リーガ・エスパニョーラ1984-1985

リーガ・エスパニョーラ1984-1985は、スペインの国内プロサッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラの1部リーグのプリメーラ・ディビシオンの54回目のシーズンである。1984年9月1日から1985年4月21日に開催された。
 セグンダ・ディビシオンから昇格し、本季のプリメーラ・ディビシオンに参戦するのは、セグンダ・ディビシオン1983-1984の成績上位によって自動昇格した「エルクレスCF」・「ラシン・サンタンデール」・「エルチェCF」の合わせて3チーム。
 「FCバルセロナ」が、1973-74シーズン以来となる11シーズンぶり通算10回目のプリメーラ・ディビシオン優勝を達成した。

順位 編集

スペインプロリーグ機構の成績資料に基づく[1]

順位 クラブ名 勝点 得点 失点 備考
1 FCバルセロナ 53 21 11 2 69 25 +44 UEFAチャンピオンズカップ 1985-86 一回戦出場権
2 アトレティコ・マドリード 43 16 11 7 51 28 +23 UEFAカップウィナーズカップ 1985-86 出場権[2]
3 アスレティック・ビルバオ 41 13 15 6 39 26 +13 UEFAカップ1985-86 一回戦出場権
4 スポルティング・デ・ヒホン 41 13 15 6 34 23 +11
5 レアル・マドリード 36 13 10 11 46 36 +10
6 CAオサスナ 34 13 8 13 38 38 0
7 レアル・ソシエダ 34 11 12 11 41 33 +8
8 RCDエスパニョール 34 11 12 11 40 44 -4
9 バレンシアCF 33 9 15 10 40 37 +3
10 レアル・サラゴサ 33 11 11 12 39 39 0
11 ラシン・サンタンデール 32 10 12 12 27 34 -7
12 セビージャFC 31 10 11 13 29 41 -12
13 レアル・バジャドリード 30 7 16 11 39 45 -6
14 レアル・ベティス 30 11 8 15 37 43 -6
15 エルクレスCF 30 9 12 13 28 45 -17
16 CDマラガ 29 7 15 12 23 36 -13 セグンダ・ディビシオンに自動降格
17 エルチェCF 26 6 14 14 18 37 -19
18 レアル・ムルシア 22 6 10 18 24 52 -28

ピチーチ賞 編集

最も多く得点を挙げた選手にはピチーチ賞が贈られる。

順位 選手 所属クラブ 得点数 試合
1
  ウーゴ・サンチェス アトレティコ・マドリード
19
33
2
   ホルヘ・バルダーノ レアル・マドリード
17
26
3
  スティーヴ・アーチボルド FCバルセロナ
15
32
4
   ミシェル・ピネダ RCDエスパニョール
14
32
   ルイス・マリオ・カブレラ アトレティコ・マドリード
19
6
  ウィルマール・カブレラ バレンシアCF
12[3]
28
  ヘスス・オレフエラ CAオサスナ
12
32
8
  ホセ・ロベルト・フィグエロア レアル・ムルシア
11
25
  ホルヘ・アロンソ レアル・バジャドリード
32
  ロベルト・フェルナンデス・ボニーロ バレンシアCF
30
  ベルント・シュスター FCバルセロナ
32

サモラ賞 編集

平均失点数が最も低いゴールキーパーにはサモラ賞が贈られる。

順位 選手 クラブ 失点 試合 失点率
1   フアン・カルロス・アブラネード スポルティング・デ・ヒホン 22 33 0.66
2   アンドニ・スビサレッタ アスレティック・ビルバオ 23 33 0.69
3   ハビエル・ウルティコエチェア FCバルセロナ 26 33 0.75
4   アンヘル・ヘスス・メヒアス アトレティコ・マドリード 26 29 0.89
5   ルイス・アルコナーダ レアル・ソシエダ 32 38 0.96
6   ペドロ・アルバ ラシン・サンタンデール 33 33 1.00
7   ミゲル・アンヘル・ゴンサレス レアル・マドリード 32 30 1.06
8   アンドニ・セドゥルン レアル・サラゴサ 35 33 1.06
9   フェルナンド・ペラルタ CDマラガ 36 33 1.09
10   トーマス・ヌコノ RCDエスパニョール 38 32 1.18

脚注 編集

  1. ^ [1] スペインプロリーグ機構 (LFP)
  2. ^ アトレティコ・マドリードコパ・デル・レイ1984-85に優勝した為、出場権を獲得。
  3. ^ マルカ紙によれば、ウィルマール・カブレラは12のゴールをしたことになっているが、LFPは11のゴールしか認めていない。