レット・イット・ビー

ビートルズのアルバム
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レット・イット・ビー』(英語: Let It Be)は、イギリスにおいて1970年5月8日に発売されたビートルズの13作目アルバム[注釈 1]ビートルズが事実上解散して約1か月後に発売。映画『レット・イット・ビー』のサウンドトラック・アルバムとなっているが、実際に映画に使われたものと同じテイクを収録したケースは少なく「トゥ・オブ・アス[注釈 2]、「ディグ・ア・ポニー[注釈 3]、「ディグ・イット[注釈 4]、「アイヴ・ガッタ・フィーリング[注釈 5]、「ワン・アフター・909」の5曲(純粋に映画と同テイクなのは「ワン・アフター・909」のみ)、全12曲中半数にも満たない。

レット・イット・ビー
ビートルズサウンドトラック / スタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル
時間
レーベル アップル・レコード
プロデュース
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
下記を参照
ゴールドディスク
下記を参照
『レット・イット・ビー』収録のシングル
  1. レット・イット・ビー
    リリース: イギリスの旗 1970年3月6日 (1970-03-06)
  2. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード / フォー・ユー・ブルー
    リリース: アメリカ合衆国の旗 1970年5月11日 (1970-05-11)
ビートルズ U.K. 年表
  • レット・イット・ビー
  • (1970年 (1970)
ビートルズ U.S. 年表
  • レット・イット・ビー
  • (1970年 (1970)
ビートルズ 日本 年表
  • レット・イット・ビー
  • (1970年 (1970)
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本作はアルバム『アビイ・ロード』が制作される前に行われた、いわゆる「ゲット・バック・セッション」のレコーディングを基にして制作がなされている。そうしたいきさつから、「ゲット・バック・セッション」の後にレコーディングされた『アビイ・ロード』がラスト・アルバムという見方[注釈 6]がなされていた。しかし1990年代に入りビートルズのレコーディング記録の詳細が公にされたこと[注釈 7]によって、1970年1月にも「ゲット・バック・セッション」は続けられ[5]、なおかつ3月23日〜4月2日にフィル・スペクターによって再制作されたこと[6]が判明。本作が名実共にビートルズのラスト・アルバムであることが明らかになった。

ビートルズのオリジナル・アルバムでは、『ハード・デイズ・ナイト』以来2作目となるリンゴ・スターがリード・ボーカルをとった楽曲がない作品[注釈 8]。前作『アビイ・ロード』に続いて、本作もステレオ盤のみの発売となっており、モノラル盤は制作されていない。

背景編集

トゥイッケナム映画撮影所とアップル・スタジオでのセッション編集

崩壊しつつあるビートルズをまとめるため、メンバーたるポール・マッカートニーが「原点に返ろう=Get back」というコンセプトを掲げて「ゲット・バック・セッション」が行われた。そのため、デビュー当時のようにオーバー・ダビングを一切行わないアルバムを制作し、そのレコーディング風景を録画して映画にしようという試みが進められた[7]。愛用しているEMIスタジオではなく、撮影しやすいという観点から映画『ヘルプ!4人はアイドル』などの撮影に使用されたトゥイッケナム映画撮影所でセッションが開始された。

1969年1月2日から16日まで、ビートルズと映画監督のマイケル・リンゼイ=ホッグはトゥイッケナム映画撮影所においてリハーサル・セッションと撮影を行った[注釈 9]。セッション開始当初はビートルズのメンバーも多少なりとも手ごたえを感じていたようだが、その後は覇気がなくなっていき、特にマッカートニーとジョージ・ハリスンは対立し、口論の光景は映画にまで記録された。1月10日にジョン・レノンとハリスンで意見の相違があり、ハリスンがセッションを放棄するという事件が起こり、その後話し合いによりジョージの復帰とアップル・コア本社への移動が決まった。なお、トゥイッケナム映画撮影所でのレノンの"Queen says 'No' pot-smoking FBI members."という語りが本作に採用されたのみで、録音機器を持っていなかったことからここでのテイクはアルバムに採用されていない[8]

 
ゲット・バック・セッションに参加したビリー・プレストン(1971年撮影)

1月21日よりメンバー4人はサヴィル・ロウアップル・コア本社に場所を移し、その地下にあるスタジオにおいて正式なレコーディングに取りかかった[9]。この日よりマルチトラック・レコーダーを使用した録音が開始され[10]、1月31日まで同スタジオでセッションが行われた[11]。また22日のセッションよりジョージの発案で、バンド内の緊張状態を和らげることを目的にキーボーディストで旧友のビリー・プレストンが参加したほか[12]、1月30日にビートルズとプレストンを加えた5人はアップル本社ビルの屋上に上り、2年5か月ぶりのライヴ・パフォーマンスを行った。後者は後に「ルーフトップ・コンサート」として知られることになる。

2月22日にはトライデント・スタジオで新たなセッションが始められ、7月1日からは本格的にアルバム『アビイ・ロード』のレコーディングに取りかかった。なお、その間の4月11日にはゲット・バック・セッションから初めての収獲となるシングル『ゲット・バック』が発売された。

発売にあたってのミキシング編集

3月にビートルズの要請によりエンジニアのグリン・ジョンズは、ゲット・バック・セッションの内容をアルバムにまとめる作業を開始。3月10から5月28日にかけてオリンピック・スタジオでミキシングが行われ、5月28日にマスター・テープを完成させた。

1969年5月28日盤ではルーフトップ・コンサートから「ワン・アフター・909」のみが採用され、「アイヴ・ガッタ・フィーリング」と「ディグ・ア・ポニー」はスタジオでレコーディングされた音源が採用された。また、「トゥ・オブ・アス」や「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」についてもアルバムで採用された1月31日以前のテイクが採用され、この他に即興演奏の「ロッカー」とドリフターズのカバー曲「ラストダンスは私に」、「ディグ・イット」の5分バージョンが収録された[13]

1969年5月28日盤の収録曲は、以下のようになっていた[13]

A面
#タイトル作詞・作曲
1.ワン・アフター・909(The One After 909)レノン=マッカートニー
2.「ロッカー」(Rocker)
3.セイヴ・ザ・ラスト・ダンス・フォ・ミー[注釈 10](Save the Last Dance for Me)
4.ドント・レット・ミー・ダウン(Don't Let Me Down)レノン=マッカートニー
5.ディグ・ア・ポニー(Dig a Ponny)レノン=マッカートニー
6.アイヴ・ガッタ・フィーリング[注釈 11](I've Got a Feeling)レノン=マッカートニー
7.ゲット・バック[注釈 12](Get Back)レノン=マッカートニー
B面
#タイトル作詞・作曲
1.フォー・ユー・ブルー[注釈 13](For You Blue)ジョージ・ハリスン
2.テディ・ボーイ(Teddy Boy)ポール・マッカートニー
3.トゥ・オブ・アス(Two of Us)レノン=マッカートニー
4.マギー・メイ[注釈 14](Maggie Mae)
  • 民謡
    • 編曲:ジョン・レノン
    • ポール・マッカートニー
    • ジョージ・ハリスン
    • リチャード・スターキー
5.ディグ・イット[注釈 15](Dig It)
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
  • ジョージ・ハリスン
  • リチャード・スターキー
6.レット・イット・ビー[注釈 16](Let It Be)レノン=マッカートニー
7.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード[注釈 17](The Long and Winding Road)レノン=マッカートニー
8.「ゲット・バック (リプライズ)」(Get Back (Reprise))レノン=マッカートニー

アルバム・デザインは、マンチェスター・スクエア英語版にあるEMI本部の吹き抜けからメンバーが見下ろしている写真が使用された。これは1963年に発売の1作目のデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のジャケットを真似たもので、構図や配置も同じものになっている。また撮影には『プリーズ・プリーズ・ミー』のジャケットも手がけたアンガス・マクビーン英語版を起用して撮影が行われた[15][注釈 18]。撮影された写真はレノンも気に入っていた。同時にテスト盤も制作されたが、リリースには至らなかった。

12月15日、ビートルズはジョンズに再編集を指示し、映画の内容に沿ったサウンドトラックを作ることを要請した。1969年12月15日から1970年1月8日にかけて改めてミキシングが行われた。1970年1月5日盤では、映画に登場しなかった「テディ・ボーイ」が外され、リハーサルのシーンに登場した「アクロス・ザ・ユニバース」、ジョンがヨーコとワルツを踊っているシーンで登場した「アイ・ミー・マイン」[注釈 19]が追加収録された。また、1月4日には「レット・イット・ビー」にマラカスリードギタージョージ・マーティンのプロデュースによりブラスストリングスなどがオーバー・ダビングされたが、このテイクは採用されなかった。しかし、1970年1月5日盤もビートルズによって拒否され、アルバム『Get Back』は未発表となった[13]

1970年1月5日盤の収録曲は、以下のようになっている[13]

A面
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ワン・アフター・909」(The One After 909)レノン=マッカートニー
2.「ロッカー」(Rocker)
3.「セイヴ・ザ・ラスト・ダンス・フォ・ミー」(Save the Last Dance for Me)
4.「ドント・レット・ミー・ダウン」(Don't Let Me Down)レノン=マッカートニー
5.「ディグ・ア・ポニー」(Dig a Ponny)レノン=マッカートニー
6.「アイヴ・ガッタ・フィーリング」(I've Got a Feeling)レノン=マッカートニー
7.「ゲット・バック」(Get Back)レノン=マッカートニー
8.「レット・イット・ビー」(Let It Be)レノン=マッカートニー
合計時間:
B面
#タイトル作詞・作曲時間
1.「フォー・ユー・ブルー」(For You Blue)ジョージ・ハリスン
2.「トゥ・オブ・アス」(Two of Us)レノン=マッカートニー
3.「マギー・メイ」(Maggie Mae)
  • 民謡
    • 編曲:ジョン・レノン
    • ポール・マッカートニー
    • ジョージ・ハリスン
    • リチャード・スターキー
4.「ディグ・イット」(Dig It)
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
  • ジョージ・ハリスン
  • リチャード・スターキー
5.「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」(The Long and Winding Road)レノン=マッカートニー
6.アイ・ミー・マイン[注釈 20](I Me Mine)ジョージ・ハリスン
7.アクロス・ザ・ユニバース(Across the Universe)レノン=マッカートニー
8.「ゲット・バック (リプライズ)」(Get Back (Reprise))レノン=マッカートニー
合計時間:

アルバム『レット・イット・ビー』へ編集

ゲット・バック・セッションのテープは、アメリカ人プロデューサーのフィル・スペクターへ3月23日に委託。スペクターはオーヴァー・ダビングするなどして音源を編集。ビートルズが事実上解散した4月10日の約1か月後(5月8日)にビートルズの13枚目のアルバムとして『レット・イット・ビー』が発売され、続いて5月20日に映画『レット・イット・ビー』が劇場公開された。

レノンとハリスンは、頓挫した「ゲット・バック・セッション」の音源を短期間のうちにアルバムとしてまとめあげたフィル・スペクターの仕事を高く評価し、それぞれのソロ作品で彼をプロデューサーとして起用している。しかしマッカートニーは「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」に加えられたオーケストラ・アレンジに強い不満を持つなど、スペクターの仕事を評価しなかった。マッカートニーはアルバム発売の中止を求めて訴訟を検討したが、アルバムの発売に関する契約が1枚残っていたため、不本意ながらも発売を認めざるを得なかった。

リハーサルやレコーディングなどでサウンドトラック用に録音された100時間以上のテープのうち、その大半が海賊盤として流通している[18]。代表的なものに『Kum Back』がある[19]。レノンによると「俺が誰かに渡したアセテート盤をそいつが持っていって、先行プレスだか何だかだと言って放送された物が基になっていると聞いた」と語っており[20]、図らずもレノンがソースの流出元となった可能性がある[21]。また、1980年にはLP5枚組の『The Black Album』という海賊盤が発売されたほか、セッション・テープを完全収録したCD38枚組の『Day by Day』が発売されたが、2003年1月にセッション・テープ500本がイギリスとオランダの警察によって回収され、5名が逮捕された[22]。また、「Purple Chick」レーベルは、自ら所有するテープ音源を『A/B Road』というタイトルで、無料でデジタル配信している。

リリース編集

『レット・イット・ビー』は、イギリスで1970年5月8日に発売され、全英アルバムチャートで3週連続1位を獲得[23]。アメリカでは1970年5月18日に発売され、ビルボード誌のTop LPsで4週連続1位を獲得し[24]、1970年度年間ランキング31位だった[25]キャッシュボックス誌では6週連続1位、1970年度年間ランキング14位。アメリカだけで400万枚以上のセールスを記録し、全世界では1,000万枚以上のセールスを記録している。

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、392位にランクイン[26]

2003年11月にフィル・スペクターの施したオーバー・ダビングを取り除き、本来の演奏にデジタル・テクノロジーによる修正を施したものが『レット・イット・ビー...ネイキッド』として発売された。

収録曲編集

アナログA面
#タイトル作詞・作曲リード・ボーカル時間
1.トゥ・オブ・アス(Two Of Us) 
2.ディグ・ア・ポニー(Dig A Pony) 
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
3.アクロス・ザ・ユニバース(Across The Universe) ジョン・レノン
4.アイ・ミー・マイン(I Me Mine)ジョージ・ハリスンジョージ・ハリスン
5.ディグ・イット(Dig It)レノン=マッカートニー=ハリスン=スターキージョン・レノン
6.レット・イット・ビー(Let It Be) ポール・マッカートニー
7.マギー・メイ(Maggie Mae)民謡(編曲:レノン=マッカートニー=ハリスン=スターキー)
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
合計時間:
アナログB面
#タイトル作詞・作曲リード・ボーカル時間
1.アイヴ・ガッタ・フィーリング(I've Got A Feeling) 
  • ポール・マッカートニー
  • ジョン・レノン
2.ワン・アフター・909(One After 909) 
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
3.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(The Long And Winding Road) ポール・マッカートニー
4.フォー・ユー・ブルー(For You Blue)ジョージ・ハリスンジョージ・ハリスン
5.ゲット・バック(Get Back) ポール・マッカートニー
合計時間:

各国における販売形態編集

発売日 レーベル 販売形態 カタログ番号
イギリス 1970年5月8日 (1970-05-08) Apple Records LP box set PSX 1 (PCS 7096)
アメリカ 1970年5月18日 (1970-05-18) Apple, Capitol Records LP AR 34001
日本 1970年6月5日 (1970-06-05) 東芝音楽工業 LP box set AP 9009
イギリス 1970年11月9日 (1970-11-09) Apple Records LP PCS 7096
日本 1971年2月25日 (1971-02-25) 東芝EMI LP AP 80189
Worldwide reissue 1987年10月10日 (1987-10-10) Apple, Parlophone, EMI CD CDP 7 46447 2
日本 1987年10月19日 (1987-10-19) 東芝EMI CD CP32-5333
日本 2004年1月21日 (2004-01-21) 東芝EMI Remastered LP TOJP 60143
  • イギリスおよび日本の初回プレス盤には写真集『THE BEATLES GET BACK』が付属していた。LPは通常のシングル・カバー仕様。アメリカ盤はボックス仕様ではないが、写真集から抜粋された写真がゲートフォールド・カバーの内側に掲載。日本での再発盤はアメリカ盤と同仕様。

チャート成績編集

認定編集

国/地域 認定 認定/売上枚数
アルゼンチン (CAPIF)[51] 2× Platinum 120,000*
オーストラリア (ARIA)[52] Platinum 70,000^
カナダ (Music Canada)[53] 3× Platinum 300,000^
デンマーク (IFPI Denmark)[54] Platinum  
フランス (SNEP)[55] Gold 100,000*
イタリア (FIMI)[56]
2009年再発盤
Gold 50,000*
ニュージーランド (RMNZ)[57]
Reissue
2× Platinum 30,000^
イギリス (BPI)[58] Platinum 300,000^
アメリカ合衆国 (RIAA)[59] 4× Platinum 4,000,000^

*認定のみに基づく売上枚数
^認定のみに基づく出荷枚数

  英国レコード産業協会による認定は1994年の売上によるもの[60]

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 1987年のCD化においてイギリス盤公式オリジナル・アルバムと同等の扱いを受けたアメリカ・キャピトルレコード編集アルバムの『マジカル・ミステリー・ツアー』が、2009年9月9日にリリースされたデジタルリマスター盤において発売日順に従い9作目に順番付けられたため、現在は13作目とされているが、イギリス盤公式オリジナル・アルバムとしては12作目である。
  2. ^ 映画のものとエンディングが異なる。
  3. ^ 映画のものから出だしとエンディングが一部トリミングされている。
  4. ^ 映画のものよりも極端に縮めてある。
  5. ^ 映画のものでは、街の人々のインタヴューが入る。
  6. ^ たとえば論拠としてアルバム『レット・イット・ビー』(東芝EMI / EAS-80561)の解説(筆者:吉成伸幸)に「『レット・イット・ビー』は、ビートルズのアルバムとしては最後に発表されたものである。(中略)しかしながらレコーディングの時期を考えてみれば実質上のラスト・アルバムと呼ぶにふさわしくない事がわかる。この『レット・イット・ビー』の録音は1969年1月、そして『アビイ・ロード』は1969年7月に録音している事からもが、ビートルズの音楽的な歴史に終止符を打ったのが、『アビイ・ロード』である事に気がつくだろう」と記されている。
  7. ^ マーク・ルイソン英語版著「ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ」(1990年、シンコーミュージック・エンタテイメント)において、ビートルズの全レコーディング・スケジュールが明らかとなった。
  8. ^ オリジナル・アルバムではないが、準オリジナルと見なされるアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』にもリンゴ・スターのリード・ボーカル曲は収録されていない。
  9. ^ このリハーサルの模様は、映画『レット・イット・ビー』に一部採用されているほか、2003年に発売された『レット・イット・ビー...ネイキッド』のボーナスCD『Fly on the Wall』に一部音源が収録された。
  10. ^ ドリフターズのカバー曲。
  11. ^ 1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録されたテイクと同じ音源[14]
  12. ^ シングル盤に収録されたテイクと同じ音源。
  13. ^ 『レット・イット・ビー』のものとはベース・トラックは同じであるが、『レット・イット・ビー』のものは1970年1月8日にヴォーカルを録音し直し、オーバー・ダビングしたものである。なお『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録されたものとは同じ日の録音であるが別テイクである。
  14. ^ 『レット・イット・ビー』とは同じテイクであるが、こちらではフェード・アウトして終わる。
  15. ^ 『レット・イット・ビー』には短く編集された音源が収録された。
  16. ^ シングル盤とは同じテイクであるが、オーケストラはフィーチャーされていない。オーケストラがオーバー・ダビングされたのは、前述の通り1970年1月4日のセッションである。
  17. ^ 『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録されたものと同じ。『レット・イット・ビー』とは同じテイクであるが、オーケストラはフィーチャーされていない。
  18. ^ この写真はのちに『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』のジャケットに用いられた。
  19. ^ ただし同曲は正式なレコーディングが行われていなかったため、1970年1月3日にEMIスタジオの第2スタジオでレコーディングが行われた。また、この日のセッションでもオリジナル・コンセプトに反してオーバー・ダビングがなされている。
  20. ^ 『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』収録テイクと同じ音源 [16]。『レット・イット・ビー』にはオーケストラが加えられ、一部歌詞が繰り返されるように編集が加えられている[17]

出典編集

  1. ^ a b Unterberger, Richie. Let It Be - The Beatles | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年10月10日閲覧。
  2. ^ a b Classic Rock Magazine, September 2014, "Let It Be saw the band return to their R&B and blues roots"
  3. ^ Partridge, Kenneth (2015-05-08). “The Beatles' 'Let It Be' at 45: Classic Track-by-Track Album Review”. Billboard. https://www.billboard.com/articles/review/6561045/beatles-let-it-be-track-by-track-album-review 2020年10月10日閲覧。. 
  4. ^ Sheffield, Rob (2004). “The Beatles”. In Brackett, Nathan; Hoard, Christian. The New Rolling Stone Album Guide (4th ed.). Simon & Schuster. pp. 51-54. ISBN 0-7432-0169-8 
  5. ^ ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版 2009, p. 316-319.
  6. ^ ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版 2009, p. 320-324.
  7. ^ Kot, Greg (2003年11月17日). “Let It Be, Paul”. Chicago Tribune. https://www.chicagotribune.com/news/ct-xpm-2003-11-17-0311180043-story.html 2020年4月26日閲覧。 
  8. ^ ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版 2009, p. 269, 322.
  9. ^ “20 Things You Need To Know About The Beatles' Rooftop Concert”. Mojo. (2014年1月30日) 
  10. ^ Schweighardt & Sulpy 2007, p. 154.
  11. ^ Schweighardt & Sulpy 2007, p. 257.
  12. ^ ビートルズと60年代 1996, p. 384.
  13. ^ a b c d Lewisohn 1998, p. 196.
  14. ^ Winn, John C. (2009). That Magic Feeling: The Beatles' Recorded Legacy, Volume Two, 1966-1970. New York: Three Rivers Press. pp. 250-251. ISBN 978-0-307-45239-9 
  15. ^ Spizer 2003, p. 162.
  16. ^ Lewisohn, Mark (1996年). The BeatlesAnthology 3』のアルバム・ノーツ, p. 41 [booklet]. Apple Records.
  17. ^ Lewisohn 2005, p. 197, 199.
  18. ^ Unterberger 2006, p. 226-230.
  19. ^ Winn 2006, p. 5.
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参考文献編集

関連文献編集

外部リンク編集