ルーマニア文学
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ルーマニア文学(ルーマニアぶんがく、Romanian literature)は、ルーマニア語による文学のこと。

ルーマニアの詩人「ミハイ・エミネスク」
歴史編集
この文学の歴史は極めて多様な発展した。15世紀から18世紀にかけては宗教文学が主体であったが、18世紀後半以降は ラテン民族としての自覚に基づいたルーマニア人の歴史・言語についての著作がなされた。第1次世界大戦以前の約100年間に、文学は、国家の統一の反映により発達した。この時期の代表的な文学者は、詩人で劇作家のバシーレ・アレクサンドリなどであり、19世紀に活躍したロマン派の詩人・ミハイ・エミネスクや劇作家のイオン・ルカ・カラジアレなども特筆に値する。戦間期おける文学作品は民族的なテーマが多く、ミハイ・サドベヤヌが代表的な小説家であった[1]。1940年代後半から80年代にかけては、一時期を除き文学もソ連の影響によるリアリズムに特徴づけられるものとなっていた。この頃、フランスでは劇作家のイヨネスコが活躍。文学も美術も19世紀にピークとなった。代表的な画家としてはニコラエ・グリゴレスクがおり、ジョルジュ・エネスコ、ディヌ・リパッティなどの著名な音楽家もいた。
脚注編集
- ^ “ルーマニア資料室 - 日本・ルーマニア協会(JRS)”. jrs.main.jp. 2020年10月31日閲覧。