ヱヴァンゲリヲン新劇場版

日本の映画作品シリーズ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(エヴァンゲリオンしんげきじょうばん)は、日本のアニメ映画シリーズであり、『新世紀エヴァンゲリオン』のリメイク作品[4]である。全4部作を予定しており、第1作(前編)『序』が2007年に、第2作(中編)『破』が2009年に、第3作(後編)『Q』が2012年にそれぞれ公開されている。 第4作(完結編)『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(以下、『シン・エヴァ』と略記する場合あり)も制作中[1]後節参照)。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版
監督 庵野秀明(総監督)
摩砂雪(第1作『序』〜第3作『Q』)
前田真宏(第3作『Q』)
中山勝一(第4作『シン』)
鶴巻和哉
脚本 庵野秀明
原作 庵野秀明
製作 カラー
出演者 緒方恵美
林原めぐみ
宮村優子(第2作『破』から)
三石琴乃
坂本真綾(第2作『破』から)
石田彰
山口由里子など
音楽 鷺巣詩郎
配給 カラー
クロックワークス(『序』『破』)
ティ・ジョイ(『Q』)
東宝東映(『シン』)
公開 序: 2007年9月1日
破: 2009年6月27日
Q: 2012年11月17日
シン: 未定[1]
上映時間 序: 98分
破: 108分
Q: 95分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 序: 20億円
破: 40億円
Q: 52.6億円[2][注 1]
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概要編集

大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年 - 1996年放送)をリメイクしたものである。2006年に発表された仮称にあった「REBUILD」という語句は後にタイトルから消えたが、2007年の前編『序』までは新劇場版について(リメイクではなく)「リビルド(再構築)」という表現が作品紹介などの広報で多用された。

総監督の庵野秀明をはじめ監督の摩砂雪鶴巻和哉、キャラクターデザインの貞本義行、音楽の鷺巣詩郎など、中心的なスタッフはTVシリーズと同じであり、声優も新キャラクター以外は同じである。全4部作が予定されている。当初は仮称の「前編、中編、後編、完結編」としていたが、2007年4月に序破急にちなむ「序、破、急、?」と発表され、さらに2009年6月に『急』が『Q』に、2012年11月に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:?』が『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に改められた。

『序』『破』『Q』で使われる「ヱヴァンゲリヲン」という表記はタイトルでのみで、劇中に登場する機体は従来どおりの表記「エヴァンゲリオン」が使われる。

前編『序』はTVシリーズの第壱話から第六話までのストーリーを踏襲していたが、中編『破』は既存のストーリーを元にしつつ新たな機体やキャラクターが登場し、後編『Q』では序・破の14年後の世界を舞台としたまったく新たな物語が展開される。

作品一覧編集

タイトル横の は作品のイメージカラー。

〈第1作 / 前編〉ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
主人公の碇シンジが父ゲンドウに呼ばれて第3新東京市に来てから、ヤシマ作戦(第6の使徒との戦い)までを描く。
公開後2日間の観客動員数は23万6158人、興行収入は2億8000万円。最終興行収入は20億円。
〈第2作 / 中編〉 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
旧北極基地でのマリと第3の使徒との戦いで始まり、アスカ登場から第10の使徒との戦いにおけるエヴァ初号機の覚醒(ニアサードインパクト)までを描く。
公開後2日間の観客動員数は35万4852人、興行収入は5億1218万円。最終興行収入は40億円。
〈第3作 / 後編〉ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
ニアサードインパクトから14年後の世界において繰り広げられる、ネルフと新たなる組織・ヴィレの戦いや、エヴァ第13号機によるフォースインパクトの発動を描く。特撮短編映画『巨神兵東京に現わる 劇場版』と同時上映。
公開後2日間の観客動員数は77万1764人、興行収入は11億3100万円。最終興行収入は52.6億円[2][注 1]
〈第4作 / 完結編〉シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
  • 副題(英題):EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
  • 公開日:未定
タイトルの『:||』の部分は、楽譜五線譜)における反復記号と同じ形で、シリーズ共通の「:」を除くと楽譜の終止線の形となるが、現時点ではこれが何を意味するのかは明らかにされていない。2014年9月5日の『Q』TV放映に合わせて公式サイトが更新され、本作の副題が「FINAL」から「3.0+1.0」に変更された。
2018年7月20日、劇場での特報映像(同年8月31日まで公開)を皮切りとして、2020年に公開されることや、東宝東映カラーが3社共同で配給することが発表された[5]
2019年7月19日、本作の詳細な公開「年」と「月」の予定が「2020年6月」と発表。劇場での特報映像2を皮切りに、ポスターの掲示、チラシの配布が順次開始される[6]
同年12月27日、本作の公開予定日が「2020年6月27日」と発表[7]
2020年4月17日COVID19の感染拡大の影響[8]で公開日を延期することを発表[1]。公開日は後日改めて発表。

登場人物編集

ここでは一部の人物を簡易的に記載する。他の人物については上記の記事を参照。

碇シンジ(いかり シンジ)
主人公。14歳の少年。EVA初号機の操縦者。”第3の少年”。
綾波レイ(あやなみ レイ)
14歳の少女。EVA零号機の操縦者。”第1の少女”。
式波・アスカ・ラングレー(しきなみ・アスカ・ラングレー)
14歳の少女。EVA弐号機の操縦者。”第2の少女”。
葛城ミサト(かつらぎ ミサト)
NERV戦闘指揮官である29歳の女性。シンジ達の保護者役でもある。
碇ゲンドウ(いかり ゲンドウ)
NERV最高司令官である48歳の男性。シンジの実の父。
真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)
EVA仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『:破』より登場する新キャラクター。
渚カヲル(なぎさ カオル)
ゼーレから派遣された15歳の少年。”ゼーレの少年”。

シリーズ経緯・略歴編集

アニメ雑誌『ニュータイプ』の2006年10月号で、『エヴァンゲリオン新劇場版 REBUILD OF EVANGELION(仮題)』[9][注 2]の制作が発表された。前編・中編・後編・完結編の全4部作の物語で、前編は2007年初夏、中編は2008年陽春、後編と完結編は同時上映で2008年初夏に公開される予定であった(前編・中編・後編・完結編のタイトルは、最終的にそれぞれ『序』・『破』・『Q』・『シン・エヴァ』となっている)。庵野秀明が総監督、摩砂雪鶴巻和哉が監督を務め、新たに興された庵野の個人アニメスタジオ「カラー」による制作のもと、脚本は前編を庵野、新作画部分の絵コンテは前編を樋口真嗣京田知己、中編を佐藤順一がそれぞれ担当する。前編の総作画監督は鈴木俊二、作画監督は松原秀典が担当する。

今回の新劇場版は、前回のTVシリーズおよび劇場版を「旧世紀版」と呼称したいという庵野の意向を受けて製作され、旧世紀版では明かされなかった「新たな真実」が描かれる。プロデューサーの大月俊倫によれば、時間軸はTVシリーズと同一であるが、前編から後編までは旧作のフィルム映像を一切使用せず、現存する原画から新たに撮り直し、それに新画像を大幅に付け加えた作品になる。また、新設定や新キャラクターも登場する[9]。なお、タイトルから「新世紀」の文字が消えたのは、すでに21世紀(つまり「新世紀」)になってしまったからという理由である。

2007年2月17日、全国の主要な映画劇場において、庵野による「所信表明」を書き記したポスターの掲示とともに特報映像(文字情報のみ)の上映が開始された。前編『序』は2007年9月1日に公開するほか、この時点では中編(『破』)の公開時期を2008年陽春から2008年、後編(『Q』)+完結編(『シン・エヴァ』)は2008年初夏から公開日未定と改められた。その後、中編の公開時期については再度延期され、後編と完結編については同時上映でなくなっているが、中編『破』は2009年6月27日、後編『Q』は2012年11月17日にそれぞれ公開されている。なお、発表された庵野による所信表明文のタイトル「我々は再び、何を作ろうとしているのか?」は1995年7月にTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が放送される前に庵野自身が発表した所信表明文「我々は何を作ろうとしているのか?」(貞本義行による漫画版第1巻に収録)に対するものである。

以下に、シリーズ全体の製作発表から最終作に至るまでの大まかな出来事の略歴を記す。

  • 2006年
    • 9月9日 - 『エヴァンゲリオン新劇場版 REBUILD OF EVANGELION(仮題)』の制作発表が掲載された『ニュータイプ』2006年10月号が発売
  • 2007年
  • 2008年
    • 4月25日 - 『序』(1.01) 特装版DVDが発売
    • 5月21日 - 『序』(1.01) 通常版DVDが発売
  • 2009年
  • 2010年
    • 5月26日 - 『破』(2.22) BD・DVDが発売
  • 2011年
    • 8月26日 - 金曜ロードショーにて『破 TV版』(2.02') が放映
  • 2012年
    • 7月1日 - 21時から新宿バルト9のビル壁面で『EVA-EXTRA 08』が上映され、『Q』が2012年11月17日公開と発表された。
    • 11月9日 - 金曜ロードSHOW!にて『序 TV版』(1.01'') が放映
    • 11月16日 - 金曜ロードSHOW!にて『破 TV版』(2.02'')および『Q 冒頭6分38秒 TV版』が放映
    • 11月17日 - 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(3.0) が公開。次回作タイトル『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』発表。
  • 2013年
    • 4月24日 - 『Q』(3.33) BD・DVDが発売
  • 2014年
    • 8月22日 - 金曜ロードSHOW!にて『序 TV版』(1.01'') が放映
    • 8月29日 - 金曜ロードSHOW!にて『破 TV版』(2.02')が放映
    • 9月5日 - 金曜ロードSHOW!にて『Q TV版』(3.03')が放映
    • 10月23日 〜 31日 - 第27回東京国際映画祭の「庵野秀明の世界」にて『序』(1.11)『破』(2.22)『Q』(3.33) が上映。
  • 2015年
    • 4月1日 - 株式会社カラー公式サイトほかにて、「『シン・エヴァンゲリオン劇場版』およびゴジラ新作映画[注 3]に関する庵野秀明のコメント」[10]と題し、『シン・エヴァ』の製作状況が庵野の記名で簡単に述べられた。
  • 2016年
    • 7月19日 - 『シン・ゴジラ』完成報告会見に出席した庵野が『シン・エヴァ』の遅れを謝罪[11]。(この時点でも公開時期は公表されず)
    • 9月15日 - 『シン・ゴジラ』発声可能上映会に出席した庵野は「頑張っていますよ」と返答[12]
  • 2017年
    • 7月29日 - エヴァ公式サイトTOPほかにて、『シン・エヴァ』イメージボードイラストが掲載。「鋭意制作中」との状況説明と共に、タグライン的なテキストが添えられる。
  • 2018年
    • 7月20日 - 映画館の上映前の予告映像として『シン・エヴァ』の特報が公開。『2020年公開』と、具体的な時期が公表される。
  • 2019年
    • 1月14日 - AbemaTVにて、『序』『破』を配信。
    • 1月31日 - ニコニコ生放送にて、『序』『破』を配信。
    • 7月1日 - スマートフォン向け公式アプリケーション版『EVA-EXTRA』配信開始。
    • 7月6日 - 『シン・エヴァ』の序盤10分40秒00コマを世界同時上映[13]
    • 7月11日 - アプリ版『EVA-EXTRA』にて、『Q』を期間限定で公式初オンデマンド配信開始[14](本編映像のみ 期間限定)。
    • 7月19日 - 公開する月を(2020年)6月と公式発表。一部劇場において上映前に『シン・エヴァ』特報第2弾公開[15]
  • 2020年
    • 4月17日 - 『シン・エヴァ』の公開延期を発表[1]
    • 4月18日 - BS4Kにて『序』(1.11)が放映。[16]
    • 4月20日 - 『シン・エヴァ』公開延期のお詫びとして、カラー (アニメ制作会社)公式Youtubeチャンネルにて『序』(1.11)『破』(2.22)『Q』(3.33)を無料公開予定[17]
    • 4月25日 - BS4Kにて『破』が放映。[16]
    • 5月2日 - BS4Kにて『Q』が放映。[16]
    • 5月9日 - NHK BSプレミアムにて『序』が放映
    • 5月23日 - NHK BSプレミアムにて『破』が放映予定
    • 5月30日 - NHK BSプレミアムにて『Q』が放映予定
  • 未定

受賞歴編集

製作体制編集

テレビ局の関与編集

新劇場版では日本テレビが地上波放映、その他宣伝協力などで関わっている[注 4]

スタッフなど編集

近年のアニメ製作では常態化している製作委員会方式もとられておらず、興行形態としては自主製作、いわゆるインディーズ映画となる。庵野秀明自身が原作・総監督・脚本・音響監督の他に出資も行うことで、原作者が権利も保持する側面を強め、自身がTV版で普及の要因を担った製作委員会方式とは異なる方式に立ち返る意図も示している[23]

Q シン
原作・脚本・
総監督
庵野秀明
監督 摩砂雪
鶴巻和哉
摩砂雪
前田真宏
鶴巻和哉
鶴巻和哉
中山勝一
主キャラクター
デザイン
貞本義行
主メカニック
デザイン
山下いくと
画コンテ 樋口真嗣京田知己(新作)
鶴巻和哉
庵野秀明
鶴巻和哉樋口真嗣
橘正紀佐藤順一
山本沙代増井壮一
錦織敦史合田浩章
小松田大全、中山勝一
摩砂雪庵野秀明
鶴巻和哉樋口真嗣
摩砂雪前田真宏
小松田大全、轟木一騎
庵野秀明
作画監督 鈴木俊二(総作画監督)
松原秀典黄瀬和哉
奥田淳、もりやまゆうじ
貞本義行
本田雄(メカニック作画監督)
鈴木俊二、本田雄
松原秀典、奥田淳
本田雄(総作画監督)
林明美
井上俊之
錦織敦史(総作画監督)
井関修一、金世俊
浅野直之田中将賀
新井浩一
特技監督 増尾昭一 山田豊徳
副監督 - 中山勝一
小松田大全
谷田部透湖
小松田大全
演出 原口浩 鈴木清崇(デジタル演出) 鈴木清崇(総演出)
色彩設定 菊地和子
美術監督 加藤浩
串田達也
加藤浩 串田達也
CGI監督 鬼塚大輔
小林浩康
鬼塚大輔
撮影監督 福士享
編集 奥田浩史 李英美 辻田恵美
テーマソング 宇多田ヒカルEMIミュージック・ジャパン
Beautiful World Beautiful World
-PLANiTb Acoustica Mix-
桜流し
音楽 鷺巣詩郎
アニメーション
制作
スタジオカラー
配給 クロックワークス
カラー
ティ・ジョイ
カラー
東宝
東映
カラー
製作 株式会社カラー
エグゼクティブ
プロデューサー
大月俊倫 大月俊倫
庵野秀明
緒方智幸

作品設定編集

登場人物編集

名前 登場作 声の出演 備考
Q シン
碇シンジ 緒方恵美 本作の主人公。エヴァのパイロット、第3の少年。
綾波レイ 林原めぐみ エヴァのパイロット、第1の少女。
アヤナミレイ(仮称) 林原めぐみ エヴァのパイロット。アヤナミシリーズの初期ロット。
式波・アスカ・ラングレー 宮村優子 エヴァのパイロット、第2の少女。
真希波・マリ・イラストリアス 坂本真綾 エヴァのパイロット。新劇場版での新キャラクター。
渚カヲル 石田彰 エヴァのパイロット、ゼーレの少年。第1の使徒、アダムスの生き残り。
葛城ミサト 三石琴乃 ネルフ戦術作戦部作戦局第一課長。のちヴィレのAAAヴンダー艦長。
赤木リツコ 山口由里子 ネルフ技術開発部所属、E計画担当。のちヴィレのAAAヴンダー副長。
加持リョウジ 山寺宏一 ネルフ主席監察官。
碇ゲンドウ 立木文彦 ネルフ最高司令官。シンジの父。
冬月コウゾウ 清川元夢 ネルフ副司令。
日向マコト 優希比呂 ネルフ本部のオペレーター。のちヴィレのAAAヴンダーのオペレーター。
伊吹マヤ 長沢美樹 ネルフ本部のオペレーター。のちヴィレのAAAヴンダーの整備長。
青葉シゲル 子安武人 ネルフ本部のオペレーター。のちヴィレのAAAヴンダーのオペレーター。
鈴原トウジ 関智一 シンジらのクラスメイト。
相田ケンスケ 岩永哲哉 シンジらのクラスメイト。
洞木ヒカリ 岩男潤子 シンジらのクラスメイト。
鈴原サクラ 沢城みゆき AAAヴンダーに搭乗するシンジの管理担当医官。鈴原トウジの妹。新劇場版での新キャラクター。
高雄コウジ 大塚明夫 AAAヴンダーのオペレータ。新劇場版での新キャラクター。
長良スミレ 大原さやか AAAヴンダーのオペレータ。新劇場版での新キャラクター。
多摩ヒデキ 勝杏里 AAAヴンダーのオペレータ。新劇場版での新キャラクター。
北上ミドリ 伊瀬茉莉也 AAAヴンダーのオペレータ。新劇場版での新キャラクター。
ペンペン 林原めぐみ ミサトのペットの温泉ペンギン。

エヴァンゲリオン編集

使徒」に対抗すべく建造された巨大な人型兵器。パイロットは円筒形のコックピット「エントリープラグ」に乗り、主に神経接続によって機体を操縦する。使徒と同じくA.T.フィールドを持ち、使徒のそれを中和・侵食・破壊することができる。なお、7号機、10号機、11号機、12号機については、『Q』までの劇中でその存在が明らかになっていない。

機体名 正式名 登場作 機体色 パイロット
Q シン
零号機 汎用ヒト型決戦兵器
人造人間エヴァンゲリオン
試作零号機
(※ 『破』では零号機(改)
山吹色 綾波レイ
初号機 汎用ヒト型決戦兵器
人造人間エヴァンゲリオン
試験初号機
紫色 碇シンジ
2号機 汎用ヒト型決戦兵器
人造人間エヴァンゲリオン
正規実用型2号機(先行量産機)
(※ 『Q』では改2号機
赤色 式波・アスカ・ラングレー
真希波・マリ・イラストリアス
3号機 汎用ヒト型決戦兵器
人造人間エヴァンゲリオン
正規実用型3号機
黒色 式波・アスカ・ラングレー
4号機 汎用ヒト型決戦兵器
人造人間エヴァンゲリオン
次世代試験4号機
不明 不明
Mark.04 Evangelion Mark.04 黒色 なし
仮設5号機 封印監視特化型限定兵器
人造人間エヴァンゲリオン
局地仕様仮設5号機
暗緑色 真希波・マリ・イラストリアス
Mark.06 Evangelion Mark.06 青色 渚カヲル
8号機 汎用ヒト型決戦兵器
人造人間エヴァンゲリオン
正規実用型(ヴィレカスタム)8号機
ピンク 真希波・マリ・イラストリアス
Mark.09 Evangelion Mark.09 山吹色 アヤナミレイ(仮称)
第13号機 エヴァンゲリオン
第13号機
紫色 碇シンジと渚カヲル(複座式)

使徒編集

第3新東京市」に来襲する謎の敵。形状や能力はそれぞれ異なるが、「コア」と呼ばれる部位があり(通常は赤色の球体)、それを破壊されると活動を停止。新劇場版では、その際に全身が血のような液体に変化する(形象崩壊)。A.T.フィールドを持ち、エヴァンゲリオン以外の通常兵器はほとんど意味をなさない。なお、新劇場版における「第11の使徒」については、『Q』までの劇中で存在が明らかとなっていない。

名前 登場作 備考
Q
第1の使徒 渚カヲル。そのほか「アダムスの生き残り」「アダムスの器」といった語句がある。
第2の使徒「リリス」 TV版・旧劇場版の第2使徒「リリス」。
第3の使徒
第4の使徒 TV版の第3使徒「サキエル」。
第5の使徒 TV版の第4使徒「シャムシエル」。
第6の使徒 TV版の第5使徒「ラミエル」。
第7の使徒
第8の使徒 TV版の第10使徒「サハクィエル」。
第9の使徒 TV版の第13使徒「バルディエル」。
第10の使徒 TV版の第14使徒「ゼルエル」。
第12の使徒 マリによると「最後の使徒」。
第13の使徒 第1使徒である渚カヲルが、碇ゲンドウの策略により13番目に「堕とされた」もの。

テレビ放送編集

なお、「TV版」は一部シーンがカットされている。

  • 2009年
  • 2011年
    • 8月26日 - 日本テレビ系『金曜ロードショー』にて『破 TV版』(2.02') が放映
  • 2012年
    • 11月9日 - 日本テレビ系『金曜ロードSHOW![注 5]』にて『序 TV版』(1.01'') が放映
    • 11月16日 - 日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『破 TV版』(2.02'')および『Q 冒頭6分38秒 TV版』が放映
  • 2014年
    • 8月22日 - 日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『序 TV版』(1.01'') が放映
    • 8月29日 - 日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『破 TV版』(2.02')が放映
    • 9月5日 - 日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『Q TV版』(3.03')が放映
  • 2020年
    • 4月18日 - NHK BS4Kにて『序』(1.11) が放映
    • 4月25日 - NHK BS4Kにて『破』が放映
    • 5月2日 - NHK BS4Kにて『Q』が放映
    • 5月9日 - NHK BSプレミアムにて『序』が放映
    • 5月23日 - NHK BSプレミアムにて『破』が放映
    • 5月30日 - NHK BSプレミアムにて『Q』が放映

客演編集

ゲーム編集

※すべてテレビゲームソフト。ここでいう「登場」とは、本作に登場するキャラクターならびにロボットおよびゲームシナリオに組み込まれた幾つかのストーリーエッセンスの総称を指す。

スーパーロボット大戦シリーズ
ロボット作品のクロスオーバーゲーム。
スーパーロボット大戦L
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」名義で登場。設定的には『破』までの展開を踏まえたもの。
『スーパーロボット大戦モバイル』
この作品よりクレジットが『〜:序』・『〜:破』のように別表記で登場。
『スーパーロボット大戦Card Chronicle』
『序』・『破』が登場。
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇/天獄篇
前後編の二編構成。前編『時獄篇』では『序』・『破』が登場。後編『天獄篇』では『序』・『破』の展開を踏まえて『Q』が初登場する。
スーパーロボット大戦X-Ω
配信時から『序』・『破』が登場し、後に『Q』が追加登場する。
スーパーロボット大戦V
『序』・『破』・『Q』が登場。
巨影都市
「新劇場版」設定のEVA(初号機、零号機、弐号機)と使徒(第4の使徒、第5の使徒、第8の使徒)が「巨影」の一種として登場する。

関連映像作品編集

ゲスト出演編集

『新幹線変形ロボ シンカリオン』
  • 第17話「西へ!!シンカリオンVS大阪名物!?」
  • 第31話「発進!!シンカリオン 500 TYPE EVA」
  • 劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X

日本アニメ(ーター)見本市編集

『until You come to me.』
『evangelion:Another Impact(Confidential)』
『(Making of )evangel ion:Another Impact』
『新世紀いんぱくつ。』

VRアクティビティ編集

『エヴァンゲリオンVR THE 魂の座』
2017年7月14日より『VR ZONE SHINJUKU』ほかバンダイナムコアミューズメント施設VR ZONE Portalで稼働のVRアクティビティ。2017年12月27日(水)より『エヴァンゲリオン VR The 魂の座:暴走』にバージョンアップ。

4-Dアトラクション編集

『エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』
2014年1月23日から5月10日(6月28日まで延長)まで上映の『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』の体感型シアター・ショー。
『エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D:2.0』
2016年1月15日から6月26日まで上映。ラピッド・ボーラー装備エヴァンゲリオン4号機が登場する。
『エヴァンゲリオンXRライド』
2017年1月13日から2017年6月25日まで上映。2018年7月6日から2019年1月6日にも期間限定復活。
『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』
2019年5月31日から8月25日まで上映。

プロジェクションアニメ編集

『エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来』(Evangelion:Hakata Angel Attack Alternative
2019年6月1日よりキャナルシティ博多キャナルアクアパノラマで3Dプロジェクションマッピング上映のオリジナルアニメ映画。キャナルアクアパノラマ第10作。上映時間約10分。シン福岡市・ネルフ福岡支部を襲う使徒に対し、エヴァンゲリオン4体で迎撃するストーリー[24]
スタッフ[25]
  • 総監督 - 小林浩康
  • 監督 - 荒牧康治、千合洋輔
  • 脚本・絵コンテ - 小松田大全
  • 原画 - 井関修一
  • 動画 - 松村佳子、稲田有華
  • 拝啓 - 福留嘉一
  • プリヴィズアーティスト - 持田寛太
  • 音楽 - 鷲巣詩郎
  • AR演出・整音 - 山田陽
  • 録音 - 松下春香、鶴巻慶典
  • 効果 - 野口透
  • 制作 - スタジオカラー、プロジェクトスタジオQ
キャスト

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ a b 日本映画製作者連盟が2013年1月に発表した興行収入は53.0億円である[3]
  2. ^ 発表当時のタイトル表記は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』ではなく、『エヴァンゲリオン新劇場版』であった。
  3. ^ 後に『シン・ゴジラ』として発表され、庵野が総監督を務めた。
  4. ^ 同様の例としてスタジオジブリ作品や細田守監督作品およびスタジオ地図作品はいずれも日本テレビが関わっており、現在のところ日本テレビ系『金曜ロードショー』でのみの放映となっている。
  5. ^ 2012年4月より番組リニューアルに伴って改題。

出典編集

  1. ^ a b c d 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開延期を発表 - コミックナタリー 2020年4月17日
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  3. ^ 2012年(平成24年)興収10億以上番組”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2014年3月8日閲覧。
  4. ^ 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 全記録全集』、434頁。
  5. ^ 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」特報が劇場で公開、上映は2020年と発表 - コミックナタリー 2018年7月20日
  6. ^ 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」2020年6月公開決定、全国劇場で特報を上映中 - コミックナタリー 2019年7月19日
  7. ^ 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は6月27日公開、前売り特典も明らかに - 映画ナタリー 2019年12月27日
  8. ^ 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開延期に 新型コロナの影響” (日本語). 毎日新聞. 2020年4月17日閲覧。
  9. ^ a b 『ニュータイプ』 2006年10月号より
  10. ^ 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』及びゴジラ新作映画に関する庵野秀明のコメント(株式会社カラー)
  11. ^ 庵野秀明、エヴァファンに謝罪!『ゴジラ』完成報告で”. シネマトゥデイ (2016年7月19日). 2015年7月19日閲覧。
  12. ^ 庵野秀明『シン・ゴジラ』続編どうする?『シン・エヴァ』は「頑張っています」,シネマトゥデイ,2016年9月16日
  13. ^ 『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版』世界同時上映決定!”. 2019年6月25日閲覧。
  14. ^ 【EVA-EXTRA】期間限定無料公開決定!『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、:破、:Q』本編映像及び鷺巣詩郎による『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版』使用劇伴音楽(BGM)集”. 2019年7月11日閲覧。
  15. ^ 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』新映像“特報2”Web公開”. ファミ通.com(株式会社Gzブレイン). 2019年7月20日閲覧。
  16. ^ a b c 日本放送協会. “BS4Kで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』3作放送&BSPで「大投票」と「ヒストリア」も! | NHKアニメワールド” (日本語). www6.nhk.or.jp. 2020年4月11日閲覧。
  17. ^ 「シン・エヴァ」延期、公開未定に 新型コロナ影響 「序・破・Q」を代わりに無料配信” (日本語). ITmedia NEWS. 2020年4月19日閲覧。
  18. ^ 第31回日本アカデミー賞優秀作品(日本アカデミー賞公式サイト)
  19. ^ 第33回日本アカデミー賞優秀作品(日本アカデミー賞公式サイト)
  20. ^ 第36回日本アカデミー賞優秀作品(日本アカデミー賞公式サイト)
  21. ^ 財団法人デジタルコンテンツ協会
  22. ^ a b 東京アニメアワード(東京国際アニメフェア)
  23. ^ CONTINUE Vol.46 (太田出版)カラー責任編集『EVA-EXTRA』公式番外編『EVA-EXTRA-EXTRA』より
  24. ^ キャナルアクアパノラマ第10作「エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来」6月1日(土)公開キャナルシティ 2019年6月1日
  25. ^ 『エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来』クレジット公開株式会社カラー 2019年5月30日

外部リンク編集