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ロラックスおじさんの秘密の種

3Dアニメーション映画

ロラックスおじさんの秘密の種』(ロラックスおじさんのひみつのたね、原題:Dr. Seuss' The Lorax)は、クリス・ルノーカイル・バルダ監督による2012年3月2日よりアメリカ合衆国が公開された3Dアニメーション映画カートゥーン ネットワーク 。児童文学作家ドクター・スースの1971年の児童書『The Lorax』を原作とする映画作品。プロデューサーは『怪盗グルーの月泥棒 3D』を担当するクリス・メレダンドリイルミネーション・エンターテインメントが共同で制作する3Dアニメ映画の第3弾。

ロラックスおじさんの秘密の種
Dr. Seuss' The Lorax
監督 クリス・ルノー
カイル・バルダ
脚本 ケン・ダウリオ
シンコ・ポール
原作 ドクター・スース
「The Lorax」
製作 クリス・メレダンドリ
ジャネット・ヒーリー
出演者 ザック・エフロン
ダニー・デヴィート
テイラー・スウィフト
エド・ヘルムズ
ロブ・リグル
音楽 ジョン・パウエル
編集 スティーブン・リュウ
クレア・ドジソン
製作会社 イルミネーション・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 2012年3月2日
日本の旗 2012年10月6日
上映時間 86分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $70,000,000[1]
興行収入 $214,030,500[1] アメリカ合衆国の旗
$348,840,316[1] 世界の旗
6億9000万円[2] 日本の旗
前作 イースターラビットのキャンディ工場
次作 怪盗グルーのミニオン危機一発
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日本では同年10月6日TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。主人公の「ロラックスおじさん」の日本語吹き替えを映画吹き替え初挑戦となるコメディアンの志村けんが担当する[3][4]

ストーリー編集

本物の木が1本も生えないほど環境破壊が進んだ世界。人々は全てが人工物で出来た街に籠り、大富豪オヘアから清浄な空気を買って暮らしていた。多くの人は現状の暮らしに満足しており、本物の自然があった時代を知る者はほとんどおらず、オヘアによるプロパガンダの影響で正しい知識を持つ者も少なく、植物を汚物として毛嫌いする者が大半であった。

ある日、本物の木を見てみたいと語る女子高生オードリーの夢を叶えるため、少年テッドは祖母の紹介を得て、街に緑が生え茂っていた時代を知る謎の老人ワンスラーのもとを訪れる。さびれた土地にひとりで住むワンスラー。彼はテッドに興味を覚え、この地に木が1本も生えなくなった理由…若き日の自分が犯した罪を語り出す。

ミュージシャン志望の青年ワンスラーは、あらゆる部位の衣装として使え、吸水性に優れ掃除道具にもなる万能アイテム「スニード」を考えつく。家族の嘲笑を受けながらも、材料を探す旅に出る。長く辛い旅の末に材料となる葉を持つ木・トラッフラの森を見つけたワンスラーは早速木を切り倒すが、その切り株から森の番人ロラックスが出現。ワンスラーを叱りつけるが聞く耳を持たなかったため、ワンスラーが寝ている間にベッドごと滝に落としてしまおうと目論む。しかし彼のベッドで子熊が一緒に寝ているのに気付き、子熊を助ける際に図らずもワンスラーまで救ってしまう。ロラックスを命の恩人と勘違いしたワンスラーは「もう二度と木を切らない」と約束し、ロラックスもこれを認めて共同生活が始まった。

その後スニードを完成させたワンスラー。街に売りに出ると初めは笑いものにされるが、偶然近くにいた女性の帽子になったのをきっかけに大当たり。やがて立ち木から葉を採集するだけでは供給が追い付かなくなり、ワンスラーは約束を破って木の伐採を始めてしまう。スニード増産により瞬く間に大富豪になったワンスラーはロラックスの忠告を無視して見境なく木を伐採、工場を増設して更なる増産に努め、その結果スモッグや工業排水で環境は急激に汚染されていった。遂に最後の一本を切り倒してしまい、スニードを作れなくなったワンスラーは貧乏に逆戻り。ロラックスは天へと消え、共に暮らしていた動物たちや金目当てで身を寄せていた家族も彼のもとを去り、一人ぼっちになってしまった。その後、汚染された環境下で清浄な空気を売る事を考え付き成功したのがオヘアである。

初めはオードリーの気を引きたい一心だったテッドだが、話を全て聞き、木の大切さを身に染みて理解する。そんなテッドにワンスラーは唯一残されたトラッフラの種を託し、街の一番目立つ所に植えるよう頼む。テッドは種を持ち帰り家族やオードリーに見せるが、テッドの行動全てを監視していたオヘアが種を奪うため追っ手を放つ。植物は光合成により清浄な空気をタダで作ってしまうため、空気を商品とするオヘアにとって木はあってはならないのである。家族の手助けで街の広場まで辿り着き、種を植えようとするテッドとオードリーだったが、オヘアのプロパガンダを信じる街の住民に妨害される。そこに追っ手とオヘアも加わって追い回される中、街の壁が崩壊。壁の向こうにあったのは、かつてワンスラーが滅ぼしたトラッフラの森の跡だった。真実を知った住民達は種を植え育てることで一致団結、なおも木は不要と主張するオヘアを追い出した。

その後、街に戻りトラッフラの若木の世話をしていたワンスラーの前でロラックスが天から舞い戻る。「よくやった」と労うロラックスを、ワンスラーはしっかりと抱きしめるのだった。

キャスト(声の出演)編集

役名 原語版声優 日本語吹き替え
ロラックスおじさん ダニー・デヴィート 志村けん
ワンスラー エド・ヘルムズ トータス松本
オードリー テイラー・スウィフト 能年玲奈
テッド・ウィギンス ザック・エフロン 宮野真守
アロイシウス・ オヘア ロブ・リグル 山寺宏一
ノーマおばあちゃん ベティ・ホワイト 京田尚子
テッドのママ ジェニー・スレイト LiLiCo
配達員サイ フレッチャー・シャーダン 国本武春
マリー クレイラ・ティットマン しずくちゃん
ワンスラーの母 ネジム・ペドラッド 雨蘭咲木子
グリゼルダおばさん エマリー・ウェンデル くじら
アブおじさん スティーヴン・トボロウスキー 稲葉実
ブレット ダニー・コックジー 青山穣
チェット
ビジネスマン 遠藤純一
佐藤せつじ

スタッフ編集

評価編集

2012年10月6、7日の初日2日間で動員19万5,644人、興収2億5,792万3,000円になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第6位となった。またぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)でも第1位となっている。

脚注編集

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  1. ^ a b c Dr. Seuss' The Lorax”. Box Office Mojo. 2012年7月10日閲覧。
  2. ^ キネマ旬報」2013年2月下旬決算特別号 215頁
  3. ^ 志村けんがアニメ『ロラックスおじさん』吹替えでハリウッドデビュー”. 朝日新聞デジタル (2012年5月30日17:01). 2012年6月6日16:35閲覧。
  4. ^ 映画『ロラックスおじさんの秘密の種』志村けんがハリウッド映画吹き替え声優に初挑戦!”. 最新アニメ情報 (2012年5月30日18:10). 2012年6月6日16:35閲覧。

外部リンク編集