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リニアライナー(Linear Liner)とは、タカラトミーが2015年から2017年まで生産・販売していたリニアモーターカー型鉄道玩具である。

目次

概要編集

実際に磁力で浮上走行し、実車車輌をモデルにしたリニアモーターカー模型玩具である。このような製品は世界初とする報道もある[1]が、実際にはこれに先んじて1985年つくば科学万博に際し会場内を走行したHSST-03形の電磁石と永久磁石により浮上走行する模型[2]日航商事より発売されている[3][4]。リニアライナーの車輌は小型にデフォルメされている。「リニアライナー超電導リニアL0系スペシャルセット」は、「日本おもちゃ大賞2015 イノベイティブ・トイ部門 大賞」を受賞した。

仕組み編集

リニアライナーは車両に搭載した磁石およびコイルと、レールに取り付けられた磁石との反発によって非接触で浮上・走行する。高速磁気センサーが前方の円形磁石の磁力を感知し、コイルに電流が流れ磁界を発生させる。レールと車両の磁石同士の反発で推進力が発生し、車両が前進する。ただ、これらの仕組みは超電導リニアとは異なる[5]。実物の90分の1のサイズのため、実際のスピードは時速約6キロメートルで、90倍すると時速540キロメートルになる[6]。スケールスピードが時速1000キロメートルを超えた例もある[7]

種類編集

リニアライナー超電導リニアL0系スペシャルセット編集

  • セット内容:「超電導リニアL0系」車両1個、コントロールステーション(充電兼用)1個、ストレートレール6本、 ハーフレール2本、カーブレール8本、橋脚23個、ストレートトンネル1個、カーブトンネル1個、陸橋1個、タカラトミーACアダプター「TYPE5U」1個、取扱説明書1個
  • メーカー希望小売価格:35,000円

リニアライナー専用ストレートレール編集

  • セット内容:ストレートレール2本、橋脚3個
  • メーカー希望小売価格:2,000円

リニアライナー専用カーブレール編集

  • セット内容:カーブレール4本、橋脚9個
  • メーカー希望小売価格:4,000円

脚注編集

  1. ^ “タカラトミー、世界初の磁力で浮上・走行できる玩具「リニアライナー 超電導リニアL0系スペシャルセット」 4両編成で超電導リニアL0系を再現”. トラベルwatch. (2015年5月26日). https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/703811.html 2017年11月16日閲覧。 
  2. ^ 永久磁石による浮上のみで走行しないディスプレイモデルも存在した。
  3. ^ 「愛蔵版 鉄道模型考古学N : オールカラーで蘇る、Nゲージ創生期〜1990年頃の機関車モデル」 P.162、ネコ・パブリッシング、2013年4月、 ISBN 978-4-7770-5345-2
  4. ^ 製造はエンドウが担当。
  5. ^ ※磁石を浮上・走行に活用しているという共通点はあるが、仕組みは超電導リニアとは異なる。
  6. ^ 玩具の域超えた!「リニアライナー」開発秘話|旅・趣味|東洋経済オンライン
  7. ^ リニアライナー 超電導リニアL0系」が時速1000kmに挑戦! タカラトミー最高速チャレンジイベントレポート

外部リンク編集