECF)からの貸付と政府開発援助(ODA)により、ラデス・ラグレット橋が建設された[1][2]。また、チュニジア最大の発電所であるラデス発電所には、丸紅が3割の出資を行っている[3]。
スポーツ
編集市内にあるスタッド・オリンピック・ドゥ・ラデは65,000人収容の競技場で、サッカーチュニジア代表が試合で使用する。同競技場は2002年にアフリカ陸上競技選手権大会の会場としても利用された。
脚注
編集- ^ 国際協力機構"ラデス-ラグレット橋建設事業"1999年3月30日(2013年8月30日閲覧。)
- ^ ナゴヤ・ポート・ニュース"海外ポートセールス 地中海・北アフリカ経済交流並びに名古屋港利用促進使節団"平成20年12月号(2013年8月30日閲覧。)
- ^ 茂木敏充"衆議院予算委員会の北アフリカ出張報告"(2013年8月30日閲覧。)