ヴァイオリン協奏曲

ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリンきょうそうきょく)は、ヴァイオリンのための協奏曲

ヴァイオリン協奏曲を演奏するダヴィッド・オイストラフ

通常はヴァイオリン独奏者(ソリスト)と管弦楽による伴奏によって構成される。まれに複数のヴァイオリン奏者がいる場合もある。バロックの時代から現代まで、多くの著名な作曲家がヴァイオリン協奏曲を作曲しており、協奏曲の重要なジャンルとみなされている。

ヴァイオリン協奏曲のなかには、管弦楽ではなくて室内楽の編成による伴奏を伴うものもある。たとえばヴィヴァルディのL'estro armonicoは、4つのヴァイオリン、2つのヴィオラチェロ通奏低音のための作品であり、またアラン・ペッタション(Allan Pettersson)の第1番はヴァイオリンと弦楽四重奏のための作品である。

主な作曲家と作品編集

日本では、知名度および演奏される頻度が特に高いベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64、ブラームスのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77をまとめて「三大ヴァイオリン協奏曲」と呼ぶことがある[1]。また、以上の3作品にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35を加えて、「四大ヴァイオリン協奏曲」と称することもある[2]

脚注編集

  1. ^ バイオリンのマメ知識:バイオリンの名曲-協奏曲編Ⅱ - 楽器解体全書”. yamaha.com. 2021年1月2日閲覧。
  2. ^ なお、ヤッシャ・ハイフェッツアイザック・スターンチョン・キョンファなどによるレコードでは、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキーの作品を集めて「三大ヴァイオリン協奏曲」として日本では発売されていた。
  3. ^ a b c 「最新名曲解説全集10 協奏曲Ⅲ」(音楽之友社