ワタナベコメディスクール
ワタナベエンターテインメントのタレント養成所
ワタナベコメディスクールは、芸能事務所ワタナベエンターテインメント傘下の株式会社マニア・マニアが経営する[1]タレントの養成所である。2004年秋開校[2]。略称はWCS、ナベコメ。
概要
編集「お笑い芸人適性チェック」などのオーディションを行っており、優秀者は学費が免除される[3]。
コースには、「お笑い芸人プロフェッショナル」(週4日15時間)、「お笑い芸人総合」(週3日9時間)、「お笑い芸人」(週1日6時間)、「放送作家総合」(週1日4時間)の4コースがある。この他に「女性タレントコース」もある。
クラスは少人数制を採用しており、1クラスを25名までの定員として「100人いたら100通りのプロデュース」の運営を行っている[4]。
卒業審査が厳しく、卒業後すぐにワタナベエンターテインメントに本所属となれるのは1割程度である。石井てる美(11期生)は同期約150人のうち所属できたのは10組だったと語っている[5]。
著名な出身者
編集お笑いタレントコース
編集期 | 入学 | 卒業 | 著名な出身者 |
---|---|---|---|
1 | 2004年 10月 |
2005年 9月 |
ハジメ(フォーリンラブ)、牧野ステテコ、HEY!たくちゃん、本田らいだ〜△、我人祥太、赤羽奈々瀬(元めっちぇん)、十枝内重昭(元タボン)、チェリーの果実、姉御ぉゆりか、にわとりとたまご、坂本大亮(元黄昏アンティーク) |
2 | 2005年 4月 |
2006年 3月 |
ハライチ、バービー(フォーリンラブ)、サンシャイン池崎、JP、アモーン、ブラボー!橋本、山口ふく太郎・ふく子、桂竹紋、スター旭、遊び屋、テンパちゃん、いちかわニャー、ウエディ新剛、シャン(元しんのすけとシャン)、しんのすけ(元しんのすけとシャン)、KOMO(元めっちぇん)、梅太郎(元風犬ナンジャ)、神田慶太郎(元サッチ) |
3 | 2005年 10月 |
2006年 9月 |
イモトアヤコ(元東京ホルモン娘)、平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)、慶、砂金秀明(元オープンスペース)、パイナップリン、米沢の遠藤(モノスゴイズ)、クリニック高田、花咲林、東京ウタカルタ、8ボール |
4 | 2006年 4月 |
2007年 3月 |
ジグザグジギー、ひよしなかよし、桂竹千代、みきふるう(漫才少爺)、そのせん(3段5段)、スタスタローン、ゼウスちかお、ケチン・ダ・コチン、ロマンチックセクシー |
5 | 2006年 10月 |
2007年 9月 |
イタリアン・シガー・ブルドッグ、町田こーすけ(大前町田)、目良圭佑(レインボーグランド)、中村涼子、萩原拓也(ポップライン)、だいすけカンパニー、岩間よいこ(元パルフェ)、さかもとしろう(元ザ・ゴリラバンド)、ヤマサキヨシヤ(元ポップライン)、トシボーイ(元デラスキッパーズ)、伊勢久乃(元あんいーぶん)、西村深村、中井慈(元春夏笑冬)、松本剛矢(元春夏秋冬) |
6 | 2007年 4月 |
2008年 3月 |
イヌコネクション、ばし太、新田かえで、ディエゴ・加藤・マラドーナ、もがみワールド、浅野麻衣(元Mサイズ)、板垣まみ(元Mサイズ)、前田あうと(元ザ・ゴリラバンド)、中谷みつとし(元Mahha)、野村辰二(元笑撃戦隊) |
7 | 2007年 10月 |
2008年 9月 |
やしろ優、まさえ(うみのいえ)、大葉カヤロウ、ゼウスちかお、テンゲン、ペパーミントの風に吹かれて、ホイップ坊や、うえちゃん(元ツートンカラー)、土橋周太(元ツートンカラー) |
8 | 2008年 4月 |
2009年 3月 |
TEAM近藤、ロマンス河野(上木恋愛研究所)、らむ(みちばたコンサート)、あさひ、加古川クエ(チューチューチュー)、いでけん、天才カイドキッ(元カイドキッ)、脇沢美穂(元カイドキッ)、畑雅文(元モラリスト)、アベヨースケ、蛾野正洋、政鷹(元ワンピストンズ)、エッセンス、望月隆寛(元ダニエルズ)、小谷和真(元ダニエルズ)、くだし紅団 |
9 | 2008年 10月 |
2009年 9月 |
あばれる君、小石田純一、ミヤシタガク、さち(かぎしっぽ)、石井勇気(元パンダユナイテッド)、菊地英之(元パンダユナイテッド)、中村シュフ(元デニッシュ)、第2PK |
10 | 2009年 4月 |
2010年 3月 |
バッドナイス常田、マービンJr.、漆山竜太、ビジーストリート、グリーンマンション、前田大自然、長谷川ヨシテル、ソイ、西田ライヘイ(元乙)、ノブとカカズ、上田雅史(元くりおね)、レフト鈴木(元くりおね)、乾恭子(サムライローズ)、ロマンチックあつこ、内田英輔(元バッドナイス、あかいらか) |
11 | 2009年 10月 |
2010年 9月 |
石井てる美、デルピエロ、雷鳥、ふるやいなや(スーパーニュウニュウ)、天野裕加里(純喫茶・ウバ)、ウラシマンタロウ、黒川団地(チャバシラ)、ウマミスタジオ、松丸ほるもん(元まんぷくフーフー)、原リベロ(元シリフリ) |
12 | 2010年 4月 |
2011年 3月 |
ハナコ、クマムシ、エイトブリッジ、孝行球児、仲山真史(元あゆ)、こむそう.com(みちばたコンサート)、ひかるぶんどき、エビランド(相性はいいよね)、こば小林(ウルトラスーパーコバタナックス)、スミちゃん(元がじゅまる)、ワーキング西、マリカ、キサラギ、丹佳夫 |
13 | 2010年 10月 |
2011年 9月 |
平野ノラ、麻婆(スタミナパン)、薄幸(納言)、けんたろう(FREE MONKEY)、マーフィー、大人のカフェ、シドニー、生田いく(デンコーセッカ)、ヤマト(元ガッツマン)、たっぷり藤原(元ガッツマン)、こまたつ(元ジャイアントジャイアン)、かーしゃ(元ジャイアントジャイアン)、チャーミング炒飯 |
14 | 2011年 4月 |
2012年 3月 |
チュランペット、サツマカワRPG、シティホテル3号室、きしたかの、さんだる、すがや(カカロニ)、トキヨアキイ、ちなてい(元危険物てぃらてぃら)、ウェンズデイズ、加藤誉子、CHIE、東大ヤンキー澤山(元なんぶ桜)、中野孝康(元なんぶ桜)、宮本勇気(レ・ヴァン)、SHUNSUKE(元フレンチぶる)、抱きたい大西(元フレンチぶる)、大田黒ヒロタカ(36号線)、くまりえ、安藤ヒロキオ、市原洋、渡部ダイシ(元キンデルダイク)、門脇聡子(元ジェシカ) |
15 | 2011年 10月 |
2012年 9月 |
ゼスト、たかまつなな、ナナちゃん、岩永いわな(さんぽ)、みすも堂、メルヘン総長、ゆうきたけし、もりせいじゅ、飯島翔平(元アメリカンコミックス)、春山元樹(元ノオト) |
16 | 2012年 4月 |
2013年 3月 |
きったん(元キャロパン、根菜キャバレー)、おちもり、がんばれ! ぶそんくん、ヒロ・オクムラ、りょうせい(ミスター大冒険。)、ポポポポール古山(うわそら)、グリーンランプ、パリのくまさん、キャッチャー中澤、アビコタツヤ(元アンコウズ)、辻本まるお(元アンコウズ)、ぷらんくしょん、三好悠生、みくのしん、ドラゴン龍(元TOY)、菊原由香利(元TOY)、長田拓郎 |
17 | 2012年 10月 |
2013年 9月 |
細田祥平(ひつじねいり)、承子クラーケン(元はなしょー)、ゆめまなこ、福井祐樹(小虎)、はな(ぷぅ)、く~ぽん、プーケットマーケット、りっち。 |
18 | 2013年 4月 |
2014年 3月 |
土佐兄弟、日本一おもしろい大崎(ちゃんぴおんず)、チャパティ、まちゅ、あれ慎之助、にたりひょん吉、ヒラヤマンショー、坪倉良太(元マドモアゼルズ)、芝山大補(元D・N・A)、コル、のばしぼん、えっちゅう、フワちゃん、早川知里(元危険物てぃらてぃら) |
19 | 2013年 10月 |
2014年 9月 |
厚切りジェイソン、すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、カニササレアヤコ[6]、小杉まりも、さかとも、テクニック。(マーメイド)、蒲田キック・パンチ、安心安全、Dr.クララ |
20 | 2014年 4月 |
2015年 3月 |
アンゴラ村長(にゃんこスター)、あきちゃん(モシモシ)、もリスみか(おおぞらモード)、チカトプライド、こゝろ、ヴィヴィアン・モンロー(アバウトガールズ)、ハワイユー野田 |
21 | 2014年 10月 |
2015年 9月 |
まいあんつ、大ちゃん(ちゃんぴおんず)、REINA、飯塚高太郎(みすも堂)、八つ橋てまり、川ナイル(ボートヨットカヌー)、まきしまきお、モチダ・ポ・ソフィ(元ツヨシっ!)、ノディ(元ツヨシっ!)、デンジャーD(元セクシーチョコレート)、ボンゴ小笠原(元幸せのトナリ)、廣田彩 |
22 | 2015年 4月 |
2016年 3月 |
丸山礼、四千頭身、森山あすか、藤田隼人(元新作のハーモニカ)、溝上たんぼ(元新作のハーモニカ)、シマウマフック、れっぴーず、どない山本、Doタカ、HIBARI、ふじおマーベリック |
23 | 2015年 10月 |
2016年 9月 |
フタリシズカ、ワタリ119、どんぐりぱわーず、コージ、ポポロクランク、ななえ(スロッピ)、チョケルデ水光、ぼっちゃん、杉浦大毅(元ブリリアン) |
24 | 2016年 4月 |
2017年 3月 |
Gパンパンダ、こたけ正義感、信子(ぱーてぃーちゃん)、金子きょんちぃ(ぱーてぃーちゃん)、Den(リンダカラー∞)、たいこー(リンダカラー∞)、バドンカドンク、アユチャンネル、成岡、古谷まみれ、ヤマノタミ |
25 | 2016年 10月 |
2017年 9月 |
金の国、海豹(ボートヨットカヌー)、パープルナンバー、シロクマズ、えぐっちゃん、みやぎ(だんらん) |
26 | 2017年 4月 |
2018年 3月 |
ラパルフェ、ぎょねこ、ドリルフィンフィンズ、ポテトカレッジ、タカマッチ、Co.慶応、いおり、大誠(センチネル)、たくあんボーイ(パンタグラフ)、ジグロポッカ、コリアンチョップスクワッド |
27 | 2017年 10月 |
2018年 9月 |
豆鉄砲、橘井と小池、渋木プロテインおやじ(戦慄のピーカブー)、シャンティ、吉尾和記(ヒューストンズ)、ざつべのメインロッカー、ピンポンマスターズ、早川(葉月)、ヒグティー(すっから美学)、河合ゆうすけ |
28 | 2018年 4月 |
2019年 3月 |
がんばる太郎、マードック、アーシングステップ、千年ぶり、松本昌大(きつね日和)、D兄さん、ルイスムーン(横田)、さもあんすがい、横山天音、みちて、みいやん、犬飼和馬、トランキーロ・サブロー、俺達。、三坪、フレンキー、なきっつらにT-REX、しょうやムーン、伊東先生、加藤悠(元ネバーギブアップ)、彗星バロック |
29 | 2018年 10月 |
2019年 9月 |
らくちんペクチン、アオドラ、ホカマアナーキー、カナエ、可児正(元都トム)、しーしーしょうま |
30 | 2019年 4月 |
2020年 3月 |
ゼンモンキー、ジョニーヘンドリクス、コメジマン、ハンナッシュベティー、Mr.KOBUSHI、藤本流星、鳩、所作ゴリラ、天馬、さかざきまさき、潮風、瓦、時計じかけの水谷、鼻矢印永井、サボテンクラブ、あたためてプリン、るか(元アグレッシブ)、高木(元アグレッシブ) |
31 | 2019年 10月 |
2020年 9月 |
ダビンチ、ふくらすずめ、ジンクス、えみざんまい、お茶の間マングース、井口ツバサ、ゴールデンブラザーズ、ヨウナン、エスカルゴ、座敷笑人、シャイ民 |
32 | 2020年 4月 |
2021年 3月 |
足腰げんき教室、天晴れもん、毎日Domingo、未来の油田、セブンスミックス、はるのすけ、黄金の風、パチョレックスター、森羅万笑、三河ナンバー |
33 | 2020年 10月 |
2021年 9月 |
ドンココ、ボンバイエ、ナチョス。、鉛筆ドリル、ディープフライデー、ビィポップ、水原ポテンヒットまい(ポテンポルカ)、右手でグーパンチ、藤田おいなり(うえすたん街灯)、2.5ポンド、みだれぼたん、ラマヌジャン、ど〜ぶる |
34 | 2021年 4月 |
2022年 3月 |
江戸マリー、フリックフラック、伏見住吉少年、あづりん、バオバブ、僕とダニエル、マリーナゲイサンズ、サンナンズ、江戸川ジャンクジャンク、阿弥阿弥、キュウカン鳥、金子カーリー、えむさっかれい、ザ・へいげん(9ビーム)、シャンシャン、タルラ、マミモンシンテターゼ |
35 | 2021年 10月 |
2022年 9月 |
ボシマックス、エマ、リバーマン、デッチボックス、秋野ためいき、ダックツアーズ、未来土偶 |
36 | 2022年 4月 |
2023年 3月 |
えびしゃ、あかるいよるに、アランスミシー、アリオス、一刻、海鍋、仮初パンピー、シェカラシカ、ダダダダン、暖々日和、はぐれ吉兆、馬馬、ゆいまぁる、愛カマキリズ、アスター通り、エザワぴーく、はこジャム、菅、準備しておけ、ケチャップマン |
37 | 2022年 10月 |
2023年 9月 |
ねこインフェルノ、電気猿、ギャンブラルフ |
38 | 2023年 4月 | 2024年 3月 |
女性タレントコース
編集期 | 入学 | 卒業 | 著名な出身者 |
---|---|---|---|
1 | 2007年4月 | 2008年3月 | なちゅ、村田奈津実、メルヘン須長、志真うた |
3 | 2008年4月 | 2009年3月 | 石出奈々子 |
5 | 2009年4月 | 2010年3月 | ビジーストリート |
6 | 2009年10月 | 2010年9月 | シリフリ |
脚注
編集出典
編集- ^ “ワタナベエンターテインメント リクルートサイト”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月25日閲覧。
- ^ “ワタナベコメディスクール”. De☆View. オリコン・エンタテインメント. 2017年4月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “お笑い芸人適正チェック”. ワタナベコメディスクール. 2017年4月25日閲覧。
- ^ “こだわりの「全員参加」”. ワタナベコメディスクール. 2017年4月25日閲覧。
- ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “ライバルは昨日の自分 お笑いもコンサルも安泰はない|キャリア|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2022年3月10日閲覧。
- ^ 「カニササレアヤコ on Twitter」『Twitter』。2018年7月15日閲覧。