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ルイージマンション

任天堂のアクションアドベンチャーゲーム

概要編集

ニンテンドーゲームキューブ専用ソフト第1弾で、ローンチタイトルの一つとして本体と同時発売された。『マリオシリーズ』の登場キャラクターであるルイージを操作して、オバケを吸い込む掃除機、オバキュームを使い、不気味な屋敷に住むオバケ達を吸い込んで退治しながら、行方不明になったマリオを探していく。これまでのシリーズにおいて脇役だったルイージが初めて単独で主役となった作品で、パッケージ裏や広告などでもその事が大いに紹介された[注 2]。『マリオシリーズ』のオバケといえばテレサだが、本作にはテレサ以外にも様々なオバケが登場する。

日本発のゲームソフトであるが、ゲームの舞台でもあるタイトルの「マンション」は日本語で通常用いられる和製英語の「集合住宅としてのマンション」ではなく、英語などの原義の「豪邸」「屋敷」を指すものとして用いられている。

開発経緯編集

本作はニンテンドーゲームキューブ本体と同時発売であり、開発途中の映像もテレビ番組等で放映されていた。当初お化け屋敷の中という設定の中で動き回っていたのはマリオであったが、当時からルイージを起用したデモ画面も存在しており、結局ルイージバージョンが実用化された。

本ソフトの3D対応版が開発されていたが、ゲームキューブの3D対応が見送られたことによってお蔵入りになった[注 3][3]。3D対応は後述するニンテンドー3DS版で実装された[4][注 4]

ストーリー編集

ある日、ルイージの元に届いた「大きなお屋敷をプレゼント」という通知。ルイージは地図を頼りにその屋敷に行ったものの、そこにあったのは想像していた豪華な屋敷とは似ても似つかない、不気味なお化け屋敷だった。

先に屋敷に入って行方不明となっていたマリオを探すため、持参した懐中電灯とオヤマー博士にもらった「オバキューム」「ゲームボーイホラー」を頼りに屋敷の扉を開く。

登場キャラクター編集

ルイージ
マリオの双子の弟。本作の主役。臆病な性格で、特にオバケに対してはとても怖がりである。
オヤ・マー博士
お化けの研究をしている博士。オバキュームや、オバケを絵にするマシンを開発した。独特の言葉で喋り、特徴的な髪型をしている。
マリオ
ルイージの双子の兄。ルイージのマイホームゲット祝いのパーティに誘われたが、先に屋敷に向かい、行方不明になった。なお、これまでの作品で言葉を一切発さなかった彼が一言セリフを発する場面がある。
キノピオ
キノコ王国の兵士的存在。彼らもマリオを探すために屋敷内におり、屋敷の何箇所かで出会う。話しかけるとセーブができる。
オバケ
今作の敵キャラ。様々な種類がいる。ボスクラスのオバケはエリアクリア後、肖像画として封じ込める。

ゲームシステム編集

オバキューム
オヤ・マー博士が発明した、オバケを吸い取ることができる掃除機。探索中は吸い込み口に懐中電灯を装着している。ライトをオバケに狙って照射すると一時的にフリーズする為、その隙を狙って吸い込む。また、ドアを吸い込むとガタガタ揺れるが、ニセモノのドアは揺れないので見分ける事ができる。
エレメントメダル
火、水、氷のエレメントメダルがあり、入手するとそれに対応するエレメントが出現するようになる。オバキュームで火、水、氷の各エレメントを吸い込むと、それぞれ火、水、冷気をオバキュームから放出したり、勢いよく塊を発射できるようになる。それぞれ以下のような特徴がある。
  • 火 - 燭台に火を灯せる・ニセモノのドアを燃やし、一時的に消滅できる
  • 水 - 燃えているドアを鎮火できる・敵のボーマの爆発を防げる
  • 氷 - 水を凍らせて水漏れを防げる
ゲームボーイホラー
外観はゲームボーイカラーに似ている。地図の表示、怪しい場所の調査(サーチ)、吸い込んだオバケの表示など多機能。鏡をサーチするとエントランスにワープする事ができる。通信機としての機能もあり、時折オヤ・マー博士からの着信がある。この時、携帯電話のバイブレーション機能のようにコントローラが振動する演出がある。テレサレーダーが搭載されており、本体上部のランプが以下の3色で表示される。
  • 青(点灯)- テレサはいない
  • 黄(点滅)- テレサが部屋にいる
  • 赤(激しく点滅)- テレサが近くにいる
ただし、テレサレーダーはテレサの顔が描かれたボールや爆弾などにも反応してしまうので、実際に家具を調べてみないと分からない。
部屋の鍵
屋敷のいたるところにあり、使うと鍵のかかった部屋に入れる。鍵があれば開くというわけではなく、鍵ごとに使う事の出来るドアが決まっており、入手した後ゲームボーイホラーで確認できる。ボスを倒して手に入る鍵はやや豪華(トランプのマークが描かれている)なデザインになっている。
オバケ絵になるマシーン
オヤ・マー博士の発明品。ルイージが使用するアイテムではなく、エリア成績の記録時に登場する。
本来目に見えないオバケの形を作り、肖像画として封じ込める機械。手順を逆さまにして使えば肖像画に封じ込められた存在を復元させることも可能(ラスボスであるキングテレサを吸い込んだ後、肖像画に閉じ込められていたマリオを、オバケ絵になるマシーンを手順を逆さまにして使用し、復元させるシーンが見られる。しかし戻される途中で感覚があるのか悲鳴を上げている)。
肖像画のオバケを吸い込む時に出るパールの大きさによって、絵や額縁が金・銀・銅の3段階に変化し、中のオバケも色に応じて表情や姿勢が変化する(ボスはルイージの残り体力で決まる)。

登場する場所編集

マンション編集

地上4階建てと地下1階の構造をしている。ほとんどの部屋は施錠されており、すぐに入ることのできる場所は大抵暗く、オバケがいる。オバケ退治などでカギが手に入るようになっているが、一部ニセモノのドアもあり、一度でも開けてしまうと壁との下敷きになり体力が減る。蔦が絡みついたドアは入る事が出来ず触れると体力が減るが、条件を満たすと蔦が消滅して入れるようになる。

至るところでセーブポイントの役割を担うキノピオがいる他、ゲームボーイホラーでサーチすることでエントランスに戻ることのできる鏡が設置されている。

オヤ・マー研究所(ラボ)編集

基本的にゲーム開始前 (マンションに突入する前) の拠点のように登場し、今まで吸い込んだオバケの肖像画を閲覧できる「ギャラリー」と、オバキュームの操作をトレーニングできる「訓練場」がある。なお、トレーニング前の操作説明の画面でしばらく待つと、「どうぶつの森シリーズ」で使用されている「けけソング」の一節が流れる。

ニンテンドー3DS版編集

ルイージマンション
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 ニンテンドー3DS[5]
開発元 任天堂
グレッゾ
発売元 任天堂
プロデューサー 田邊賢輔
石井浩一
ディレクター 紺野秀樹
陸克己
音楽 戸高一生
田中しのぶ
美術 杉山直
人数 1人 〜 2人
メディア ニンテンドー3DS専用カード
発売日   2018年10月12日[6]
  2018年10月19日[7]
  2018年10月20日[8]
  2018年11月8日[9]
対象年齢 CEROA(全年齢対象)[10]
ESRBE(6歳以上)[6]
PEGI7[7]
売上本数   9万本[要出典]
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2018年11月8日に任天堂が発売したニンテンドー3DS用ソフト。この項目では、主に移植にともなう変更点・追加点を記述する。

システム編集

ゲームキューブ版のメインモードと2人で遊ぶモードがある。ソフトが1本あればトレーニングとボスリトライが遊べ、ソフトが2本あればそれらに加えて屋敷の全ステージの探索もできる。2Pはルイージそっくりの姿で全身が緑色の「グーイージ」を操作する。

amiiboに対応しており、キャラクターによって異なる効果でルイージをサポートしてくれる。また、Newニンテンドー3DSでプレイすると、Cスティックでの操作が追加される。

キャラクター編集

オヤ・マー博士
『ルイージマンション2』と『ルイージマンション3』の間の時間軸のオヤ・マー博士。ゴーゴーカメラを改造し、未来から通信してきて「グーイージ」を送り込んでくる。
会話中のテーマ曲も『ルイージマンション2』のものが使われている。また『ルイージマンション3』の公式サイトにある「オヤ・マー博士の研究日誌」によると本作はゲームキューブ版の並行世界ではないかと思われる内容が書かれている。
グーイージ
全身が緑色でルイージのような形をしている。未来のオヤ・マー博士が開発し、「グー」と呼ばれる物質がルイージの形になった。後の『ルイージマンション3』ではルイージの相棒として登場する。

アイテム編集

オバキューム
設定画面で、ゲームキューブ版のようにライトを当てるとオバケが驚く「オリジナル」と、『ルイージマンション2』のようにAボタン(またはZRボタン)で強い光を放つとオバケが驚く「ストロボ」に切り替える事が出来る。
ゲームボーイホラー
マップやアイテムなどが『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』のように下画面に表示されるようになった。

オヤ・マー研究所(ラボ)編集

ギャラリー
一度倒したオバケと何度でも戦えるボスリトライが追加された。肖像画を調べることで挑戦を行うことができる。
良い成績を残すことで、肖像画のランクを更新することができる。

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 海外でのタイトルは『Luigi's Mansion』。
  2. ^ 正確には1992年にリリースされて日本未発売だった歴史・地理教育ソフト『Mario is Missing!』で既にルイージは単独主演を果たしているが、同作は任天堂よりライセンスを受けた他社が開発・販売したものであり、任天堂自身がリリースしたものとしては本作『ルイージマンション』が初である。
  3. ^ ゲームキューブは3D回路が内蔵されていたが、立体視対応の液晶が高価だったため日の目を見なかった。
  4. ^ NEWニンテンドー3DS・Newニンテンドー3DS LL・ニンテンドー3DS・ニンテンドー3DS LLに対応。

出典編集

  1. ^ 2013年3月18日〜3月24日総評 メディアクリエイト 現在はページが更新されており見ることは出来ない。
  2. ^ Luigi's Mansion (GC) VGChartz
  3. ^ 社長が訊く『ニンテンドー3DS』岩田聡、過去の取り組みについて話す。”. ニンテンドー3DSj公式サイト. 任天堂. 2013年3月27日閲覧。
  4. ^ やしきとオバケ”. 3DS版「ルイージマンション」公式サイト. 任天堂. 2018年11月7日閲覧。
  5. ^ ルイージが、再びオバケ退治!ニンテンドー3DSソフト『ルイージマンション』2018年発売決定!”. 任天堂 (2018年3月9日). 2018年3月9日閲覧。
  6. ^ a b Luigi's Mansion for Nintendo 3DS - Nintendo Game Details” (英語). Nintendo of America. 2018年9月14日閲覧。
  7. ^ a b Luigi's Mansion” (英語). Nintendo of Europe. 2018年9月14日閲覧。
  8. ^ Luigi's Mansion” (英語). Nintendo of Australia. 2018年9月14日閲覧。
  9. ^ Nintendo Switchで『ルイージマンション3 (仮称)』が2019年に発売決定!ニンテンドー3DS『ルイージマンション』は2018年11月8日に発売。” (日本語). 任天堂株式会社. 2018年9月14日閲覧。
  10. ^ ルイージマンション [Nintendo Direct 2018.9.14]”. Nintendo 公式チャンネル(Youtube) (2018年9月13日). 2018年9月14日閲覧。

外部リンク編集