ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-

ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』(ロンドンブルバード ラストボディガード、原題: London Boulevard)は、2010年イギリスで公開されたサスペンス映画ケン・ブルーウンの小説『ロンドン・ブールヴァード』を原作としている。

ロンドン・ブルバード
-LAST BODYGUARD-
London Boulevard
監督 ウィリアム・モナハン
脚本 ウィリアム・モナハン
原作 ケン・ブルーウン
ロンドン・ブールヴァード
製作 グレアム・キング
ティム・ヘディントン
クエンティン・カーティス
ウィリアム・モナハン
製作総指揮 レッドモンド・モリス
コリン・ヴェインズ
出演者 コリン・ファレル
キーラ・ナイトレイ
音楽 セルジオ・ピッツォーノ
撮影 クリス・メンゲス
編集 ドディ・ドーン
ロブ・サリヴァン
製作会社 GK Films
Henceforth Pictures
Projection Pictures
London Boulevard
配給 イギリスの旗 Entertainment Film Distributors
アメリカ合衆国の旗 IFC Films
日本の旗 日活
公開 イギリスの旗 2010年11月26日
アメリカ合衆国の旗 2011年11月11日(限定)
日本の旗 2011年12月17日
上映時間 104分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $35,000,000[1]
興行収入 $4,644,108[2]
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ストーリー 編集

3年の刑期を終え、出所した元ギャングのハリーは、ギャング仲間のビリーに仕事と住まいの世話をしてもらう代わりに、ビリーの仕事を手伝うよう誘われる。

しかしハリーは、裏社会から足を洗うために、堅気の職に就くことにする。それは元トップ女優であるシャーロットのボディガードをするというものだった。 シャーロットの邸宅にいくと、元俳優で同居人のジョーダンから、壁の修理の仕事を事細かに指示される。

ある日、古くからの友人であるホームレスが、2人の若者に路上で殺される。復讐するためハリーは犯人探しを始める。 一方、彼の墓を作るため、ハリーはビリーの借金取立ての仕事を手伝うが、債務者の黒人仲間に返り討ちにあう。 ビリーは逃げるが、ハリーはリンチを受け重症を負ってしまう。 だが、そんな彼に目をつけたギャングのボス、ギャントは、ハリーを片腕にするため説得するが、ハリーは頑なに断る。

そんな中、シャーロットの夫が国外で事故死したため、シャーロットはハリーに運転させ、執心旅行にでかける。 旅先でハリーとシャーロットは、互いの心のうちを語りあい、交流を深めていく。 ロンドンへ戻ると、ハリーはギャントに仲間入りするよう再三口説かれるが、ギャントを侮辱し断る。 ギャントは説得をあきらめ、殺人の現場を目撃したハリーを抹殺しようと動き出す。

一方ハリーは、ホームレスを殺害した少年の情報を得る。夜道に少年を射殺しようと後ろから忍び寄るが、寸前に思いとどまり少年を見逃す。 ギャントにより周囲の人に危害が及ぶと、ハリーはギャントに報復したうえでロスへ逃亡する計画をたてる。 先にシャーロットをロスへ向かわせ、また妹にも金を渡し、ロスへ行くよう指示する。

ハリーはジョーダンに協力を依頼し、ギャントの手下を殺害し貯水池に沈める。 ところが事態を知らぬ妹はロンドンに残り、ギャントの手にかかり殺害される。 ついに復讐の鬼と化したハリーは、真昼にギャントの邸宅に侵入し、ギャントを射殺する。 ギャントの金庫から大金を奪い、ロスへ向かおうとするハリーだが、家を出た所をホームレス殺害の少年に襲われ、腹部をメッタ刺しにされる。

そしてロスでは、シャーロットが来るはずのないハリーを待つのだった。 (了)

キャスト 編集

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参考文献 編集

  1. ^ London Boulevard (2010) - Box office / business” (英語). IMDb. 2012年12月25日閲覧。
  2. ^ London Boulevard (2011)” (英語). Box Office Mojo. 2012年12月25日閲覧。

外部リンク 編集