レオニード・エリン(ロシア語:Леонид Ерин、1951年11月17日 - )は、ベラルーシ共和国の軍人、チェキスト。元ベラルーシ国家保安委員会(KDB)議長。ロシア人。

ヴィテブスク州オルシャ市出身。1973年、機械技師専攻で白ロシア鉄道輸送技師大学を卒業。大学卒業後、セヴェルドロフスク操車場機関車車庫の機関士補佐として働き、ソ連軍に召集。

1975年からソ連国家保安委員会(KGB)に入り、白ロシア・ソビエト社会主義共和国KGBヴィテブスク州の作戦係、先任作戦係として働く。1981年、KGB赤旗大学を卒業。1982年~1985年、アフガニスタンで勤務。その後、白ロシアKGB第4局の先任作戦係、グループ長を務める。1989年~1995年、ソ連KGB、ロシア連邦保安庁(FSB)モスクワ・モスクワ州局長。

1995年10月、ベラルーシ国家保安委員会(KDB)副議長、同年12月、第一副議長。2000年9月、大統領保安庁長官に任命。2000年11月、KDB議長に任命。2005年、予備役編入。

パーソナル 編集

妻帯、1児を有する。

赤星勲章、メダル7個、三等アフガンの星勲章、「アフガニスタンからのソビエト軍撤収10周年記念」メダルを受章。

情報技術分野の科学博士。

先代
ウラジーミル・マツケヴィッチ
ベラルーシ国家保安委員会議長
2000年 - 2004年
次代
ステパン・スホレンコ