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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はオルドネス第二姓(母方の)はマルティン=エスペランサです。

ルーカス・オルドネス[1]・マルティン=エスペランサ ( Lucas Ordóñez Martín-Esperanza , 1985年5月1日 - ) は、スペインマドリード出身のレーシングドライバー。レースゲームのチャンピオンの中から現実のレーサーを育成しようという「GTアカデミー」という企画からレーシングドライバーとしてデビューした異色の経歴を持つ。

目次

経歴編集

オルドネスは幼少の時にレーシングカートを始めたが、資金的負担が厳しいことを理由に2001年を最後にモータースポーツの世界を離れ、学生としての生活を送っていた[2]

GTアカデミーへの参加編集

2008年5月、欧州日産ソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパは、プレイステーション3のレースゲーム「グランツーリスモ5プロローグ」を使って「GTアカデミー」というプロジェクトを開始した。レースゲームプレイヤーの中から現実のレーサーとしての才能を持つ者を発掘することを目的とし、ヨーロッパ12カ国から約25,000人が参加したこの大会で、オルドネスはオンラインの予選(タイムアタック)を突破しスペイン代表の座を勝ち取った。その後各国の代表者が一堂に会したシルバーストンでの最終選考会で、オルドネスはドイツのタクシードライバー、ラルス・シュロンマーと共に勝者に輝いた[3]

レースデビュー編集

カートでの僅かなレース経験しかなく、ブランク期間も長いオルドネスは、その後4ヶ月間に渡って本格的なトレーニングを受けることになった。2009年1月、ドバイで開催された24時間耐久レースで本格的な実戦デビューを果たした。元F1ドライバーのジョニー・ハーバートら3人とチームを組んで出場したオルドネスは、フェアレディZを駆りクラス9位で完走を果たした[4][5]。同シーズンのT4ヨーロッパカップ (en:GT4 European Cup)でに、アレックス・バンカム (イギリス)と組み、フェアレディZでフル参戦することになった。シリーズデビュー戦となった開幕戦シルバーストンの第2レースで、オルドネスたちは3位表彰台に立つ活躍を見せた[6]。第5戦ゾルダーの第1レースで初優勝を果たす[7]。最終戦アルガルヴェの第2レースでも優勝を記録し、デビューシーズンにシリーズランキング2位に入る快挙を果たした[8]

SUPER GT参戦編集

2013年には、SUPER GT JAFグランプリ・GT300 RACE2でデビューを果たす。予選は5番手につけるものの、決勝ではタイヤのトラブルにより順位を落とす結果となった。

2014年は、GT300クラスのNDDP RACING with B-MAXにて星野一樹とコンビを組む。シーズン序盤から安定した速さを見せ、上位進出するなど活躍をする。そして第7戦のタイで悲願の初優勝を果たした。

2015年はミハエル・クルムFIA 世界耐久選手権用の車両開発を優先するため、クルム欠場時の代理としてGT500クラスに昇格。KONDO Racing佐々木大樹とコンビを組む。また全日本F3選手権にもフル参戦する。

レース戦績編集

フォーミュラ編集

全日本フォーミュラ3選手権編集

チーム エンジン クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 順位 ポイント
2015年 B-MAX Racing Team with NDDP トヨタ SUZ1
4
SUZ2
5
TRM1
6
TRM2
6
TRM3
6
OKA1
2
OKA2
4
FSW1
FSW2
OKA1
3
OKA2
3
FSW1
9
FSW2
6
TRM1
9
TRM2
Ret
SUG1
2
SUG2
2
5位 43

スポーツカー編集

インターコンチネンタル・ル・マン・カップ編集

チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7
2011年 シグナテック・ニッサン オレカ・03 LMP2 SEB
2
SPA
5
LEM
2
IMO
2
SIL
7
PET
3
ZHU
1

ル・マン・シリーズ編集

チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 順位 ポイント
2011年 シグナテック・ニッサン オレカ・03 LMP2 CAS SPA
5
IMO
2
SIL
7
EST NC 0
2012年 グリーヴス・モータースポーツ ザイテック・Z11SN LMP2 CAS
4
DON
7
PET 8位 18

世界耐久選手権編集

チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 順位 ポイント
2012年 グリーヴス・モータースポーツ ザイテック・Z11SN LMP2 SEB SPA LMN
9
SIL
5
SAO BHR FSW SHA 74位 1.5
2013年 LMP2 SIL SPA LMN
3
SAO COA FSW SHA BHR 12位 30
2015年 NISMO 日産・GT-R LM NISMO LMP1 SIL SPA LMN
Ret
NUR COA FSW SHA BHR NC 0

ブランパンGTシリーズ・耐久カップ編集

チーム 車両 クラス 1 2 3 4 5 6 順位 ポイント
2012年 GTアカデミーチームRJN 日産・GT-R NISMO GT3 Pro-Am MNZ
SIL
LEC
SPA
Ret
NÜR
NAV
NC 0
2013年 ニッサンGTアカデミーチームRJN Pro-Am MNZ
15
SIL
10
LEC
13
SPA
7
NÜR
30
1位 65
2016年 Pro MNZ
4
SIL
Ret
LEC
5
SPA
44
NÜR
3
9位 39
2017年 モチュールチームRJN・モータースポーツ Pro MNZ
Ret
SIL
16
LEC
5
SPA
13
CAT
13
20位 12
2018年 GT SPORTモチュールチームRJN Pro MNZ
42
SIL
16
LEC
5
SPA
7
CAT
22位 21

FIA GTシリーズ編集

チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 順位 ポイント
2013年 ニッサンGTアカデミーチームRJN 日産・GT-R NISMO GT3 Pro-Am NOG
QR

8
NOG
CR

3
ZOL
QR

7
ZOL
CR

Ret
ZAN
QR

5
ZAN
QR

2
SVK
QR
SVK
CR
NAV
QR

6
NAV
CR

5
BAK
QR
BAK
CR
9位 49

SUPER GT編集

チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 順位 ポイント
2013年 NDDP RACING 日産・GT-R NISMO GT3 GT300 OKA FSW SEP SUG SUZ
9
FSW AUT TRM 25位 3
2014年 GT300 OKA
4
FSW
5
AUT
4
SUG
9
FSW
10
SUZ
19
CHA
1
TRM
8
4位 48
2015年 KONDO RACING 日産・GT-R GT500 OKA
11
FSW
11
CHA
Ret
FSW SUZ SUG AUT TRM NC 0

ル・マン24時間レース編集

チーム コ・ドライバー クラス 周回 総合順位 クラス順位
2011年   シグナテック・ニッサン   ソエイル・アヤリ
  フランク・マイルー
オレカ・03-日産 LMP2 320 9位 2位
2012年   グリーヴス・モータースポーツ   アレックス・ブランドル
  マーティン・ブランドル
ザイテック・Z11SN-日産 LMP2 340 20位 8位
2013年   グリーヴス・モータースポーツ   ミハエル・クルム
  ヤン・マーデンボロー
ザイテック・Z11SN-日産 LMP2 327 9位 3位
2014年   NISMO   ヴォルフガング・ライプ
  本山哲
日産・ZEOD RC UNC 5 DNF DNF
2015年   NISMO   松田次生
  マルク・シュルジツキー
日産・GT-R LM NISMO LMP1 115 DNF DNF

脚注編集

外部リンク編集