ヴァルトシュタディオン
ヴァルトシュタディオン(Waldstadion)は、ドイツのヘッセン州フランクフルト・アム・マインにあるスタジアム。地元サッカークラブのアイントラハト・フランクフルトがホームグラウンドとして使用している。
ヴァルトシュタディオン (コメルツバンク・アレーナ) Waldstadion, Commerzbank-Arena | |
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施設情報 | |
所在地 |
Moerfelder Landstrasse 362 60528 Frankfurt am Main |
位置 | 座標: 北緯50度4分6.86秒 東経8度38分43.65秒 / 北緯50.0685722度 東経8.6454583度 |
開場 | 1925年5月 |
所有者 | Waldstadion Frankfurt Gesellschaft für Projektentwicklung |
運用者 | Stadion Frankfurt Management GmbH |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105 x 68 m |
建設費 | EUR 126 Million |
設計者 | Gerkan, Marg & Partner |
旧称 | |
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使用チーム、大会 | |
アイントラハト・フランクフルト(1925-現在) フランクフルト・ギャラクシー (1925-2007) SVヴェーエン 2007 FSVフランクフルト (2008-2009) 1974 FIFAワールドカップ UEFA欧州選手権1988 2006 FIFAワールドカップ 2011 FIFA女子ワールドカップ | |
収容能力 | |
52,300人 |
概要編集
文字通りフランクフルト市街地からみて南西の森(ヴァルト)の中に位置している競技場で、周辺にはスイミングプールやテニスコートなどのスポーツ施設が隣接している。かつては陸上競技等も開催できる多目的スタジアムであったが、2006 FIFAワールドカップの会場に指定されてから既存のスタジアムを部分的に取り壊しながら建て替える工事を行ない、2005年10月に球技専用スタジアムとしてリニューアルオープンした。ベルリン・オリンピアシュタディオンやラインエネルギーシュタディオンの設計を手がけたゲルカン、マルク&パートナーと、アリアンツ・アレーナの建設に関わったマックス・ベーグルが設計し、ワールドカップが開催されたスタジアムではゲルゼンキルヒェンにあるアレナ・アウフシャルケと同様に屋根を閉じることができる構造となっている。
サッカーの国際大会では2006 FIFAワールドカップのほかにも1974 FIFAワールドカップやUEFA欧州選手権1988、FIFAコンフェデレーションズカップ2005、2011 FIFA女子ワールドカップの会場として使用されている。中でもコンフェデレーションズカップと女子ワールドカップでは決勝戦が当地で開催され、女子ワールドカップ決勝戦では日本(なでしこジャパン)がアメリカにPK戦までもつれた末勝利し初優勝を果たした。
2005年に地元のコメルツ銀行が命名権を獲得したため、同年よりコメルツバンク・アレーナ(Commerzbank-Arena)と改称されている。但し、FIFA(国際サッカー連盟)主催サッカー国際試合開催時はFIFA認定の公式パートナー・サプライヤー以外の企業名露出が禁止されている為(クリーンスタジアム規定)、名称が変更される。2006 FIFAワールドカップの期間中はFIFAヴェルトマイスターシャフト・シュタディオン・フランクフルト(FIFA WM-Stadion Frankfurt、FIFAワールドカップスタジアム・フランクフルト)という名称が[1]、2011 FIFA女子ワールドカップでもFIFAフラウエン・ヴェルトマイスターシャフト・シュタディオン・フランクフルト(FIFA Frauen-WM-Stadion Frankfurt、FIFA女子ワールドカップスタジアム・フランクフルト)という名称が使用された[2]。
脚注編集
外部リンク編集
先代: 上海虹口足球場 上海 |
FIFA女子ワールドカップ 決勝戦会場 2011 |
次代: BCプレイス・スタジアム バンクーバー |