丁 厷(てい こう、生没年不詳)は、中国三国時代蜀漢の人物。

王の孫権が、蜀漢の使者として鄧芝を迎えた後に、諸葛亮に送った書状の中でその名が見える。

孫権はその書状で、「(以前の使者の)丁厷は言葉が浮つき、陰化は言葉足らずだった。(呉と蜀漢の)二国の和合は、ひとえに鄧芝あればこそ」と述べた[1]

脚注 編集

  1. ^ 陳寿撰、裴松之注『三国志』蜀書 鄧芝伝 s:zh:三國志/卷45