ルジャンドルの微分方程式

ルジャンドルの微分方程式(るじゃんどるのびぶんほうていしき)とは、アドリアン=マリ・ルジャンドルにその名をちなむ、以下の形の常微分方程式の事である[1][2]

これはガウスの微分方程式において、α = ν + 1, β = -ν, γ = 1 と選び、x → (1-x)/2 と置き換えた場合と同じである[1]

この解は偶関数奇関数になる事が知られていて、それぞれ以下のようになる。

また特別なケースとして ν = 0, 1, 2, ... の場合に解は ν 次多項式となる。この多項式のことをルジャンドルの多項式と呼ぶ[1][2]

出典 編集

  1. ^ a b c 時弘哲治、工学における特殊関数、共立出版
  2. ^ a b Weisstein, Eric W. "Legendre Differential Equation." From MathWorld--A Wolfram Web Resource. http://mathworld.wolfram.com/LegendreDifferentialEquation.html

関連項目 編集