一般参賀
一般参賀(いっぱんさんが)とは、1948年(昭和23年)から毎年、新年1月2日と天皇誕生日に開催されている皇室行事である[1][2]。
天皇誕生日の一般参賀は、昭和天皇以降に在位中の天皇の誕生日に行われる。
目次
概要編集
最初に開かれた昭和23年新年一般参賀(1948年)では、宮内庁庁舎屋上から昭和天皇が一人で民衆に対し手を振るというものであったが、昭和天皇に対しパチンコを撃った、昭和天皇パチンコ狙撃事件などもあり、長和殿に厚いガラスを設け、ガラスの向こうから天皇・皇后を筆頭に成年皇族が参加するようになった。民衆は長和殿前の庭で日の丸の小旗を振りながら天皇・皇族を迎えるようになった。
昭和天皇の病状が悪化の一途をたどり、テレビなどでも血圧などの情報が流れるようになった1989年(昭和64年)の新年一般参賀は中止となった。昭和天皇は同月7日に崩御したため、翌1990年(平成2年)の一般参賀も中止となったが、この2年以外に中止となった年はない。
参賀編集
新年一般参賀編集
- 開催日:1月2日
新年一般参賀は、新年を祝うために行われる。元日には新年祝賀の儀を始めとする各皇室行事があるため[要出典]2日に開催される[1]。天皇・皇后、皇太子・皇太子妃、その他各宮家の成年皇族が参加する。
天皇・内廷皇族と秋篠宮家は5回[1]、それ以外の皇族は3回、ないし1回参加するのが通例(平成時代現在)。
病気療養中や服喪中の皇族は欠席することがある。
一回目の一般参賀の模様はNHK総合テレビで生中継され、宮殿から天皇が参集者に対して言葉を述べるのが慣例である[3]。
平成31年の一般参賀は同年5月に譲位される今上天皇にとって最後の一般参賀となり、平成の時代では最高の15万人が皇居に訪れた。なお、皇居に入れない民衆がいるという事情を知った両陛下は午後の一般参賀を2回追加され臨まれた。
天皇誕生日一般参賀編集
天皇誕生日一般参賀は、今上天皇の誕生日を祝うために行われる。従って皇位の継承が行われた場合には日付が変更されることとなる。
天皇・皇后、皇太子・同妃、秋篠宮家の成年皇族が参加する(平成時代現在)。宮殿から天皇が参集者に対して言葉を述べるのが慣例である。