レキシ

日本の音楽家

レキシは、日本のミュージシャン池田貴史(いけだ たかふみ、1974年2月15日 - 、福井県鯖江市出身)によるソロユニット、かつユニットにおける池田自身の名称である[1][2][3]

レキシ
出生名 池田貴史
生誕 (1974-02-15) 1974年2月15日(46歳)
出身地 日本の旗 日本福井県鯖江市
ジャンル ファンク
職業 歌手
キーボーディスト
担当楽器 ボーカル
キーボード
活動期間 1997年 -
レーベル Capitol Music東芝EMI
(2007年)
cutting edgeエイベックス・エンタテインメント
(2011年)
commmons(エイベックス・エンタテインメント)
(2012年 - 2014年)
Colourful Recordsビクターエンタテインメント
(2014年 - )
事務所 Laughin'
共同作業者 SUPER BUTTER DOG
100s
公式サイト レキシオフィシャルHP うぇぶ城

本項目では池田本人についても記述する。

概要編集

SUPER BUTTER DOGキーボーディスト100sのメンバーとして活動していた池田貴史が、造詣が深い日本史をコンセプトとして立ち上げたソロプロジェクトで、その名の通り日本の歴史を主題とした楽曲を扱う「歴史縛りファンクネスバンド」[1][2][3][4]。その幅広い音楽性を生かしたソウルフルなサウンドに乗せて歴史(日本史)上の人物や史実について歌う独自のスタイルで注目を集める[1][2]いとうせいこう椎名林檎斉藤和義持田香織秦基博山口隆など多彩なゲストを迎えながら、コンスタントに作品を制作[3]。ゲスト参加したアーティストたちには本来の名前ではなく、「レキシネーム」(後述)という独自の名称が与えられる[5]

池田貴史個人としてはSUPER BUTTER DOG[注 1]や100sでのバンド活動の他、忌野清志郎などアーティストへの楽曲提供やサウンドプロデュース、レコーディングやライブサポートなどスタジオ・ミュージシャンとしての活動も行っている。またミュージシャンとしてだけでなく、ライブにおけるエンターテナーぶりと喋りのセンスを生かしてのテレビ番組などでのタレント活動や俳優としての映画テレビドラマへの出演、自身がサウンドロゴも制作したテレビCM「マルちゃん麺づくり」(東洋水産)への出演、バラエティ番組(フジテレビアフロの変」)のメインMCなど、多方面で活躍している[6]

デビュー当時からアフロヘアがトレードマーク[6]

池田貴史と音楽編集

紀元前編集

池田貴史は1974年2月15日、福井県鯖江市に生まれた。池田貴史が初めて人前で歌ったのは、幼稚園児の頃に親戚の結婚式の余興の場であった。歌った曲はさだまさしの『関白宣言』である。それ以来、さだには大きな影響を受けたと池田は語っている[7][8]

福井県立武生東高等学校卒業後、専門学校在学中に「インド池田と紙袋たち」を結成した。

1994年、武生東高校の同級生であった竹内朋康にバンド加入を誘われる。竹内は東京で永積タカシSUPER BUTTER DOGを結成し活動していた。池田はキーボード担当となった[注 2][10]し、3年後の1997年に、SUPER BUTTER DOGはメジャーレーベルからデビューした。

レキシの歴史編集

SUPER BUTTER DOG在籍中にバンドメンバーの永積崇と沢田周一と共に「レキシ」を結成し、ここにレキシの歴史がはじまった[注 3]。ここでレキシネームと名付けた特別な名前を使った。永積崇はレキシネーム「シャカッチ」、沢田周一はレキシネーム「DJ書道」となのった。

2003年に池田がレギュラー出演していたスペースシャワーTV製作、熱血!スペシャ中学企画のイベントライヴ『熱血!スペシャ中学 学園祭2003〜LOVELOVEしようよ〜』でレキシが久々の復活をした[12]。そして2004年、2005年も同イベントに参加した。2004年からはまた別のバンド100sのメンバーとしての活動も開始している。

2007年6月にはデビューアルバム『レキシ』をリリースする。SUPER BUTTER DOG主催の野外イベント「ファンキー大百科」のオープニングアクト(前座)でレキシとして出演した。この後2008年9月23日、SUPER BUTTER DOGは日比谷野外大音楽堂をもって解散してしまう。

デビューアルバムから2年半後の2011年3月にレキシの2ndアルバム『レキツ』リリース。さらに2012年12月には3rdアルバム『レキミ』リリースし、間髪入れずに全国ツアー「レキシツアー 〜今回は遺跡にいけるのですか?〜」を開催。 2014年6月4日にビクターエンタテインメント配下の伽羅古録盤(Colourful Records)に移籍し、4thアルバム『レシキ』をリリース。7月1日から全国ツアー「レキシツアー もう一度遺跡について考えてみよう」を実施。8月20日にはハニワの日として、自身初となる'日本武道館ワンマン公演「レキシツアー もう一度遺跡について考えてみよう〜大きなハニワの下で〜」を開催。12月にはジャズピアニスト上原ひろみを迎えた東名阪ツアー「レキシ 対 オシャレキシ〜お洒落になっちゃう冬の乱〜」を実施。

2015年の11月25日に初のシングル『SHIKIBU』リリース。12月からツアー「IKEMAX THEATER」を開催。2016年6月、5thアルバム「Vキシ」をリリース。7月1日より、2年ぶりの日本武道館公演も含む「ライブツアー2016」を開催。2017年4月、2ndシングル「KATOKU」を発売。6月6日より全国ツアー「レキシツアー2017 不思議の国のレキシと稲穂の妖精たち」を開催。

活動分野の拡がり編集

2015年には役者として映画初出演。6月13日公開の映画「海街diaryで三姉妹の三女の恋人役を演じた。2016年4月17日には役者として初めてのテレビレギュラー出演。TBS日曜劇場で「99.9 -刑事専門弁護士-」であった。

レキシの知名度も上がり、公共的なイベントでの出演依頼も増えてきた。2015年7月3日には青森県の縄文遺跡群の魅力や価値に関する情報発信を行善大使「あおもり縄文大使」に任命され、9月には青森三内丸山遺跡でのワンマンライブを開催した[13]

2016年7月18日には、自身の地元である福井県鯖江市から「サングラス大使」第1号に任命された[14]

エピソード編集

2ndアルバム「レキツ」に合わせて「きらきら武士」のPVを制作した。PVには池田扮する武士が炎の中を演舞するシーンがあった。これは赤い照明を大きく揺らしながら照らし炎上を演出したものだった。制作当初、共演した仲川希良のブログにて炎のシーンが撮影されたことが紹介されている[15]。ところが、アルバム発売前に東日本大震災が発生した。各方面への配慮のために、PVを再編集し、公開されたでPVでは、該当シーンはモノクロトーンに修正された。

2015年11月14日(13日深夜)放送のテレビ朝日タモリ倶楽部』で非公式の「江東区歌」を作成した。「東京都の23特別区で唯一、区歌を制定していない江東区の区歌を作る」と言うテーマでタモリマキタスポーツとの合作であった[16]。放送後、まったくの第三者から区に対して「正式な区歌」としての採用提案が行われた。しかし区は拒否した[17]

作品編集

シングル編集

  発売日 タイトル 規格品番 チャート
オリコン Billboard
Victor Entertainment / 伽羅古録盤
1st 2015年11月25日 SHIKIBU VIZL-904 (CD)
VICL-37121 (CD)
21位 12位
2nd 2017年4月26日 KATOKU VIZL-1113 (CD)
VICL-37250 (CD)
17位 20位
3rd 2018年7月18日 S&G VIZL-1393 (CD)
VICL-37402 (CD)
14位 TBA
4th 2020年9月23日 ギガアイシテル VIZL-1763 (CD+DVD)
VICL-37538 (CD)
VICL-37539(クレヨンしんちゃん盤)
TBA TBA

アルバム編集

  発売日 タイトル 規格品番 チャート 備考
オリコン Billboard
東芝EMI / Capitol Music
1st 2007年6月6日 レキシ TOCT-26253 (CD) 38位 - -
avex / cutting edge
2nd 2011年3月16日 レキツ CTCR-14718/B (CD+DVD)
CTCR-14719 (CD)
78位 - -
avex / commmons
3rd 2012年12月5日 レキミ RZCM-59247/B (CD+DVD)
RZCM-59248 (CD)
20位 - 2014年2月14日にアナログ盤発売
Victor Entertainment / 伽羅古録盤
4th 2014年6月4日 レシキ VIZL-677 (CD+DVD)
VICL-64166 (CD)
7位 - 2015年5月15日にアナログ盤発売
5th 2016年6月22日 Vキシ VIZL-996 (CD+DVD)
VIZL-997 (CD+DVD)
VICL-64586 (CD)
7位 3位 -
6th 2018年9月26日 ムキシ VIZL-1440 (CD+DVD)
VIZL-1441 (CD+DVD)
VICL-65054(CD)
2位 -

参加作品編集

アーティスト名 タイトル 収録作品 発売日 規格 規格品番 備考
椎名林檎 幸福論 アダムとイヴの林檎 2018年5月23日 CD UPCH-20485

楽曲提供・ プロデュース作品編集

CM音楽編集

  • 野外ロック・フェス「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」“NOTHING BEATS FUKUSHIMA, DOES IT?”(福島はどんなことがあってもくじけないぜ)(2011年8月)
  • DUNLOP 「WINTER MAXX」(2012年)
  • グリコ「みんなに笑顔を届けたい。冬篇」(2012年2月) - サウンドステッカー
  • 東洋水産「マルちゃん 麺づくり」(2013年9月 - 2014年)
  • 競輪 「開催告知 ソングリレー」篇(2014年4月)
  • テレビ朝日オフィシャルテーマソング(2015年3月)
  • 徳川家康没後400年記念「大関ヶ原展」(2015年3月)
  • 朝日新聞×J-WAVEラジオCM「あさひさん」(2015年3月 - 9月)
  • コカ・コーラ綾鷹」×レキシ「ちゃきなべいべー」(2015年8月) - WEB CM

ミュージックビデオ編集

監督 曲名
あだうち充 きらきら武士 feat. Deyonná
遠藤主任 「どげんか遷都物語」「狩りから稲作へ feat. 足軽先生・東インド貿易会社マン(Live Ver. feat. シャカッチ)」「年貢 for you feat.旗本ひろし、足軽先生」「姫君Shake!feat.齋藤摩羅衛門」「SHIKIBU feat.阿波の踊り子」「KMTR645 feat.ネコカミノカマタリ
風とロック児玉裕一 「歴史ブランニューデイ」
北原栄治 最後の将軍 feat.森の石松さん
不明 トロピカル源氏」(エレキシ名義)

サポート編集

レコーディング参加編集

ライブサポート編集

出演編集

映画編集

ドラマ編集

CM編集

TV編集

レギュラー編集

おはようそんぐ「重箱の隅つつくの助」(歌:担当)
作詞:佐藤雅彦うちのますみ / 作曲:近藤研二

ゲスト編集

ラジオ編集

  • 音楽ガハハ(2016年4月 - 、NHK FM) ※ 毎月最終水曜日 23:00 - 24:00 [26]

タイアップ編集

タイトル タイアップ先
SHIKIBU feat.阿波の踊り子 NTTドコモdヒッツ」CMソング
きらきら武士 feat. Deyonná ダイハツ工業トール」CMソング[23]
KATOKU ダイハツ工業「トール」CMソング
SEGODON NHK 大河ドラマ西郷どん」パワープッシュソング
GET A NOTE フジテレビ系 アニメゲゲゲの鬼太郎(第6作)」エンディングテーマ
ギガアイシテル テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』エンディングテーマ
映画『クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』主題歌

主なライブ編集

ワンマンライブ・主催イベント編集

出演イベント編集


レキシネーム編集

(五十音順)

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 2008年に解散。
  2. ^ 専門学校卒業後、池田は大阪で働いていた[9]
  3. ^ トラックに乗せて日本史のことを歌おうと言い出したのはシャカッチだった[11]

出典編集

  1. ^ a b c プロフィール・バイオグラフィ・リンク”. 音楽ナタリー. 2017年11月23日閲覧。
  2. ^ a b c レキシの記事まとめ”. 音楽ナタリー. 2017年11月23日閲覧。
  3. ^ a b c レキシの記事まとめ”. rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム). 2017年11月23日閲覧。
  4. ^ 作品”. レキシ オフィシャルサイト. 2017年11月23日閲覧。
  5. ^ レキシネーム”. レキシ オフィシャルサイト. 2017年11月23日閲覧。
  6. ^ a b レキシ プロフィール”. ビクターエンタテインメント公式サイト. 2017年11月23日閲覧。
  7. ^ TVステーション』2017年25号P101-P103「さだまさし×レキシ スペシャル対談」
  8. ^ レキシの魅力に『関ジャム』迫る 影響を受けたのは「さだまさし」と「ドリフターズ」エキサイト 2017年5月15日 2018年4月29日閲覧)
  9. ^ バンドからソロへ。本当にやってみたかったこと ハナレグミ 永積 崇(前編)”. 朝日新聞デジタル (2016年12月19日). 2017年11月23日閲覧。
  10. ^ 日本史の成績だけはよかった レキシ 池田貴史(前編)”. 朝日新聞デジタル (2016年7月8日). 2017年11月23日閲覧。
  11. ^ レキシ (2011年3月16日). レキシが歴史に名を刻む!“日本史ポップス”の集大成(1/4). インタビュアー:三宅正一. 音楽ナタリー. http://natalie.mu/music/pp/rekishi 2017年11月9日閲覧。 
  12. ^ レキシのウラ歴史〜池ちゃんとボクと、時々、オカン。ボクだけが知るエモくてセンチな人情物語〜”. SPICE(スパイス) (2017年8月4日). 2017年11月23日閲覧。
  13. ^ 秦基博&レキシ、世界遺産登録目指す「あおもり縄文大使」に任命”. ナタリー (2015年7月3日). 2015年7月3日閲覧。
  14. ^ “レキシ池田貴史が福井県鯖江市「サングラス大使」第1号に就任”. 音楽ナタリー. (2016年7月19日). http://natalie.mu/music/news/195004 2016年7月19日閲覧。 
  15. ^ 仲川希良ブログ
  16. ^ “「タモリ倶楽部」マキタスポーツとレキシが江東区の区歌を勝手に作る”. 音楽ナタリーへ (ナターシャ). (2015年11月10日). http://natalie.mu/owarai/news/165583 2017年1月14日閲覧。 
  17. ^ “【編集局から】23区で唯一「区歌」がない江東区 「タモリ倶楽部」非公式ソングの“採用”は”拒否””. ZAKZAK (産業経済新聞社). (2016年3月3日). http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160303/enn1603031528017-n1.htm 2017年1月14日閲覧。 
  18. ^ 関ジャニ∞、錦戸亮ドラマ主題歌シングル「侍唄」はレキシ作”. 音楽ナタリー (2015年10月20日). 2015年10月20日閲覧。
  19. ^ エビ中盆栽BOXに池ちゃん作「盆栽ガール」も”. 音楽ナタリー (2014年7月9日). 2014年7月9日閲覧。
  20. ^ レキシ「映画クレしん」で声優初挑戦!自筆の“ラクガキ”埴輪は劇中に登場”. 映画.com (2020年3月22日). 2020年3月24日閲覧。
  21. ^ マルちゃん「麺づくり」HP
  22. ^ “レキシ「SHIKIBU」流れるdヒッツCMに紫式部スタイルで登場”. 音楽ナタリー. (2015年11月24日). http://natalie.mu/music/news/166922 2016年7月5日閲覧。 
  23. ^ a b “「きらきら武士」流れるダイハツ新CM、レキシが遊園地スタッフに”. 音楽ナタリー. (2016年11月9日). http://natalie.mu/music/news/208617 2016年11月9日閲覧。 
  24. ^ a b BSスカパー版とスペースシャワーTV版は別編成・別楽曲で放送
  25. ^ NHK「今夜も生でさだまさし」にレキシやフェアリーズら出演、観覧募集も(2018年2月28日 音楽ナタリー
  26. ^ “レキシ×マキタ×やついの「音楽ガハハ」レギュラー化!笑い声響いた初回収録”. 音楽ナタリー. (2016年4月25日). http://natalie.mu/music/news/184931 2016年4月25日閲覧。 

外部リンク編集