ワールド・オブ・スターダム王座
ワールド・オブ・スターダム王座は、スターダムが管理・認定している王座。
ワールド・オブ・スターダム王座 | |||||||||||||||
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詳細 | |||||||||||||||
現王者 | 上谷沙弥 | ||||||||||||||
獲得日 | 2024年12月29日 | ||||||||||||||
管理団体 | スターダム | ||||||||||||||
創立 | 2011年6月26日 | ||||||||||||||
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歴史
編集2011年6月26日、新木場1stRINGにて行われたシリーズ第2弾『grows up stars 2011』最終戦でワンダー・オブ・スターダム王座と共に創設を発表[1]。団体内外、国内外を問わず争う女子プロレスの最高峰を目指すタイトルと位置づけている[2]。ベルト部分の色が赤にゴールドの星型プレートで、赤はかつて全日本女子プロレスに存在したWWWA世界シングル王座、星型はスターダムをイメージしていることから「赤いベルト」と呼ばれている[3] 。初代王座決定戦は7月24日にスターダム初の後楽園ホール大会にて、元祖赤いベルト最後の保持者でもある高橋奈苗、長野美香、美闘陽子、そして米国から来日した15冠王者メルセデス・マルチネスの4人によるトーナメントで争われ、それを制した高橋が初代王座に輝いた[4]。
2014年5月17日、メキシコのアレナ・ロペス・マテオスにおける「LUCHA FAN FEST7」で王者紫雷イオがスター・ファイヤー相手に8度目の防衛戦を行い、これが初の海外防衛戦となった。
2015年2月22日、後楽園ホール大会にて行われた王者の世IV虎、挑戦者の安川惡斗によるタイトルマッチで、世IV虎が惡斗の顔面を形が変わるほど執拗に殴打するけんかマッチに発展。一旦は世IV虎のTKO勝ちとされたが、事態を重くみた首脳陣によって話し合いがもたれた後、25日になって正式な記者会見が行われ結果は無効試合に変更、世IV虎には王座剥奪と無期限出場停止の処分が下された[5]。3月29日、後楽園ホール大会にて、空位となった同タイトルの王座決定トーナメントを開催。各ユニットより宝城カイリ(昭和軍)、紫雷イオ(平成軍)、木村響子(大江戸隊)に、Marvelousより参戦中の彩羽匠を加えた4人で争われ、宝城カイリがトーナメントを制覇し初戴冠。7月26日、後楽園ホール大会にてセンダイガールズプロレスリングの里村明衣子に奪取され、初めて国内他団体に流出した。
歴代王者
編集歴代 | 王者 | 戴冠回数 | 防衛回数 | 獲得日 | 獲得場所 備考(対戦相手) |
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初代 | 高橋奈苗 | 1 | 7 | 2011年 7月24日 | 後楽園ホール (美闘陽子)[4] |
第2代 | アルファ・フィーメル | 1 | 0 | 2013年 3月17日 | 後楽園ホール |
第3代 | 紫雷イオ | 1 | 10 | 2013年 | 4月29日両国国技館 |
第4代 | 世IV虎 | 1 | 2 | 2014年 8月10日 | 後楽園ホール 2015年2月25日王座剥奪[5] |
第5代 | 宝城カイリ | 1 | 3 | 2015年 3月29日 | 後楽園ホール (紫雷イオ)[6] |
第6代 | 里村明衣子 | 1 | 1 | 2015年 | 7月26日後楽園ホール |
第7代 | 紫雷イオ | 2 | 14 | 2015年12月23日 | 後楽園ホール |
第8代 | 岩谷麻優 | 1 | 2 | 2017年 6月21日 | 後楽園ホール |
第9代 | トニー・ストーム | 1 | 3 | 2017年 | 9月24日名古屋国際会議場イベントホール |
第10代 | 花月 | 1 | 8 | 2018年 6月 9日 | 横浜ラジアントホール |
第11代 | ビー・プレストリー | 1 | 5 | 2019年 5月 4日 | 新木場1stRING |
第12代 | 岩谷麻優 | 2 | 5 | 2019年11月 | 4日後楽園ホール |
第13代 | 林下詩美 | 1 | 9 | 2020年11月15日 | 仙台サンプラザホール |
第14代 | 朱里 | 1 | 10 | 2021年12月29日 | 両国国技館 |
第15代 | ジュリア | 1 | 2 | 2022年12月29日 | 両国国技館 |
第16代 | 中野たむ | 1 | 3 | 2023年 4月23日 | 横浜アリーナ 2023年11月20日王座返上[7] |
第17代 | 舞華 | 1 | 6 | 2023年12月29日 | 両国国技館 (鈴季すず)[8] |
第18代 | 刀羅ナツコ | 1 | 0 | 2024年 7月28日 | シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ |
第19代 | 中野たむ | 2 | 2 | 2024年 | 8月31日武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ |
第20代 | 上谷沙弥 | 1 | 3 | 2024年12月29日 | 両国国技館 |
脚注
編集- ^ “ビジュアルタッグ”愛川&美闘が最強コンビを撃破!=スターダム - スポーツナビ 2011年6月26日
- ^ トップページ Archived 2011年5月14日, at the Wayback Machine. スターダム公式サイト
- ^ ROSSY's EYe スターダム公式サイト
- ^ a b スターダム初の後楽園大会にして、自身の15周年記念大会で赤いベルトの初代王者となった奈苗!愛川はデビュー約9カ月で初戴冠! - バトル・ニュース 2011年7月24日
- ^ a b 凄惨マッチの世IV虎が涙浮かべ陳謝 王座剥奪&無期限出場停止処分 - 東スポWEB 2015年2月25日
- ^ 【スターダム】宝城カイリが涙の赤いベルト戴冠=「何があろうと乗り越える」と強い決意 - スポーツナビ 2015年3月30日
- ^ 【スターダム】中野たむがワールド王座を返上、新王者決定戦開催へ - プロレスTODAY 2023年11月20日
- ^ 【スターダム】舞華がワールド王座初戴冠、2024年へ“女帝時代"到来宣言 すずはジュリアとの合体浮上 - プロレス格闘技DX 2023年12月29日