レオン・ベノワ

ロシアの建築家

レオン・ベノワ(ベヌア、Leon Benois、1856年8月23日-1928年2月8日)は、ロシアの建築家。アレクサンドル・ベノワは実弟。後期折衷様式期を代表する人物で、作品は個性的な表現が乏しいと評価されていたが、建物としての技術方面と芸術としての作品完成度は高い評価を受けている。

レオン・ベノワ
人物情報
生誕 (1856-08-23) 1856年8月23日
ロシアの旗 ロシア ペテルゴーフ
死没 1928年2月8日(1928-02-08)(72歳)
出身校 ロシア芸術アカデミー
学問
研究分野 建築
研究機関 ロシア芸術アカデミー
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経歴 編集

1856年、ペテルゴフ生まれ。1879年にロシア芸術アカデミー(現・サンクトペテルブルク美術大学)を卒業し、父のニコラ・ベノワに師事した。実務修行として、ヨーロッパにおいて3年間研修を受ける。その後実務のかたわら、母校芸術アカデミーで、多くの人材育成にも当たった。

家族・親族 編集

代表作 編集

参考文献 編集

  • 零の形態 [叢書・二十世紀ロシア文化史再考] マレーヴィチ/著 宇佐見多佳子/訳 水声社 2000.11
  • ロシア・アヴァンギャルド建築 (INAX叢書8) 八束はじめ INAX 1993.11
  • 木瓦と葱ぼうず [INAX booklet] (Vol.11 No.1) INAX 1992.1
  • ロシアビザンチン [建築巡礼] (19) 内井昭蔵 丸善

脚注 編集