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解説編集

ランディ・ブレッカーはジャズロックおよびR&Bのジャンルにおける著名な奏者であり、以下のような数多くのアーティストとともに演奏を行っている:スタンリー・タレンタインビリー・コブハムブルース・スプリングスティーンサンディップ・バーマンチャールズ・ミンガスブラッド・スウェット・アンド・ティアーズホレス・シルヴァーフランク・ザッパパーラメントクリス・パーカージャコ・パストリアスダイアー・ストレイツほか。

ランディ・ブレッカーは、インディアナ大学においてビル・アダムにトランペットを習った。

ランディはブラッド・スウェット・アンド・ティアーズのファーストアルバム『子供は人類の父である』(Child Is Father to the Man)で演奏を行っているが、後にバンド創設者のアル・クーパーとトランペット奏者のジェリー・ワイズが脱退した際に共にバンドを脱退した。ルー・ソロフが彼に代わって以降のアルバムに参加している。

彼は1973年に結成されたラリー・コリエルフュージョン・バンド「イレブンス・ハウス」の創設メンバーでもあった。

ランディ・ブレッカーはジャズ・サクソフォーン奏者マイケル・ブレッカーの兄である。彼らは共同でバンド「ブレッカー・ブラザーズ」を結成した。このバンドは著名なファンク・フュージョン・バンドで、1970年代から1990年代にかけて数作のアルバムをレコーディングした。

1982年にブレッカー・ブラザーズが解散した後、ランディはジャコ・パストリアスワード・オブ・マウス・ビッグ・バンドに参加し、録音およびツアー活動を行った。その後間もなく彼はブラジルのジャズピアニストイリアーヌ・イリアスと出会い、後に結婚している(現在は離婚)。イリアーヌとランディは独自のバンドを結成し、数回の世界ツアーを行った他、共同制作のアルバム『アマンダ』(Amanda)をパスポート・レコードからリリースした。尚、二人の娘であるアマンダ・ブレッカーは後にヴォーカリストとしてデビューしている。

2001年夏、ランディはマイケルと共にブレッカー・ブラザーズをアコースティック・バージョンとして再結成してヨーロッパツアーを行い、また自らのアルバム『ハンギン・イン・ザ・シティ』(Hangin' In The City)の収録曲のプロモーションも行った。

ESCレコードから2003年4月にリリースされた『34th N Lex』には、ランディ自身の作曲・編曲による11の楽曲が収録され、収録メンバーは通常ランディと共に演奏しているバンドメンバーに加えてデイヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカー、フレッド・ウェズリーロニー・キューバーらによる「ドリーム・ホーン・セクション」およびランディの現在の夫人であるイタリアのテナーサクソフォーン奏者アダ・ロヴァッティが参加している。

ランディ・ブレッカーは、GRPオールスタービッグバンドのメンバーでもある。

ディスコグラフィ編集

リーダー作品編集

  • 『スコア』 - Score (Solid State) 1969年
  • イリアーヌ・イリアスと共同名義, 『アマンダ』 - Amanda (Passport) 1985年
  • 『イン・ジ・イディオム』 - In the Idiom (Denon) 1986年
  • 『ライブ・アット・スイート・ベイジル』 - Live at Sweet Basil (GRP) 1988年
  • 『トー・トゥ・トー』 - Toe to Toe (MCA) 1990年
  • ニールス・ラン・ドーキー、ダニエル・ユメール、クリス・ミン・ドーキーと共同名義, Paris By Night (Soul Note) 1993年
  • 『イントゥ・ザ・サン』 - Into the Sun (Concord) 1995年
  • 『ハンギン・イン・ザ・シティ』 - Hangin' in the City (ESC) 2001年
  • 『34TH・アンド・レックス 』 - 34th N Lex (ESC) 2003年
  • ビル・エヴァンスと共同名義, 『サム・スカンク・ファンク:ソウル・バップ・バンド・ライヴ』 - Soul Bop Band Live (BHM Productions) 2004年(CD 2枚組)
  • マイケル・ブレッカーヴィンス・メンドーザらと共同名義, 『サム・スカンク・ファンク』 - Some Skunk Funk (Telarc) 2005年(第49回グラミー賞(最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム賞))
  • Randy in Brasil(2006年11月録音)(MAMA) 2008年(第51回グラミー賞(最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞))
  • Nostalgic Journey (Summit) 2009年
  • the Danish Radio Big Bandと共同名義, The Jazz Ballad Song Book (Half Note/Red Dot) 2011年
  • Night in Calisia (Summit) 2013年(ライヴ。第56回グラミー賞(最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム)。)
  • The Brecker Brothers Band Reunion (Piloo) 2013年
  • The Depaul University Jazz Ensembleと共同名義, Dearborn Station(2014年5月録音)(Jazzed Media) 2015年
  • ボビー・シュー英語版、Jan Hasenohrlと共同名義, Trumpet Summit Prague (Summit) 2015年
  • Randypop! (Piloo) 2015年
  • Mats Holmquist、UMOジャズ・オーケストラと共同名義, Together (MAMA) 2018年

ブレッカー・ブラザーズの作品編集

GRPオールスター・ビッグバンドの作品編集

サイドマン作品編集

参考文献編集

  • 『JAZZトランペット』ジャズ批評編集部編、松坂〈ジャズ批評ブックス〉、2001年、40-41頁。ISBN 491555709X

外部リンク編集