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株式会社ローソン山陰(ローソンさんいん)は、鳥取県米子市に本社を置く、コンビニエンスストアフランチャイズを統括する企業(エリアフランチャイザー)。大手コンビニエンスストアチェーンのローソンと中堅コンビニエンスストアチェーンのポプラが共同出資しており(ローソンの連結子会社)、山陰地方(鳥取県・島根県山口県の一部)で「ローソン」、ならびにローソンとポプラのダブルフランチャイズ店舗「ローソン・ポプラ」を展開する。

株式会社ローソン山陰
種類 株式会社
本社所在地 683-0823
鳥取県米子市加茂町二丁目141番地
北緯35度25分37.5秒 東経133度19分48.1秒 / 北緯35.427083度 東経133.330028度 / 35.427083; 133.330028座標: 北緯35度25分37.5秒 東経133度19分48.1秒 / 北緯35.427083度 東経133.330028度 / 35.427083; 133.330028
設立 2016年(平成28年)9月1日
業種 小売業
法人番号 2270001007057
事業内容 山陰地方におけるコンビニエンスストア事業
代表者 牧野 直樹
資本金 2500万円
純利益 1億9600万円(2018年02月28日時点)[1]
総資産 48億7100万円(2018年02月28日時点)[1]
従業員数 57名
主要株主 ローソン 70.21%
ポプラ 29.79%
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目次

概要編集

企業としては2016年(平成28年)設立だが、ローソンとポプラの業務提携はその2年前の2014年(平成26年)にさかのぼる。コンビニ業界の環境の変化を受け、ローソンとポプラは資本業務提携契約を締結、ローソンがポプラの発行済み株式の5%を取得し、ローソンがポプラの創業家および関連会社以外では最大手の株主となった[2]。両者は商品の共同仕入、物流インフラの相互活用などの提携を進めたが、それをさらに深化させる形で、長年にわたってポプラの強い地盤であり、三大コンビニチェーン(セブン-イレブンファミリーマート、ローソン)の中でローソンが存在感を発揮している山陰地区において、2015年からローソンとポプラのダブルブランド店を展開することになった[3]。ポプラは子会社「ポプラ・プロジェクト」を設立、同社が2016年11月に鳥取県の2店舗(米子西河崎店、鳥取緑が丘店)で先行オープンし[4]、1日あたりの売り上げが転換前より5割増えたとの報道もあり[5][6]、この業態をさらに展開するために設立されたのが「ローソン山陰」である。

設立および事業承継のスキームとしては複数の吸収分割を組み合わせており、以下のような手法で行われた[7][8]

  1. ローソンが山陰地区のエリアフランチャイズ本部として、完全子会社のローソン山陰を設立し、同社がローソンの山陰地区の事業を吸収分割(簡易分割)。
  2. ポプラが「ローソン・ポプラ」に転換する予定の既存51店舗の固定資産(不動産など)に関する権利をローソンに吸収分割(簡易分割)。
  3. ポプラが「ローソン・ポプラ」に転換する予定の既存51店舗の事業に関する権利をローソン山陰に吸収分割し、ポプラはその対価として、ローソン山陰の株式のうち29.06%を取得。
  4. ポプラ・プロジェクトが「ローソン・ポプラ」として先行開業した2店舗の事業に関する権利をローソン山陰に吸収分割し、ポプラ・プロジェクトはその対価として、ローソン山陰の株式のうち0.71%を取得。

店舗編集

「ローソン・ポプラ」は、既存のポプラ店舗をローソンFCパッケージにより改装し、ローソンの主要サービスを取り入れながらポプラの特徴である「ポプ弁」を引き続き販売するなど、両者の強みを生かした店舗作りを行うというものである。サービスのほとんどはローソンの既存店舗と同一であり、ポイントカード(ポプラの楽天ポイントカードではなくローソンのPonta及びdポイントを採用)、宅配便ヤマト運輸宅急便ではなく日本郵便ゆうパックを取り扱い)など、ポプラ独自のサービスは基本的に受けられない。店舗検索もローソンの店舗として扱われており、ポプラの店舗検索では見つけられない。

2016年11月4日以降12月までに、鳥取県23店舗、島根県28店舗、山口県1店舗の「ポプラ」計52店舗が「ローソン・ポプラ」へ移行し、先行2店舗と合わせて54店舗でスタートしている[9][6]。2017年2月末までに「ローソン・ポプラ」56店舗を含む287店舗を展開する。

関連項目編集

  • ローソン・スリーエフ - ローソンとスリーエフの合弁会社「エル・ティーエフ」が展開するデュアルブランド店舗(出資比率はスリーエフの方が大きいが、店舗検索上はローソンの店舗として扱われる)。

出典編集

  1. ^ a b 株式会社ローソン山陰 第2期決算公告
  2. ^ “株式会社ローソンと株式会社ポプラの資本業務提携契約締結のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社ローソン/株式会社ポプラ, (2014年12月8日), http://www.poplar-cvs.co.jp/ir/pdf/release/2014/news_141208.pdf 2018年3月26日閲覧。 
  3. ^ “ポプラとローソンの業務提携による新たな取り組み 「ローソン・ポプラ」店舗の展開開始およびマイクロ・マーケット(小規模商圏)市場開拓での連携” (PDF) (プレスリリース), 株式会社ローソン/株式会社ポプラ, (2015年9月18日), http://www.poplar-cvs.co.jp/ir/pdf/release/2015/news_150918-3.pdf 2018年3月26日閲覧。 
  4. ^ “ポプラとローソンによる新型店舗「ローソン・ポプラ」鳥取県内にオープン” (PDF) (プレスリリース), 株式会社ローソン/株式会社ポプラ, (2015年11月18日), http://www.poplar-cvs.co.jp/ir/pdf/release/2015/news_151118.pdf 2018年3月26日閲覧。 
  5. ^ 3位転落のローソン、生き残りかけた地方「局地戦」で業界再編か…商社三つ巴の代理戦争”. Business Journal. サイゾー (2016年10月3日). 2018年3月26日閲覧。
  6. ^ a b “ローソンとポプラが共同店舗 年内54店、山陰強化”. 日本経済新聞. (2016年9月6日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ05IU5_W6A900C1EAF000/ 2018年3月26日閲覧。 
  7. ^ “株式会社ポプラとの山陰地区事業における共同運営会社の設立のための会社分割契約の承認のお知らせ” (プレスリリース), 株式会社ローソン, (2016年9月6日), http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1278879_2504.html 2018年3月26日閲覧。 
  8. ^ “(変更)株式会社ローソンとの山陰地区事業における共同運営会社の設立のための会社分割契約の承認のお知らせ” (プレスリリース), 株式会社ポプラ, (2016年11月1日), http://www.poplar-cvs.co.jp/ir/pdf/release/2016/news_161101-3.pdf 2018年3月27日閲覧。 
  9. ^ “<山陰地方>「ローソン・ポプラ」続々オープン” (プレスリリース), 株式会社ローソン, (2016年11月1日), http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1283531_2504.html 2018年3月26日閲覧。