レモ/第1の挑戦』(レモ/だいいちのちょうせん原題:Remo Williams: The Adventure Begins)は、1985年製作のアメリカ合衆国アクション映画ガイ・ハミルトン監督。

レモ/第1の挑戦
Remo Williams: The Adventure Begins
監督 ガイ・ハミルトン
脚本 クリストファー・ウッド
原作 リチャード・サピア
ウォーレン・マーフィー
(「デストロイヤー」より)
製作 ラリー・スピーゲル
製作総指揮 ディック・クラーク
メル・バーグマン
出演者 フレッド・ウォード
ジョエル・グレイ
音楽 クレイグ・サファン
撮影 アンドリュー・ラズロ
製作会社 オライオン・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 オライオン・ピクチャーズ
日本の旗 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1985年10月11日
日本の旗 1986年6月21日
上映時間 121分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $14,393,902[1]
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リチャード・サピアウォーレン・マーフィー原作のベストセラー小説「デストロイヤー」の映画化[2]朝鮮の武術シナンジュを体得した主人公レモ・ウィリアムズが軍事産業の陰謀と戦う。

ストーリー 編集

ニューヨーク市警察の刑事サムはある日、政府のエージェント・マクレリーによって死を偽装され、さらに顔を整形手術されて別人に仕立て上げられ、“レモ・ウィリアムズ”という新しい名前を与えられた。

マクレリーの属する組織は、大統領直属のハロルド・スミス指揮のもと、法律の手の届かない強大な悪を秘かに抹殺する秘密組織であり、サムはその組織のために働く暗殺者に選ばれたのだ。

レモは完璧な暗殺者になるべく、チュンという年老いた韓国人のもとで修業することになった。チュンは朝鮮の古武術シナンジュの名手で、弾丸すらもよけることのできる身軽さを持っていた。レモは修業の末、シナンジュを体得、そんな彼に早速、組織から指令が下る。

標的は、軍需産業の大物ジョージ・グローヴ。彼は陸軍のワトソン将軍と組んでハープ衛星防衛システムを開発し、それを独占しようとしていた。

レモはグローヴ社からハープ衛星に関する情報の詰め込まれたコンピュータ・ディスクを盗み出し、ハープ衛星のとんでもない中身を知り、グローヴの陰謀阻止に動き出す。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日 機内上映版
サム/レモ・ウィリアムズ フレッド・ウォード 草野大悟 若本規夫
チュン ジョエル・グレイ 田村錦人
レイナー・フレミング少佐 ケイト・マルグルー 弥永和子
ハロルド・スミス ウィルフォード・ブリムリー 宮川洋一
マクレリー J・A・プレストン 麦人
ジョージ・グローヴ チャールズ・シオフィ 小林修
スコット・ワトソン将軍 ジョージ・コー 阪脩
ジム・ウィルソン マイケル・パタキ 小関一
ストーン パトリック・キルパトリック 大塚明夫
コニーアイランドの客引き ウィリアム・ヒッキー 千田光男
救急車の運転手 レジナルド・ヴェルジョンソン
ザック ジョン・ポリト
  • テレビ朝日版:初回放送1989年6月4日『日曜洋画劇場』※HDニューマスター版BDに収録。
  • 機内上映版:1986年、JALにて上映[3]

評価 編集

脚注 編集

  1. ^ Remo Williams: The Adventure Begins (1985) - Box Office Mojo
  2. ^ Mathews, Jack (1985年10月18日). “Will The Adventure Go On For Remo Williams?”. The Los Angeles Times. http://articles.latimes.com/1985-10-18/entertainment/ca-13710_1_remo-williams 2010年12月4日閲覧。 
  3. ^ “今月のプログラム”. 機内誌 WINDS (JAL): 125. (1986年4月号). 
  4. ^ Remo Williams: The Adventure Begins - Awards - IMDb

外部リンク 編集