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ヴァレンティーナ・シェフチェンコ

ヴァレンティーナ・シェフチェンコロシア語: Валентина Шевченко, ラテン文字転写: Valentina Shevchenko1988年3月7日 - )は、キルギス女性総合格闘家。元プロボクサーキックボクサービシュケク出身。ネバダ州ラスベガス在住。タイガームエタイ所属。第2代UFC世界女子フライ級王者。元WMC世界女子スーパーライト級王者。初代Kunlun Fight世界女子ライト級王者。ワレンチナ・シェフチェンコとも表記される。

ヴァレンティーナ・シェフチェンコ
Valentina Shevchenko.jpg
基本情報
本名 ヴァレンティーナ・アナトリェフナ・シェフチェンコ
(Valentina Anatolievna Shevchenko)
通称 バレット(Bullet, 弾丸)
国籍 キルギスの旗 キルギス
ペルーの旗 ペルー
生年月日 (1988-03-07) 1988年3月7日(31歳)
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
キルギス・ソビエト社会主義共和国フルンゼ
所属 タイガームエタイ
身長 165cm
体重 56kg
リーチ 170cm
階級 バンタム級
フライ級
バックボーン テコンドー柔道ムエタイボクシング
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総合格闘家のアントニーナ・シェフチェンコは実姉。

来歴編集

両親はウクライナに住んでいたが、スターリニズム粛清で強制移住させられ、シェフチェンコはキルギス・ソビエト社会主義共和国(現在のキルギス)で生まれた。テコンドー黒帯三段を持つ母親の影響で、幼い頃から姉のアントニーナと共に5歳からテコンドー、12歳からムエタイキックボクシング、それからさらにサンボ柔道レスリングボクシングなど様々な格闘技に励んだ[1][2]

キルギスタン芸術大学で映画監督部を専攻し卒業している。

ムエタイ・キックボクシング編集

 
Kunlun Fightに参戦したシェフチェンコ(2014年)

シェフチェンコはムエタイキックボクシングでプロ通算56勝2敗という戦績を誇り[1]IFMAWAKOWMCKunlun Fightなど数々の団体の世界タイトルを獲得した。2006年から2008年にかけて、後のUFC世界女子ストロー級王者であるヨアナ・イェンジェイチックと3度対戦し、全てシェフチェンコが勝利している[3]

ボクシング編集

2010年5月8日、移住先のペルーでプロボクシングデビュー戦を行い、10R判定勝ちを収めた。ボクシングのプロ通算戦績は2戦2勝1KO[4]

総合格闘技編集

2003年、15歳でプロデビュー[1]

2010年9月30日、C3 Fightsでリズ・カムーシュと対戦し、ドクターストップによりTKO負け[5]。UFC契約前の唯一の敗戦となった。

UFC編集

2015年12月19日、UFCデビュー戦となったUFC on FOX 17で女子バンタム級ランキング5位のサラ・カフマンと対戦し、2-1の判定勝利。

2016年3月5日、UFC 196で女子バンタム級ランキング4位のアマンダ・ヌネスと対戦し、0-3の判定負け。

2016年7月23日、UFC on FOX 20のメインイベントで女子バンタム級ランキング2位のホリー・ホルムと対戦し、3-0の判定勝利。

2017年1月28日、UFC on FOX 23で女子バンタム級ランキング2位のジュリアナ・ペーニャと対戦し、2Rに腕ひしぎ十字固めでサブミッション勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年9月9日、UFC 215のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで王者のアマンダ・ヌネスと再戦。1-2のスプリット判定で敗れ、王座獲得に失敗した。

2018年2月3日、新設されたフライ級に階級を落とし、UFC Fight Night: Machida vs. Andersでプリシラ・カショエイラと対戦。2Rにリアネイキドチョークでサブミッション勝ちを収め、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

女子フライ級王座獲得編集

2018年12月8日、UFC 231のUFC世界女子フライ級王座決定戦で元UFC世界ストロー級王者のヨアナ・イェンジェイチックと対戦し、3-0の5R判定勝ちを収め、王座獲得に成功した。

2019年6月8日、UFC 238のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング1位の挑戦者ジェシカ・アイと対戦し、2Rに左ハイキックでKO勝ち。王座の初防衛に成功し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年8月10日、UFC Fight Night: Shevchenko vs. Carmouche 2のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで女子フライ級ランキング3位の挑戦者リズ・カムーシュと再戦し、3-0の5R判定勝ち。ジャッジ全員がフルマーク(50-45)をつける圧勝で9年越しのリベンジを果たし、2度目の王座防衛に成功した[6]

人物・エピソード編集

戦績編集

総合格闘技 戦績
21 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
18 5 7 6 0 0 0
3 1 0 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
リズ・カムーシュ 5分5R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Shevchenko vs. Carmouche 2
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2019年8月10日
ジェシカ・アイ 2R 0:26 KO(左ハイキック) UFC 238: Cejudo vs. Moraes
【UFC世界女子フライ級タイトルマッチ】
2019年6月8日
ヨアナ・イェンジェイチック 5分5R終了 判定3-0 UFC 231: Holloway vs. Ortega
【UFC世界女子フライ級王座決定戦】
2018年12月8日
プリシラ・カショエイラ 2R 4:25 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Machida vs. Anders 2018年2月3日
× アマンダ・ヌネス 5分5R終了 判定1-2 UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2
【UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ】
2017年9月9日
ジュリアナ・ペーニャ 2R 4:29 腕ひしぎ十字固め UFC on FOX 23: Shevchenko vs. Pena 2017年1月28日
ホリー・ホルム 5分5R終了 判定3-0 UFC on FOX 20: Holm vs. Shevchenko 2016年7月23日
× アマンダ・ヌネス 5分3R終了 判定0-3 UFC 196: McGregor vs. Diaz 2016年3月5日
サラ・カフマン 5分3R終了 判定2-1 UFC on FOX 17: dos Anjos vs. Cowboy 2 2015年12月19日
ジャン・フィニー 5分3R終了 判定3-0 Legacy FC 39 2015年2月27日
ヘレン・バストス 2R 3:00 TKO(ドクターストップ) Fusion FC 6 2014年2月26日
プリシラ・オレジャーナ 1R 0:50 TKO(パンチ) Fusion FC 5 2013年12月18日
アクヤルキン・バイトゥルバエワ 5分3R終了 判定3-0 KF-1: MMA World Competition 2011年4月30日
× リズ・カムーシュ 2R 3:00 TKO(ドクターストップ) C3 Fights: Red River Rivalry 2010年9月30日
ユリア・ネムツォワ 1R 1:11 エゼキエルチョーク Professional Free Fight 2006年3月3日
キム・キョンエ 1R 1:09 腕ひしぎ十字固め WXF: X-Impact World Championships 2005 2005年7月9日
ローザ・カリエワ 2R 1:29 リアネイキドチョーク Kazakhstan Federation of Pankration 2 2005年3月22日
アリャ・イスカレノワ 1R リアネイキドチョーク Kazakhstan Federation of Pankration 2005年3月21日
エルケシュ・ココエワ 1R TKO(パンチ) Kyrgyz Federation of Kulatuu 2 2004年10月15日
キム・ミチェ 1R 1:55 リアネイキドチョーク WXF: X-Impact World Championships 2003 2003年12月3日
エリザ・アイダラリエワ 2R TKO(パンチ) Kyrgyz Federation of Kulatuu 2003年4月21日

獲得タイトル編集

ムエタイ編集

キックボクシング編集

  • KF-1 MMA Pro世界55kg級王座(2003年)
  • WAKO世界選手権 女子フェザー級 優勝(2004年)
  • KF-1 MMA Pro世界57kg級王座(2005年)
  • WKC K-1世界女子60kg級王座(2013年)
  • Kunlun Fight女子60kg級トーナメント 優勝(2014年)
  • 初代Kunlun Fight世界女子ライト級王座(2014年)

総合格闘技編集

表彰編集

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集