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丁寧 (卓球選手)

中華人民共和国の卓球選手

丁寧(てい ねい、ディン ニン、Ding Ning 1990年6月20日 - )は、中国黒竜江省大慶市出身の卓球選手。身長172cm。世界ランキング1位(2017年6月時点)。

丁寧 Table tennis pictogram.svg
Mondial Ping - Women's Doubles - Final - 14.jpg
2013年世界選手権女子ダブルス決勝の丁寧
基本情報
よみがな てい ねい
ラテン語表記 Ding Ning
生年月日 (1990-06-20) 1990年6月20日(29歳)
国籍 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
出身地 黒竜江省大慶市
性別 女性
身長 172cm
選手情報
世界ランキング 最高1位 現在1[1]
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット アポロニアZLC
フォア面ラバー 国狂NEO3ブルースポンジ
バック面ラバー テナジー・64
戦型 オールラウンド型
受賞歴
 
獲得メダル
中華人民共和国の旗 中華人民共和国
女子卓球
オリンピック
2012 ロンドン 女子団体
2012 ロンドン 女子シングルス
2016 リオデジャネイロ 女子シングルス
2016 リオデジャネイロ 女子団体
世界卓球選手権
2009年 横浜 女子ダブルス
2010年 モスクワ 女子団体
2011年 ロッテルダム 女子シングルス
2011年 ロッテルダム 女子ダブルス
2012年 ドルトムント 女子団体
2013年 パリ 女子シングルス
2013年 パリ 女子ダブルス
2014年 東京 女子団体
2015年 蘇州 女子シングルス
2015年 蘇州 女子ダブルス
2016年 クアラルンプール 女子団体
2017年 デュッセルドルフ 女子シングルス
2017年 デュッセルドルフ 女子ダブルス
2018 ハルムスタッド 女子団体
ワールドカップ (卓球)
2009年 リンツ 女子団体
2010年 ドバイ 女子団体
2011年 シンガポール 女子シングルス
2011年 マクデブルク 女子団体
2013年 広州 女子団体
2014年 リンツ 女子シングルス
ワールドツアーグランドファイナル
2009 マカオ英語版 女子ダブルス
2009 マカオ英語版 女子シングルス
2011 ロンドン英語版 女子シングルス
2012 杭州英語版 女子シングルス
2013 ドバイ英語版 女子ダブルス
2013 ドバイ英語版 女子シングルス
2015 リスボン英語版 女子シングルス
2015 リスボン英語版 女子ダブルス
アジア競技大会
2010年 中国広州 女子団体
2010年 中国広州 女子ダブルス
2014年 韓国仁川 女子団体
アジア卓球選手権
2009年 ラクナウ 女子団体
2009年 ラクナウ 女子シングルス
2009年 ラクナウ 女子ダブルス
2009年 ラクナウ 混合ダブルス)
2012 マカオ英語版 女子団体
2012 マカオ英語版 女子ダブルス
2012 マカオ英語版 女子シングルス
2013年 釜山 女子団体
2013年 釜山 女子ダブルス
2013年 釜山 女子シングルス
2015年 パタヤ 女子団体
2017年 無錫 女子団体
アジアカップ
2009年 杭州 女子シングルス
2009年 広州 女子シングルス
2014年 武漢 女子シングルス
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧

2011年、2015年、2017年世界卓球選手権で優勝した世界女王であり、2016年リオデジャネイロオリンピックの女子シングルス金メダリスト。

五輪、世界選手権、ワールドカップの3大大会のシングルスで全て優勝経験を持つ、いわゆる大満貫の達成者である。

目次

略歴・エピソード編集

父はスピードスケート選手、母はバスケットボール選手というスポーツ一家、1997年、7歳の時に大慶市体育学校に入学[2]。10歳の時に中国ナショナルチームのコーチも務めた周樹森[3]にスカウトされて北京市のチームに加入した[4]

2005年、オーストリアリンツで行われた世界ジュニア卓球選手権のシングルス、ダブルス、団体で優勝、2009年、インドラクナウで行われたアジア卓球選手権でもシングルス、ダブルス、団体と優勝した。世界卓球選手権には2007年のザグレブ大会で初出場。2008年に広州で行われた第49回世界卓球選手権団体戦のメンバーには選ばれなかった。2009年の世界卓球選手権横浜大会では郭焱とのペアで銀メダルを獲得した。2010年の世界卓球選手権モスクワ大会では準決勝で日本の福原愛に2ゲーム連取されたがそこから3ゲームを取り返して逆転勝利した[5]。決勝のシンガポール戦では世界ランク2位の馮天薇と対戦2ゲームを先取したが3ゲームを奪われて逆転負け、中国チームも団体戦で敗れ9連覇を逃した[6]

2011年のイングランドオープンでシングルス優勝した後、同年5月オランダで行われた世界選手権ロッテルダム大会シングルス決勝戦で、チームメイトの李暁霞を4対2で打ち破り念願の世界選手権初優勝を果たし、世界チャンピオンを奪い取った。その後ワールドカップ女子シングルスのチャンピオンを獲得。その年11月に世界ランキング1位になる。

2012年、ロンドンオリンピックに出場。シングルス決勝で李暁霞に1-4で敗れ、銀メダルを獲得した。この試合では試合中にサーブで3度のフォルト、遅れて台に入ることで遅延行為とみなされイエローカードを貰うなど、不運なジャッジをされ涙を流す場面もあった。その際にタオリングで涙をぬぐったのが「正規のタオリングの時間以外にタオルを使った」として再び2枚目のイエローカードでレッドカードになった[7]。団体では決勝戦で日本を下し、彼女にとって最初のオリンピック金メダルを獲得した。表彰台では戸惑っている日本の石川佳純に自ら声をかけ、隣に呼び寄せた。石川に金メダルを触らせてとねだられると、快く応じた。丁寧選手と日本人選手の笑顔の表彰式の様子はまさに平和の祭典オリンピックにふさわしい光景であると話題になった。

2013年の世界選手権パリ大会女子シングルスでは準決勝で李暁霞に敗れ、銅メダルとなった。女子ダブルスでは劉詩雯と組み、銀メダルを獲得した。

2014年、アジア杯女子シングルスの決勝戦では李暁霞に4対2で打ち勝ち、初めてアジア杯シングルスで優勝。世界選手権東京大会女子団体に出場し決勝で日本を下し金メダルを獲得。また同年のワールドカップでは2度目の優勝を果たした。

2015年の世界選手権蘇州大会女子シングルスでは、決勝で最終7ゲームで右足首を痛めるアクシデントがあったが、劉詩雯を破り優勝、2度目の世界チャンピオンに輝いた。また女子ダブルスでは李暁霞と組み、銀メダルを獲得した。 また、応援ソングとしてサカナクションが新宝島を提供した。

2016年、世界選手権クアラルンプール大会女子団体に出場し、中国の3連覇に貢献した。

2016年リオデジャネイロオリンピックでは2大会連続でシングルス、団体の両方に出場。シングルス準決勝までで合計で1セットしか失わない圧巻の実力を見せる。決勝戦ではロンドンと同じく李暁霞と対戦、一時リードを奪われるも第6、第7セットを連取してフルセットの末逆転勝利。

丁寧4-3(11-9,5-11,14-12,9-11,8-11,11-7,11-7)李暁霞

4年前の雪辱を果たし、初のオリンピックシングルス優勝を果たす。これによりオリンピック、ワールドカップ、世界選手権の3大会で金メダルを獲得する「大満貫」(グランドスラム)を達成し、中国卓球の歴史に残る選手となった。団体では決勝戦で、李暁霞劉詩雯と共に、ドイツを3対0で打ち負かして優勝し、オリンピック団体3連覇を達成した。オリンピックの閉幕式では旗手を担当。これは中国卓球チームの中で初めてのことである。

人物編集

10歳の頃から親元を離れて暮らしていたが、風呂に服を着たままで入り、洗濯していたという。当時はとても痩せていて、自分の骨が洗濯板代わりになったんだと笑顔で話した。

同じ国家代表チームの馬龍とは、10歳の頃から一緒にプレーをし、実の兄妹のような関係である。馬龍はリオ五輪決勝後、丁寧への感謝の言葉を述べている。

2013年・全中国運動会では、馬龍と丁寧が混合ダブルスを組み、張超 / 劉詩雯の広東ペアを破って初優勝を飾り、北京に念願の金メダル1つ目をもたらした。

張継科は、丁寧のような女の子が好きと発言している。 同じく馬龍も「私も好きです。私達は小さな頃から共に育ちましたが、彼女の性格はとても良いです」と発言した。

これに対して丁寧は、冠军直通车の番組内で「彼らは有名なカップルだから、私は彼らの邪魔をしてはいけない。」と発言し笑いを誘った。

ドラえもんが大好き。

イケメン、かっこいいと言われているが本人はかわいいと言われたがっている。

世界卓球の際に女子トイレを使おうとして男と間違われ、警備員を呼ばれる。しかし怒ることなく、その後ロッカールームでヘコんで泣いていた。

試合中はものすごい気迫で圧倒するが、普段は女の子らしくよく気が利き、男子のようにサバサバした性格の持ち主である。

脚注編集

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  1. ^ Rankings - International Table Tennis Federation
  2. ^ 卓球王国 (2009年2月24日). “スポーツ一家のサラブレッド・丁寧”. 2017年5月24日閲覧。
  3. ^ シンガポール代表監督となり2010年の世界卓球選手権ではシンガポールに初優勝をもたらした。息子に卓球選手の新井周
  4. ^ 新井周 (2010年6月3日). “世界卓球秘話”. 2010年6月4日閲覧。
  5. ^ 卓球日本男女とも中国に完敗 アベックで銅メダル”. 共同通信 (2010年5月30日). 2010年6月4日閲覧。
  6. ^ 信じられない女子決勝。中国、シンガポールに敗れる!!”. ミズノ (2010年5月30日). 2010年6月4日閲覧。
  7. ^ 卓球王国WEB”. 卓球王国 (2012年8月17日). 2016年12月31日閲覧。

外部リンク編集