レイエ川(レイエがわ、オランダ語: Leie)は、フランスベルギーを流れる河川で、スヘルデ川の支流。オランダ語名はライエ川とも表記される。フランス語名はリス川(Lys)。フランス北部のパ=ド=カレー県に源を発し、ベルギーのヘントでスヘルデ川と合流する。全長は202km。

レイエ川 / リス川
ヘント付近
水系 スヘルデ川
延長 202 km
水源 フランス
水源の標高 115 m
河口・合流先 スヘルデ川(ヘント)
流域 フランスの旗 フランス ベルギーの旗 ベルギー
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レイエ川沿いに建つオーイドンク城オランダ語版は、レイエ川の真珠と称される[1][2]

人口が過密な工業地帯を流れることから、水質は非常に悪い。昔はアマの紡織でよく知られていた。ベルギーのデーンズとヘントの間のレイエ地域は、20世紀前半に多くの画家が題材にした。

川は源流があるパ=ド=カレー県リズブールから、下記の都市をめぐりながら北東へ流れてゆく。

フランス
ベルギー

脚注 編集

  1. ^ 『ベルギー・フランダース』 2004, p. 200.
  2. ^ ゲント郊外のオーイドンク城とシント・マルテンス・ラーテム(フランダース)”. オランダ&フランダース (2014年7月8日). 2018年10月21日閲覧。

参考文献 編集

  • 旅名人編集室編『ベルギー・フランダース 中世ヨーロッパ史の縮図』日経BP企画、2004年。ISBN 978-4-86130-040-0 

外部リンク 編集