ロングスナッパー(Long snapper)は、アメリカンフットボールスペシャルチームセンターの位置に入り、パントでは15ヤード、フィールドゴールエクストラポイント英語版では7ヤード程の長いスナップを行うポジション。

手前の91番がロングスナッパー

概要 編集

フィールドゴールエクストラポイント英語版では通常、ロングスナッパーは7~8ヤード、パントでは15ヤードのスナップをホルダーに対して行う。パントスナップ後、ロングスナッパーはブロッキングアサイメントを行い、スクリーメージラインから相手方のエリア(ダウンフィールド)に侵入して、リターンを阻止する役目を負う。

ロングスナッパーは、長い距離のスナップを正確に安定したスパイラルで行う必要があり、フィールドゴールやパントにおいて、キッカーやパンターのリズムを乱すようなスナップをすることはチームのピンチに直結することから、競技レベルが高いリーグにおいては、近年、多くのチームにおいてロングスナップを専門的に行う選手を所属させている[1]

脚注 編集

  1. ^ Northam, Mitchell (2019年8月26日). “The long snapper revolution in college football” (英語). Underdog Dynasty. 2021年3月7日閲覧。