ヴィランドリー城

ヴィランドリー城 (Château de Villandry) はフランスアンドル=エ=ロワール県ロワール渓谷内のコミューンであるヴィランドリーにある城である。 ルネサンス様式の美しい城で、典型的なロワールの古城の一つで、渓谷周囲の城の中では新しい。現在の城主は定住したまま、庭園は観光客に一般公開されている。

ヴィランドリー城
Château de Villandry vue des jardins.JPG
ヴィランドリー城

城のテラスから眺める景色は圧巻もの。菜園エリアでは有機栽培の野菜を育てており、城内のレストランやカフェで振舞われる。時期が合えばバラの苗を購入することもできる。

歴史編集

元は12世紀の古い城塞跡を基盤に、フランス王フランソワ1世財務大臣ジャン・ル・ブルトンによって1536年に建てられた。 幾何学庭園は、20世紀初めに城主がスペインの科学者ヨアキム・カルヴァロに変わった後に構築されたもの。

城内のインテリアの多くは、豪華で美しいルイ15世紀様式が目立ち、庭園の幾何学模様のデザインは14世紀の古い文献に残されている。 所有者の変遷により一時期は庭園も公園に作り変えられるなどして荒廃したが、20世紀初めに所有者となった現オーナー一族の丹精込めた世話により往時の姿をみごとに回復し、バラやツゲをはじめとした様々な美しい花や樹を楽しめる[1]

世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に含まれる。

交通編集

  • ロワールの中心都市トゥールから約10㎞、車で約20分。

脚注編集

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  1. ^ 水野久美『いつかは行きたいヨーロッパの世界でいちばん美しいお城』大和書房、2014年、97頁。ISBN 978-4-479-30489-0

外部リンク編集