ルイス・アドリアーノ・デ・ソウザ・ダ・シルバ
ルイス・アドリアーノこと、ルイス・アドリアーノ・デ・ソウザ・ダ・シルバ(Luiz Adriano de Souza da Silva、1987年4月12日 - )は、ブラジル・リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ出身のサッカー選手。SCインテルナシオナル所属。元ブラジル代表。ポジションはフォワード。
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アンタルヤスポルでのルイス・アドリアーノ (2022年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
ルイス・アドリアーノ・デ・ソウザ・ダ・シウヴァ Luiz Adriano de Souza da Silva | |||||
ラテン文字 | Luiz Adriano | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ブラジル | |||||
生年月日 | 1987年4月12日(37歳) | |||||
出身地 | ポルト・アレグレ | |||||
身長 | 182cm | |||||
体重 | 71kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | SCインテルナシオナル | |||||
ポジション | FW (CF) | |||||
背番号 | 9 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2004-2005 | インテルナシオナル | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006-2007 | インテルナシオナル | 21 | (2) | |||
2007-2015 | シャフタール・ドネツク | 162 | (77) | |||
2015-2017 | ACミラン | 33 | (4) | |||
2017-2019 | FCスパルタク・モスクワ | 59 | (19) | |||
2019-2022 | SEパルメイラス | 104 | (32) | |||
2022ー2023 | アンタルヤスポル | 34 | (6) | |||
2023- | SCインテルナシオナル | 25 | ||||
代表歴 | ||||||
2007 | ブラジル U-20 | 11 | (2) | |||
2014-2015 | ブラジル | 4 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年11月4日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集クラブ
編集SCインテルナシオナル時代は、19歳でFIFAクラブワールドカップ2006に出場、対アル・アハリ戦では得点を上げるなどの結果を残している[1]。2007年7月、カナダで行われたFIFA U-20ワールドカップにも招集され、2007年ウクライナのFCシャフタール・ドネツクに移籍。2009年にはレギュラーとしてUEFAカップ優勝に貢献した。2011年2月26日、UEFAチャンピオンズリーグ 2010-11のASローマ戦でゴールを記録した。
2012年11月20日、UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13のFCノアシェラン戦ではハットトリックを達成するも、0-1からの同点ゴールは自陣で行われたドロップボールからウィリアンが敵陣のゴールキーパーへ蹴りだしたボールをマイボールにしキーパーをかわしてゴールした為、世界中の物議を醸した。ノアシェランは猛抗議したものの得点は認められ、直後のキックオフからのプレーでのプレゼントゴールも、タラス・ステパネンコが相手ボールをカットしたため行われなかった[2]。アドリアーノはこのプレーに関して「本能的なものであった」とのコメントをしている[3]。5-2で勝利しシャフタールはグループリーグ突破を決めたものの、試合後にはミルチェア・ルチェスク監督が謝罪することとなった。11月27日、このプレーが行動規範の侵害にあたるとされ、UEFA規律委員会から1試合の出場停止処分および1日の社会奉仕活動命令を科された[4]。
2014年10月21日、UEFAチャンピオンズリーグ 2014-15のFC BATEボリソフ戦で大会史上最多タイ記録となる1試合5得点を記録[5]。11月5日のBATE戦では再びハットトリックを達成して大会9点目をマークし、クリスティアーノ・ロナウドの持つ大会グループリーグ最多得点記録に並んだ。
2015年6月24日、UAEのアル・アハリ・ドバイとクラブ間で合意に達したと発表した[6]。しかし、メディカルチェックと正式契約を行う直前に入団を拒否し[7]、中東行きは白紙に戻った。その後、イタリアのACミランへの移籍が決定した[8]。契約は2020年6月30日まで。移籍金は600万ユーロ(約8億2000万円)だと、イギリスメディア『フットボール・イタリア』が報じた。背番号は9番。
2016年1月、中国サッカー・スーパーリーグの江蘇蘇寧への移籍が確実視されて、香港に到着していた。正式に契約を結ぶと思われていたが、江蘇蘇寧との移籍交渉が土壇場で破綻した。理由は「給料の保証」がなかったと明かしている[9][10]。
2017年1月、FCスパルタク・モスクワに移籍した[11]。
2019年7月30日、SEパルメイラスに移籍した[12]。契約期間は4年間。
2022年2月4日、アンタルヤスポルに完全移籍することが発表された[13]。
2023年2月22日、SCインテルナシオナルに移籍した[14]。
代表
編集個人成績
編集クラブ | シーズン | リーグ | カップ | UEFA | その他 | 期間通算 | |||||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
SCインテルナシオナル | 2006 | 13 | 1 | - | 2 | 1 | - | 15 | 2 | ||
2007 | 8 | 1 | - | 1 | 0 | - | 9 | 1 | |||
通算 | 21 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 24 | 3 | |
FCシャフタール・ドネツク | 2006-07 | 5 | 0 | 1 | 0 | - | - | 6 | 0 | ||
2007-08 | 13 | 4 | 5 | 1 | 1 | 0 | - | 19 | 5 | ||
2008-09 | 12 | 4 | 3 | 1 | 14 | 4 | - | 29 | 9 | ||
2009-10 | 23 | 11 | 1 | 0 | 12 | 6 | - | 36 | 17 | ||
2010-11 | 21 | 10 | 5 | 4 | 10 | 4 | 1 | 2 | 37 | 20 | |
2011-12 | 23 | 12 | 5 | 1 | 6 | 3 | 1 | 0 | 37 | 16 | |
2012-13 | 19 | 7 | 5 | 4 | 7 | 3 | 1 | 1 | 32 | 15 | |
2013-14 | 25 | 20 | 5 | 2 | 8 | 3 | 1 | 0 | 39 | 25 | |
2014-15 | 21 | 9 | 4 | 3 | 7 | 9 | 1 | 0 | 33 | 21 | |
通算 | 162 | 77 | 34 | 16 | 65 | 32 | 5 | 3 | 268 | 128 | |
ACミラン | 2015-16 | 26 | 4 | 3 | 2 | - | - | 29 | 6 | ||
2016-17 | 7 | 0 | 0 | 0 | - | - | 7 | 0 | |||
通算 | 33 | 4 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 36 | 6 | |
FCスパルタク・モスクワ | 2016-17 | 8 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 2 |
2017-18 | 25 | 10 | 4 | 1 | 8 | 3 | 1 | 1 | 38 | 15 | |
通算 | 33 | 12 | 4 | 1 | 8 | 3 | 1 | 1 | 46 | 17 | |
総通算 | 249 | 95 | 41 | 20 | 76 | 36 | 6 | 4 | 374 | 155 |
タイトル
編集クラブ
編集- FIFAクラブワールドカップ:1回 (2006)
- ウクライナ・プレミアリーグ:4回 (2007-08, 2009-10, 2010-11, 2012-13)
- ウクライナ・カップ:3回 (2008, 2011, 2012)
- ウクライナ・スーパーカップ:3回 (2008, 2010, 2012)
- UEFAカップ:1回 (2008-09)
- スーペルコッパ・イタリアーナ:1回 (2016)
- ロシア・プレミアリーグ:1回 (2016-17)
- ロシア・スーパーカップ:1回 (2017)
代表
編集- U-17ブラジル代表
脚注
編集- ^ "No sufoco, Inter derrota Al Ahly e vai à final"
- ^ Adriano emmerde le fair-play
- ^ [1]
- ^ ルイス・アドリアーノが1試合の出場停止に - UEFA.com
- ^ L・アドリアーノがメッシに並ぶ1試合5得点 「ハットトリックでもすごいのに…」
- ^ シャフタールのL・アドリアーノ、ACL8強のアル・アハリに移籍決定footballchannel 2015年6月26日
- ^ 中東移籍発表のL・アドリアーノが入団拒否。伊複数クラブが獲得狙うfootballchannel 2015年6月27日
- ^ ミランがFWルイス・アドリアーノ獲得を発表…移籍金は約8億円かsoccerking 2015年7月3日
- ^ L・アドリアーノ、中国移籍破談の理由は? 「給料の保証がなかった」Goal.com 2016年1月21日
- ^ 中国移籍が目前で破談となったブラジル代表FW「給与が保証されなかった」soccerking 2016年1月21日
- ^ “ルイス・アドリアーノのスパルタク・モスクワ移籍が完了”. 超ワールドサッカー (2017年1月17日). 2019年10月19日閲覧。
- ^ “元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノ、パルメイラスと4年契約締結”. 超ワールドサッカー (2019年7月31日). 2019年10月19日閲覧。
- ^ “元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノが欧州復帰! ヌリ・シャヒン率いるアンタルヤスポルに移籍”. 超ワールドサッカー (2022年2月4日). 2023年11月4日閲覧。
- ^ “元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノ、16年ぶりにインテルナシオナウ復帰”. 超ワールドサッカー (2023年2月23日). 2023年11月4日閲覧。
- ^ T・シウバ復帰も主将はネイマール!4戦連続クリーンシートのブラジルが代表メンバー発表ゲキサカ 2014年10月24日