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ロックマンワールド3』(ロックマンワールドスリー、ROCKMAN WORLD 3)は、1992年12月11日カプコンから発売されたゲームボーイ専用のアクションゲーム

ロックマンワールド3
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 ゲームボーイ
開発元 水口エンジニアリング[1]
発売元 カプコン
プロデューサー 藤原得郎
音楽 村田幸史
美術 稲船敬二
人数 1人
メディア 2メガビットロムカセット
発売日 日本 199212111992年12月11日
アメリカ合衆国 1992121992年12月
ヨーロッパ 199306191993年6月19日
対象年齢 日本 CEROA(全年齢対象)
アメリカ合衆国 ESRBE(6歳以上)
コンテンツ
アイコン
アメリカ合衆国 Mild Cartoon Violence
その他 型式:日本 DMG-W3J
アメリカ合衆国 DMG-W3-USA
ヨーロッパ DMG-W3-UKV
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目次

概要編集

ゲームボーイ(以下GB)でのロックマンシリーズ第3作目。ベース作品は『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』(1990年、以下『3』)と『ロックマン4 新たなる野望!!』(1991年、以下『4』)。

ベース作品に『4』が加わったことで、本作からチャージショットが使用可能となったほか、エディーがGB作品にて初登場した。また、一度クリアしたステージに再挑戦することも出来るようになった(ただし、本作では後半4ステージに進んだ時点で前半4ステージは選択不可能になる)。前作ではオリジナルだった音楽も本作からはまたナンバリング作品がベースのものに戻っているが、ゲーム後半は『4』からの音楽に偏っている。

足場ギリギリで飛び越えなければならない穴が多い、パスワードでE缶を記録できない、被ダメージが大きいなど、その難易度はナンバリング作品も含めてシリーズ屈指のものである。

ゲーム内容編集

特殊武器編集

ボスと同様、ナンバリング作品との相違点を中心に記述する。特記無きものは特徴はほぼ同じ。

ジェミニレーザー(GE) - ジェミニマンを撃破 - 消費エネルギー(2)
サーチスネーク(SN) - スネークマンを撃破 - 消費エネルギー(1/2)
スパークショック(SP) - スパークマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
『3』と違い、敵をショートさせた状態で武器チェンジが可能となっており、『ロックマン』、および『ロックマンワールド』のアイススラッシャーと同様の使い方が可能。
シャドーブレード(SH) - シャドーマンを撃破 - 消費エネルギー(1/2)
ドリルボム(DR) - ドリルマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
ダストクラッシャー(DU) - ダストマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
『4』と違い、2段ヒットしない。
ダイブミサイル(DI) - ダイブマンを撃破 - 消費エネルギー(1)
スカルバリアー(SK) - スカルマンを撃破 - 消費エネルギー(2)
『4』と違い、エネルギー弾に限り3発まで防ぐことができるようになった。
スクリュークラッシャー(PU) - パンクを撃破 - 消費エネルギー(1/8)
短い放物線を描いて飛ぶ回転ノコギリを発射する。射程距離の短さは致命的だが、消費エネルギーが少なく、少し上にいる敵や下方向にいる敵に当てやすく威力も高い。

その他の特殊武器編集

ラッシュコイル(RC) - スネークマンを撃破 - 消費エネルギー(2)
特徴はそれまでの作品とほぼ同じ。乗ると大ジャンプができる。
ラッシュジェット(RJ) - ダストマンを撃破 - 消費エネルギー(-)
乗ると、出現した方向に一定の速度で移動する。ナンバリング作品や前作『ロックマンワールド2』と異なり軌道変更は不可能。このため『ロックマン2』(以下『2』)で登場したアイテム2号と特徴が似ている。なおこの特徴は、『ワールド4』・『5』まで続く。
なお今作からラッシュマリンは、GB品においても廃止されることとなった。

備考編集

  • ステージセレクトと決定デモのBGMは『4』のものが使用されており、その為ゲームボーイ作品では唯一のシリーズ伝統の決定BGMが使われた作品である。なお、ステージセレクトのボス配置はそれぞれナンバリング作品の位置を元に配置されているが、前半の『3』のボスのみ「スネークマン」と「ジェミニマン」の位置が異なる(前作の前半ボスの正攻法のルートと被ったためとみられる)。
  • パスワードのシステムは『2』および『ロックマンワールド』と同じ物が再び採用された(BGMはオリジナルだが、認証の成功と失敗では『4』のSEがそれぞれ使われている)。
  • カウントが0になると爆発する足場「カウントボム」が初登場し、本作以降のロックマンシリーズにも採用された。
  • 前作では前半ステージをクリアすると、すべてのラッシュの変形パターン(コイル・ジェット・マリン)を入手できたが、今作からは前半ステージでラッシュコイル、後半ステージでラッシュジェットを入手するという仕様に変更された。
  • GB作品にてオリジナルボス撃破後にゲームオーバーになりステージ選択画面に行けば、オリジナルボスの特殊武器は没収されて再びオリジナルボスと戦って再び入手することになってしまう。しかし本作では、オリジナルボスの特殊武器は没収されず後半ステージに持ち越すことができるようになっている。それでも再度オリジナルボスのパンクと戦うことになるが、自身の特殊武器であるスクリュークラッシャーは効かない。
  • GB作品では唯一、宇宙へ行かない作品である。
  • ナンバリング作品準拠の楽曲は、オリジナルよりテンポがゆったりしたペースとなっている。
  • GB作品では、前半ステージで入手した特殊武器が後半ボスに通用することがあるが、今作のみ最低効果しか得られない(次作以降では、後半ステージの特殊武器で前半ボスにダメージを与えることが可能になった)。また今作のボスは全体的に防御力が高い傾向にある(それぞれのボスに与えられるダメージが0~3に固定されていることが原因と思われる。補足として、最大チャージショットの攻撃力は3である)。

ストーリー編集

各地域の気象、交通機関を管理するコンピュータが、Dr.ワイリーの手によって暴走を始めた。ワイリーの計画を阻止するため、ニューロックバスターを装備したロックマンは、新たな戦いの場に飛び込んでいく。

登場キャラクター編集

メインキャラクター編集

DRN.001 ロックマン(Rockman)
Dr.ワイリー(Dr. Wily)

ボスキャラクター編集

ナンバリング作品との相違点を中心に記述する。

ロックマン3』から
DWN.019 ジェミニマン(Geminiman)
分身を解除した後、いきなりジェミニレーザーを放ってくる。
DWN.022 スネークマン(Snakeman)
DWN.023 スパークマン(Sparkman)
『ロックマン3』では立ち止まったあと8方向火花→大型火花(スパークショック)の順に放ってきたが、本作では立ち止まっての攻撃時にそのどちらかしか放たない。
また、大型火花をチャージしている間は無敵状態になっている。
DWN.024 シャドーマン(Shadowman)
動きが非常にゆったりしている。
ロックマン4』から
DWN.027 ドリルマン(Drillman)
地面に潜る、もしくは地中に現れた際に、ダメージを与えられるようになった。
DWN.030 ダストマン(Dustman)
ダストクラッシャーをスライディングで回避することができない。
DWN.031 ダイブマン(Diveman)
DWN.032 スカルマン(Skullman)

その他のボスキャラクター編集

RKN.002 パンク(Punk)
Dr.ワイリーが開発した「ロックマンキラー」の第二号。全身に鋭いトゲが並んだ重武装なデザインをしている。正々堂々とした戦いを好む武人肌のロボットだが、見た目が凶悪に見えるせいで誤解を受けやすい。アクセサリー収集が趣味で、PTAが大嫌い。
鋭い刃を持ち高速回転するエネルギー弾「スクリュークラッシャー」を装備している。自身も変形し凄まじい威力を持つ回転突撃が可能。名前の由来は音楽のパンク・ロックから。
後に『ロックマンワールド5』『ロックマン10』で再登場する。
ジャイアント・スージー(Giant Suzy)
中間ステージのボス。ザコ敵・くっつきスージーの大型強化版。動作パターンは地形を這うものと地形を跳ねるものの2通り。体力が少なくなるにつれて動作スピードが速くなる。
通常のボス部屋前のシャッター通路と似た(ただしその通路よりは若干天井が高い)、狭い場所での戦いとなる。
前半と後半のワイリーの要塞に一体ずつ配置されている。
ワイリーマシン(Wily Machine)
対ロックマン用兵器。ワイリーマシンといえばドクロ状の外見が印象強いが、本作のボスにはその形は見られない。第一形態は上昇、落下による体当たりとミサイル、第二形態は左右に装備された砲身から放つ弾で攻撃する。

他機種版編集

No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式売上本数
1ロックマンワールド3
バーチャルコンソール
  201310092013年10月9日
  201405082014年5月8日
ニンテンドー3DS水口エンジニアリングカプコンダウンロード--

評価編集

評価
レビュー結果
媒体結果
AllGame     [2]
Electronic Gaming Monthly8/10点[3]
ファミ通21/40点[4]
Official Nintendo Magazine7.2/10点[5]
ファミリーコンピュータMagazine21.7/30点[6]
Power Unlimited8.5/10点[7]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計21点(満40点)[4]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.7点(満30点)となっている[6]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.8 3.5 3.7 3.7 3.6 3.3 21.7

脚注編集

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  1. ^ 『R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』(2008年 株式会社カプコン発行、ISBN 978-4-86233-178-6)67ページ
  2. ^ Huey, Christian (1998年). “Mega Man III - Review”. Allgame. 2011年9月24日閲覧。
  3. ^ “Review Crew: Mega Man 3”. Electronic Gaming Monthly (Ziff Davis) (42): 38. (January 1993). ISSN 1058-918X. 
  4. ^ a b ロックマンワールド3 まとめ [ゲームボーイ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2018年8月18日閲覧。
  5. ^ “Review: Mega Man III”. Nintendo Magazine System (EMAP) (7): 46–7. (April 1993). ISSN 0965-4240. 
  6. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 542頁、 ISBN 雑誌26556-4/15{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。
  7. ^ Mega Man III for Game Boy (1992) - MobyGames” (英語). Blue Flame Labs. 2018年8月18日閲覧。

外部リンク編集