ランチア・ハイエナ
ハイエナ/デルタ・ザガート・ハイエナ (HYENA/Delta Zagato Hyena)は、ランチアとザガートが製造販売していた自動車である。
概要
編集ハイエナ デルタ・ザガート・ハイエナ | |
---|---|
概要 | |
製造国 | イタリア |
販売期間 | 1992-1993年 |
ボディ | |
乗車定員 | 2名 |
ボディタイプ | 2ドア クーペ |
駆動方式 | 4WD |
パワートレイン | |
エンジン | 2.0L I4 |
変速機 | 5MT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,475mm |
全長 | 3,985mm |
全幅 | 1,740mm |
全高 | 1,240mm |
車両重量 | 1,148kg |
オランダの実業家ポール・コートと、芸術家ナーニ・テデスキの描いたスケッチを基に、ザガートのマネージメントによって生み出された。
ランチアデルタ・インテグラーレ・エボルツィオーネのプラットフォームを流用。外装は総アルミボディの2ドアスポーツクーペで、内装は総カーボンファイバーとし、オリジナルのデルタに較べ150kgの減量を施す。エンジンも250psまでチューンし、本格的なライトウエイトスポーツを目指した。
この車は1992年1月のブリュッセル・モーターショーにてデビュー。ザガート生誕75周年を記念して75台の製作予定と発表されたが、主にインテリアのカーボン・ファイバーの製造に問題があり、結局25台程度がラインアウトしたに留まったと言われる。
エンジン・モデル
編集オリジナルの直列4気筒DOHC2リッターのデルタ・インテグラーレのエンジンを、点火及びインジェクション・タイミング、フューエル・プレッシャー、ターボ・プレッシャーを変更。馬力は210psから250psに、最大トルクも40Kg-mまでスープアップした。
車名
編集「HYENA (ハイエナ)」は、ハイエナ科に属する動物に由来する。
関連項目
編集参考文献
編集- カーグラフィック誌
- ネコ・パブリッシング/ワールド・カー・ガイド誌