レスリー・ファイストLeslie Feist1976年2月13日 - )は、カナダの女性シンガーソングライター。芸名は「Feist」。ハスキーな声で歌うフォーキーな作品群はジョニ・ミッチェルにも比較される。

Feist
基本情報
出生名 Leslie Feist
生誕 (1976-02-13) 1976年2月13日(48歳)
カナダの旗 カナダ
ノバスコシア州アムハースト
出身地 カナダ アルバータ州 カルガリー
ジャンル インディーポップ, フォークロック, バロック・ポップ
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ヴォーカル, ギター, ピアノ, バンジョー, ドラム
活動期間 1991–present
レーベル Arts & Crafts, Cherrytree Records, Interscope Records
共同作業者 Broken Social Scene
Kings of Convenience
Wilco
Mocky
Jamie Lidell
By Divine Right
Emily Haines
Peaches
公式サイト www.listentofeist.com

概要 編集

ノバスコシア州アムハーストで生まれ、サスカチュワン州レジャイナアルバータ州カルガリーで育った。高校時代に組んだパンクバンド「Placebo」のリードボーカルを担当。地元のコンテストで優勝し、ラモーンズのコンサートで前座を務めた。

バンドのツアー中に喉を痛めてからはギターで楽曲の制作に専念。拠点をトロントに移した。その頃、アヴァンギャルドなパフォーマンスで知られるピーチーズと生活をともにし、彼女の作品にも参加していた。1999年にアルバム「Monarch (Lay Your Jewelled Head Down)」でソロデビュー。

2004年のアルバム「Let it die」がカナダで大ヒットして以来、アメリカ合衆国にも売り出され、来日公演も行うなど国際的に活躍している。またキングス・オブ・コンビニエンスのアルバム「Riot On An Empty Street」に2曲参加、ライブ活動も一緒に行う。プロデューサーチリー・ゴンザレスとともにセルジュ・ゲンスブールのフォロワーであり、ゲンスブールへのトリビュートアルバム「Monsieur Gainsbourg Revisited」には「Gonzales, Feist & Dani」としてBoomerang 2005で参加した。

Let It Die」のデモは、その当時、彼女の恋人であったカナダのバンド、スローンのメンバーであるクリス・マーフィーも参加していたが、この作品のヒットによって、彼女の活動拠点が一時パリに移ったことによって、長い交際期間であったものの破局した。

2007年、「The Reminder」発表、7月のフジロックフェスティバルに参加し2度目の来日を果たした。AppleiPod nanoCMに「1234」が起用される。2008年第50回グラミー賞では「最優秀新人賞」「最優秀女性ポップ・ヴォーカル」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「最優秀短編ミュージックビデオ」の4部門でノミネートされた。

また、サイドプロジェクトとして、現在のボーイフレンドであるKevin Drew率いるバンド、ブロークン・ソーシャル・シーンのメンバーとしても参加しており、こちらのバンドも北米を中心にしてとても人気がある。BSSKOC以外にもベックウィルコモッキージェイミーリデル、Rubiesといった様々なアーティストともに音楽活動を行っている。

ディスコグラフィ 編集

アルバム 編集

  • Monarch (Lay Your Jewelled Head Down) (1999)
  • Let It Die (2004)
  • Open Season (2006) - リミックス・アルバム
  • The Reminder (2007)
  • Metals (2011)
  • Pleasure (2017)

シングル 編集

  • Mushaboom (2004)
  • One Evening (2004)
  • Inside and Out (2005)
  • Secret Heart (2006)
  • My Moon My Man (2007)
  • 1234 (2007)
  • I Feel It All (2008)
  • Sea Lion Woman (2008)
  • Honey Honey (2008)
  • Pleasure (2017)
  • Hey,That’s No Way To Say Goodbye (2017)

脚注 編集

外部リンク 編集