ヴァーツ

ハンガリーの都市

ヴァーツ (Vác [ˈvɑ̈ːt͡s]) は、ハンガリーペシュト県にある都市である。ブダペスト首都圏に属する。他言語による名称は ドイツ語: Waitzenラテン語: Vaciumスロバキア語: Vacovイディッシュ語: ווייצען‎、イタリア語: Vacciaセルビア語: Вацルーマニア語: Vaț 。 同市は首都のブダペストから北に35km、ドナウ川の東岸に位置している。ヴァーツ司教区主座大聖堂である聖母マリア大聖堂はハンガリー最大の大聖堂のひとつ。

ヴァーツ
Vác
ハンガリーの旗
ヴァーツの市旗 ヴァーツの市章
市旗 市章
位置
ヴァーツの位置の位置図
ヴァーツの位置
座標 : 北緯47度46分35秒 東経19度08分14秒 / 北緯47.77639度 東経19.13722度 / 47.77639; 19.13722
行政
 ハンガリー
  ペシュト県の旗 ペシュト県
 市 ヴァーツ
地理
面積  
  市域 61.63 km2
人口
人口 (2008年現在)
  市域 33,223人
    人口密度   539人/km2
その他
等時帯 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)
夏時間 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
郵便番号 2600
市外局番 27

歴史 編集

ヴァーツに居住が始まったのは、ローマ帝国時代よりもはるかに昔であった。 この教区の司祭は、ハンガリー王国内で影響力があった。 1241年3月17日のモンゴル軍による攻撃により、すべての住民が虐殺された。 ヴァーツは存在しなくなり、モンゴル軍がここに野営地を造った。モンゴル軍がいなくなった後、ドイツ人入植者によって町が再建された。 1541年町はオスマン帝国により征服された。ハプスブルク君主国とオスマン帝国との戦争で、1597年と1684年にヴァーツの地で、オーストリア軍がオスマンに勝利した。

姉妹都市 編集

提携都市 編集

出身者 編集

脚注 編集

  1. ^ 旧ハンガリー領トランシルヴァニアセーケイ地方の都市で、人口の95 % 前後がハンガリー人。セーケイウドヴァルヘイが本来の名称で、オドルヘユ・セクイェスクは「セクイェスク」が「セーケイ」の意訳で「オドルヘユ」が「ウドヴァルヘイ」の音訳。
  2. ^ a b 1920年トリアノン条約までハンガリー王国領だった。