李 康生リー・カンション1968年10月20日 - )は、台湾俳優映画監督脚本家である。

リー・カンション
李 康生
李 康生
2007年バンコク世界映画祭にて
生年月日 (1968-10-20) 1968年10月20日(55歳)
出生地 中華民国の旗 台湾 台北市
職業 俳優映画監督脚本家
ジャンル 映画
活動期間 1989年 -
 
受賞
ロッテルダム国際映画祭
最優秀作品賞
2004年迷子
シッチェス・カタロニア国際映画祭
男優賞
2005年西瓜
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経歴 編集

台北市生まれ。高校卒業後に大学入試に失敗して予備校に通っていたころ、生活費のためにアルバイトをしていた先のゲームセンターで映画監督の蔡明亮と出会い、蔡が演出するテレビドラマの出演者に抜擢された[1]。以後、蔡が監督した映画すべてに出演し、蔡の作品に欠かせない存在となった。蔡の作品ではいずれも、李自身の愛称でもある「小康」(シャオカン)という役名で出演している[2]。蔡以外の監督による作品では、林正盛の『放浪』(1997年)、アン・ホイの『千言萬語』(1999年)、王童の『自由門神』(2002年)などに出演している。

2003年に『迷子』で監督・脚本にも進出し、2007年に発表した『ヘルプ・ミー・エロス[3]ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞にノミネートされた。2009年のオムニバス作品『台北24時』では短編「Remembrance」を監督した[4]

フィルモグラフィー 編集

出演 編集

監督 編集

受賞 編集

脚注 編集

  1. ^ 座談会 蔡明亮監督を迎えて「蔡明亮映画の魅力」”. しんゆり映画祭. 2021年7月31日閲覧。
  2. ^ 郊遊 <ピクニック - 李康生(リー・カンション)”. 映画『郊遊 <ピクニック>』公式サイト. 2021年7月31日閲覧。
  3. ^ エロティックなダークネス - リー・カンション インタビュー”. Flowerwild (2007年12月20日). 2014年9月30日閲覧。
  4. ^ 『台北24時』、リー・カンション監督 インタビュー”. Flowerwild (2009年12月21日). 2014年9月30日閲覧。
  5. ^ 台湾の名匠ツァイ・ミンリャン、リー・カンション&片桐はいりの熱視線に引退宣言撤回?”. 映画.com (2014年6月17日). 2014年9月30日閲覧。

外部リンク 編集