三味線ブラザーズ』(しゃみせんブラザーズ)は、2003年7月に稼動した音楽ゲーム。製造元はカトウ製作所で、販売元はコナミマーケティング

概要 編集

三味線の音ゲー化に至った理由は、当時既にかなりの人気であった和風音ゲー『太鼓の達人』(バンダイナムコゲームス)の影響だと思われる。難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3種類。『太鼓の達人』でいう「かんたん」は「やさしい」となる。収録曲はJ-POPを中心とした版権曲やが多いが、クラシックやアニメソングなども収録されている(ボーカルは全てカバー)。後にバージョンアップ版として『三味線ブラザーズAdd.Kit』(アディショナルキット)も稼動したが、有償によるキット交換だったため、出回りは少なかった。

プレイ方法 編集

プレイ方法は、上・中・下のレーンに流れてくるバチを模した音符(高い難易度ではネズミが乗った音符があり、途中でレーンが変わったりする)に合わせ、対応する三味線型コントローラーの弦の部分(上・中・下)を押さえながらバチ引くというBEMANIの『GUITARFREAKS』に近い操作である。コントローラーの構造上、弦の同時押しといった概念は無い。

NEWバージョン 編集

先述の通り、有償によるバージョンアップ版もリリースされた。旧バージョンとの違いは以下の通り。

  • 新曲12曲の追加(ただし、旧バージョンから5曲削除された)。
  • プレイする曲を選択した後に難易度を選ぶ仕様に変更。
  • お囃子モードの追加。
  • 三味線型コントローラーの改善(バチを使わずに、手で直接引く事も可能になった)。

キャラクター 編集

猫兄弟(名前不明)
兄弟という名の通り、どちらもオス。[要出典]

収録曲 編集

備考 編集

  • このゲームの稼動開始3ヶ月後に稼働した『太鼓の達人・AC版5』のキャッチコピーが「元祖!お祭り系『太鼓の達人』」となっているが、このゲームが影響したとも考えられる。
  • pop'n music 12 いろは」CS版に三味線ブラザーズという曲があるが一切関係はない。
  • 収録された曲のうち、「おもちゃのチャチャチャ」と「ね〜ぇ?」のボーカル部分をソロボーカリストの尾島梨絵が担当している。[1]

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集