ヴェロニカ・ゲリン (映画)

ヴェロニカ・ゲリン』(Veronica Guerin)は、ジェリー・ブラッカイマー製作、ジョエル・シュマッカー監督による2003年アメリカ映画タッチストーン・ピクチャーズ作品。

ヴェロニカ・ゲリン
Veronica Guerin
監督 ジョエル・シュマッカー
脚本 キャロル・ドイル
メアリー・アンガス・ドナヒュー
原作 キャロル・ドイル
製作 ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮 チャド・オーマン
マイク・ステンソン
出演者 ケイト・ブランシェット
ジェラード・マクソーリー
キアラン・ハインズ
ブレンダ・フリッカー
コリン・ファレル
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影 ブレイダン・ガルヴィン
編集 デイヴィッド・ガンブル
製作会社 ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給 ブエナビスタインターナショナル
公開 アメリカ合衆国の旗 2003年6月8日
日本の旗 2004年5月29日
上映時間 98分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $17,000,000[1]
興行収入 $9,439,660[1]
テンプレートを表示

アイルランドダブリン麻薬犯罪を追及し続け、1996年に犯罪組織に銃撃され命を落とした実在の女性ジャーナリスト、ヴェロニカ・ゲリンの半生をケイト・ブランシェット主演で描いた作品。ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート。

ストーリー 編集

1994年、アイルランドでは麻薬関連の犯罪が急増しており、常習者は青少年を含む1万5千人とも言われていた。

この年、サンデー・インディペンデント紙の女性ジャーナリストであるヴェロニカ・ゲリンは麻薬犯罪に関する記事を書き始めた。彼女はギャングと麻薬の関係を突き止めるために裏社会に深く踏み入ったため、種々の脅迫や暴行を受けることになる。

これに屈しない彼女を恐れた麻薬の元締めであるジョン・ギリガンは、1996年6月26日に刺客を放ち、ヴェロニカはその凶弾に倒れた。しかし、彼女の死を契機にアイルランド国内に麻薬犯罪撲滅の気運が高まり、憲法改正等も行われ麻薬犯罪は減少した。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
ヴェロニカ・ゲリン ケイト・ブランシェット 塩田朋子
ジョン・ギリガン ジェラード・マクソーリー 勝部演之
ジョン・トレイナー キアラン・ハインズ 廣田行生
バーニー・ゲリン ブレンダ・フリッカー 谷育子
クリス・マリガン ドン・ウィーチェリー 小森創介
グレアム・ターレイ バリー・バーンズ 大滝寛
カハル・ターレイ サイモン・オドリスコール 菅光輝
刺青の青年 コリン・ファレル 関貴昭

主な賞歴 編集

ノミネート 編集

脚注 編集

  1. ^ a b Veronica Guerin (2003)”. Box Office Mojo. 2009年12月18日閲覧。

外部リンク 編集