ローランド MC-8 マイクロコンポーザー(ローランド・エムシー・エイト)は、ローランド社が1977年に発売したシンセサイザー用のシーケンサーである。最も初期に発売されたコンピューターCV/Gate 制御式のシーケンサーだったため、冨田勲イエロー・マジック・オーケストラミッキー吉野など先進的な音楽家に利用された。発売当初の価格は120万円と非常に高価であった。

内蔵された標準搭載のメモリーには5400音が記録でき、アナログ式のシーケンサーから飛躍的に記録数が向上した。

エピソード 編集

YMOのライヴでも使用されているが、熱暴走によってデータが失われるなどのトラブルが後を絶たなかった。これはライヴでの使用を想定していなかったため、熱対策を怠っていたためである。

関連項目 編集