リプリー 暴かれた贋作

リプリー 暴かれた贋作』(リプリー あばかれたがんさく、原題: Ripley Under Ground)は、2005年アメリカ合衆国サスペンス映画。監督はロジャー・スポティスウッド、出演はバリー・ペッパークレア・フォーラニなど。パトリシア・ハイスミス1970年の小説『贋作英語版[注 1]を原作としている。

リプリー 暴かれた贋作
Ripley Under Ground
監督 ロジャー・スポティスウッド
脚本 ウィリアム・ブレイク・ヘロン
ドナルド・ウェストレイク
原作 パトリシア・ハイスミス
贋作英語版
製作 スティーヴン・ウージュレイキ
アントワーヌ・ドゥ・クレルモン=トネールフランス語版
マルコ・メーリッツ
ジェームズ・アサートン
マイケル・オホーヴェン英語版
ウィリアム・ヴィンス英語版
製作総指揮 スティーヴ・クリスチャン
デヴィッド・バロン
エバーハード・ケイサー
出演者 バリー・ペッパー
クレア・フォーラニ
ウィレム・デフォー
音楽 ジェフ・ダナ
撮影 ポール・サロッシー英語版
編集 ミシェル・アルカン英語版
製作会社 Cinerenta Medienbeteiligungs KG
公開 アメリカ合衆国の旗 2005年11月6日AFI映画祭
上映時間 101分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
フランス語
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本国米国では一般公開されず、2005年11月に開催されたAFI映画祭で上映された[1][2]。 日本では劇場公開されず、2009年8月28日にDVDが発売された[3]

ストーリー編集

ロンドンに住むトム・リプリーは希代の天才詐欺師。

ある日、友人である新進気鋭の画家ダーワットが恋人のシンシアにプロポーズを断られ、運転する車ごと木にぶつかり自殺する。現場を目撃したのはリプリー、シンシア、画商のジェフ、そしてダーワットのライバルでシンシアを愛する売れない画家のバーナードの4人。ジェフによると、ダーワットは確かに注目されている画家だが、今この段階で死なれては絵が売れないという。リプリーの提案で4人はダーワットの死を隠すことにする。

そんなある日、かねてよりダーワットに注目していたアメリカ人バイヤー、マーチソンがやってくる。既に全ての作品が売却済だと告げるジェフに、「次の作品を買う」と強引に小切手を手渡すマーチソン。困ったジェフがリプリーらに相談すると、リプリーは「ダーワットの未完の作品がいくつかあるので、それをバーナードが完成させ、ダーワットの作品として売れば良い」と提案する。反発するバーナードを、シンシアをエサに巧みにそそのかすリプリー。一方、リプリーはふとしたことから知り合ったフランス人留学生エロイーズがフランスの大富豪の1人娘であると知る。

万事がうまく行ったかに見えたが、マーチソンは購入した絵がダーワットの作品でないことを見抜く。ダーワットに会わせろというマーチソンにリプリーはダーワットになりすましてマーチソンと会う。

キャスト編集

作品の評価編集

バラエティ誌のロバート・ケーラーは「パトリシア・ハイスミスの最も有名な悪人を嫌味ったらしい方向に押しやろうと努力しているが、『リプリー 暴かれた贋作』はあまりにそわそわしていてはっきりとしないため持続的なトーンに落ち着くことができず、ヒステリックな風刺と洗練されたユーロ・スリラーの間の無人地帯に陥っている。」と評するとともに、過去の映画で描かれたリプリーと比較して、主演のバリー・ペッパーでは「悪魔のように複雑で殺人的な詐欺師を演じきることはできない」と断じている[4]

関連項目編集

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 映画『太陽がいっぱい』『リプリー』の原作小説の続編であり、主人公トム・リプリーのその後を描いた『トム・リプリー』シリーズの第2弾。

出典編集

  1. ^ RIPLEY UNDER GROUND” (英語). AFI FEST. 2021年5月28日閲覧。
  2. ^ McClintock, Pamela (2005年9月20日). “Cash biopic to open AFI Fest” (英語). Variety. https://variety.com/2005/film/news/cash-biopic-to-open-afi-fest-1117929395/ 2021年5月28日閲覧。 
  3. ^ リプリー 暴かれた贋作 [DVD]”. amazon.co.jp. 2021年5月28日閲覧。
  4. ^ Koehler, Robert (2005年11月13日). “Ripley Under Ground” (英語). Variety. https://variety.com/2005/film/markets-festivals/ripley-under-ground-1200520340/ 2021年5月28日閲覧。 

外部リンク編集