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ルージュバックは、日本競走馬である。2015年きさらぎ賞、2016年エプソムカップ毎日王冠、2017年オールカマーに優勝した。 牝馬でありながら重賞勝ちは4勝すべてが混合戦である。

ルージュバック
Rouge-Buck Tenno-Sho(Autumn) 2016.jpg
2016年天皇賞(秋)
欧字表記 Rouge Buck
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2012年4月22日
死没 (存命)
抹消日 2018年1月5日
マンハッタンカフェ
ジンジャーパンチ
母の父 Awesome Again
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産 ノーザンファーム
馬主 キャロットファーム
調教師 大竹正博美浦
競走成績
生涯成績 18戦6勝
獲得賞金 3億4648万5000円
 
勝ち鞍
GII 毎日王冠 2016年
GII オールカマー 2017年
GIII きさらぎ賞 2015年
GIII エプソムカップ 2016年
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経歴編集

2歳(2014年)編集

9月28日の2歳新馬(新潟競馬場芝1800m)でデビュー。上がり3ハロン32秒8の末脚を繰り出して優勝[1]。続く百日草特別では2歳コースレコードで優勝し、2連勝となった[2]

3歳(2015年)編集

2月のきさらぎ賞から始動。直線で前をとらえると2着ポルトドートウィユに2馬身差をつけて優勝、重賞初勝利となった。牝馬によるきさらぎ賞制覇は1964年のフラミンゴ以来51年ぶり。当時は砂[注 1]1200mでの施行であり、芝コースで行われるようになって以降では初の牝馬による優勝となった[3]トライアル競走には出走せず、桜花賞へ直行。単勝1.8倍の1番人気に支持されたが、超スローペースな上に終始馬群の中で窮屈な競馬になり末脚が不発、9着に敗れた[4]。桜花賞に続いて1番人気となった優駿牝馬ではこれまでとは違う先行策を見せ一時は先頭に立つが、ミッキークイーンに差し切られ2着に敗れた[5]

出走予定だった札幌記念を熱発により回避[6]。体調が戻りきらず秋華賞も回避した[7]。約半年ぶりの出走となったエリザベス女王杯は4着、有馬記念は10着に敗れた。

4歳(2016年)編集

初戦の中山牝馬ステークスに1番人気で出走。道中は好位で追走し直線で一旦は先頭に立つもシュンドルボンにかわされ2着[8]。その後5月のヴィクトリアマイルではクリストフ・ルメールとコンビを組むも5着に終わる[9]。6月12日のエプソムカップでは中団でレースを進めると直線で一気に抜け出し後方から追い上げてきたフルーキーに2馬身半差をつけ快勝、きさらぎ賞以来の重賞制覇を飾った[10]

秋初戦の毎日王冠は道中後方を追走し、最後の直線でアンビシャスとの一騎討ちを制し重賞3勝目を挙げる[11]。毎日王冠の牝馬優勝は23年ぶり。しかし天皇賞(秋)は7着、ジャパンカップは9着と振るわなかった。

5歳(2017年)編集

初戦の金鯱賞は8着、5月のヴィクトリアマイルは10着と精彩を欠いた。秋初戦のオールカマーは道中好位の4番手でレースを進めると直線で馬場の内を突いて脚を伸ばしステファノスに半馬身差をつけ重賞4勝目を挙げた[12]。この時、4コーナーで外側に斜行したため4頭の進路を妨害し、騎乗していた北村宏司騎手は開催2日間の騎乗停止処分を受けた。11月のエリザベス女王杯ヴィブロスに次ぐ2番人気に推されたが、スローペースに泣き9着に終わる[13]。引退レースとなった有馬記念は10番人気と評価を下げるも5着と健闘した[14]。翌2018年1月5日付で競走馬登録を抹消、引退後はノーザンファームで繁殖入りする[15]

競走成績編集

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2014.09.28 新潟 2歳新馬 芝1800m(良) 9 8 8 003.80(2人) 01着 R1:55.5(32.8) -0.2 戸崎圭太 54kg (アンバーグリスキー)
0000.11.09 東京 百日草特別 芝2000m(良) 10 6 6 002.90(2人) 01着 R2:00.8(33.3) -0.4 戸崎圭太 54kg (ベルーフ)
2015.02.08 京都 きさらぎ賞 GIII 芝1800m(良) 8 3 3 001.70(1人) 01着 R1:48.6(34.4) -0.3 戸崎圭太 54kg (ポルトドートウィユ)
0000.04.12 阪神 桜花賞 GI 芝1600m(良) 18 4 8 001.60(1人) 09着 R1:37.0(33.6) -1.0 戸崎圭太 55kg レッツゴードンキ
0000.05.24 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 17 7 14 002.70(1人) 02着 R2:25.1(34.5) -0.1 戸崎圭太 55kg ミッキークイーン
0000.11.15 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(稍) 18 7 15 006.10(3人) 04着 R2:15.0(34.2) -0.1 戸崎圭太 54kg マリアライト
0000.12.27 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 18 5 10 010.70(6人) 10着 R2:33.5(35.0) -0.5 戸崎圭太 53kg ゴールドアクター
2016.03.13 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 16 8 15 002.00(1人) 02着 R1:50.3(34.7) -0.0 戸崎圭太 56kg シュンドルボン
0000.05.15 東京 ヴィクトリアマイル GI 芝1600m(良) 18 4 7 008.60(4人) 05着 R1:32.1(34.1) -0.6 C.ルメール 55kg ストレイトガール
0000.06.12 東京 エプソムC GIII 芝1800m(良) 18 8 18 002.80(1人) 01着 R1:46.2(32.8) -0.4 戸崎圭太 54kg (フルーキー)
0000.10.09 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 12 7 10 003.30(1人) 01着 R1:46.6(33.4) -0.0 戸崎圭太 54kg アンビシャス
0000.10.30 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 15 5 9 005.10(3人) 07着 R1:59.9(33.9) -0.6 戸崎圭太 56kg モーリス
0000.11.27 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 17 2 4 015.10(7人) 09着 R2:26.8(35.2) -1.0 戸崎圭太 55kg キタサンブラック
2017.03.11 中京 金鯱賞 GII 芝2000m(良) 16 1 1 005.20(4人) 08着 R1:59.6(35.4) -0.4 戸崎圭太 55kg ヤマカツエース
0000.05.14 東京 ヴィクトリアマイル GI 芝1600m(稍) 17 4 7 007.60(2人) 10着 01:34.6(33.3) -0.7 戸崎圭太 55kg アドマイヤリード
0000.09.24 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 17 3 6 007.80(5人) 01着 R2:13.8(33.9) -0.1 北村宏司 55kg ステファノス
0000.11.12 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 18 8 17 006.20(2人) 09着 R2:14.8(34.0) -0.5 R.ムーア 56kg モズカッチャン
0000.12.24 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 6 11 055.4(10人) 05着 R2:34.0(34.3) -0.4 北村宏司 55kg キタサンブラック
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す
  • 出典:[16]

血統表編集

ルージュバック血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

マンハッタンカフェ
1998 青鹿毛
父の父
サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
サトルチェンジ
Subtle Change(愛) 1988
黒鹿毛
Law Society Alleged
Bold Bikini
Santa Luciana Luciano
Suleika

ジンジャーパンチ
Ginger Punch(米)  2003
栗毛
Awesome Again
Awesome Again(加) 1994
鹿毛
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Primal Force Blushing Groom
Prime Prospect
母の母
Nappelon 1992
栗毛
Bold Revenue Bold Ruckus
More Revenue
Sally Go Gray Wise Exchange
Surreptitious
母系(F-No.) 16号族(FN:F16-d) [§ 3]
5代内の近親交配 Promised Land5×5=6.25%、Boldnesian5×5=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ netkeiba.com ルージュバック 5代血統表2017年10月7日閲覧
  2. ^ netkeiba.com ルージュバック 5代血統表2017年10月7日閲覧
  3. ^ JBISサーチ ルージュバック 5代血統表2017年10月7日閲覧
  4. ^ netkeiba.com ルージュバック 5代血統表2017年10月7日閲覧
  • 母はG1競走6勝を挙げ、2007年度エクリプス賞最優秀古牝馬を受賞した名牝。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 中京競馬場でかつて採用されていたコース。ダートとは異なる。

出典編集

  1. ^ 大差勝ちのクロスクリーガー 砂で芝並み切れ味見せたスポーツニッポン、2018年3月26日閲覧
  2. ^ 【百日草特別】2番人気ルージュバック 豪快差し切りで連勝スポーツニッポン、2018年3月26日
  3. ^ ルージュバックが無傷の3連勝&51年ぶりの牝馬V!/きさらぎ賞netkeiba.com、2018年3月26日閲覧
  4. ^ 【桜花賞】ルージュ不敗神話崩れ9着デイリースポーツ、2018年3月26日閲覧
  5. ^ 【オークス】ルージュ無冠「2着では」デイリースポーツ、2018年3月26日閲覧
  6. ^ ルージュバックが熱発のため札幌記念を回避netkeiba.com、2018年3月26日閲覧
  7. ^ ルージュバック秋華賞回避、エ女王杯へデイリースポーツ、2018年3月26日閲覧
  8. ^ 【中山牝馬S】ルージュバック落鉄で2着デイリースポーツ、2016年12月26日閲覧
  9. ^ 【ヴィクトリアマイル】5着ルージュバック「久しぶりのマイルで…」とルメールスポーツ報知、2016年12月26日閲覧
  10. ^ ルージュバックが突き抜け牡馬撃破! 1年4か月ぶりのV/エプソムCnetkeiba.com、2016年12月26日閲覧
  11. ^ 【毎日王冠】ルージュバック完勝 牡馬蹴散らし23年ぶり牝馬Vnetkeiba.com、2016年12月26日閲覧
  12. ^ 【オールカマー】ルージュバック復活V 最内ズバッ牡馬斬ったスポーツニッポン、2017年12月28日閲覧
  13. ^ 【エリザベス女王杯】ルージュバック悲願は遠く…ムーア騎乗も9着にスポーツ報知、2017年12月28日閲覧
  14. ^ ルージュバック引退 有馬記念は5着スポーツニッポン、2017年12月28日閲覧
  15. ^ ルージュバック号が競走馬登録抹消日本中央競馬会、2018年1月5日閲覧
  16. ^ 競走成績:全競走成績|ルージュバック”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年1月30日閲覧。

外部リンク編集