三好貴士
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三好 貴士(みよし たかし、1978年6月8日 - )は、神奈川県相模原市出身のプロ野球監督(現役時代は内野手)。
ミネソタ・ツインズ Coach #4 | |
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基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | 神奈川県相模原市 |
生年月日 | 1978年6月8日(40歳) |
身長 体重 |
171 cm 76 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 内野手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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監督・コーチ歴 | |
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この表について
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経歴編集
2012年はアメリカプロ野球独立リーグの強豪(2Aレベル)であるアメリカン・アソシエーションに所属するスーシティー・エクスプロラーズにて主に1塁コーチを務めた。
2013年もアメリカプロ野球独立リーグのアメリカン・アソシエーションに所属するグランドプレーリー・エアホッグスにて主に1塁(内野守備コーチ)を務めた。
2014年も引き続きアメリカプロ野球独立リーグのアメリカン・アソシエーションに所属するグランドプレーリー・エアホッグスにて主に1塁(内野守備コーチ)を務めた。また、シーズン終盤には3塁コーチも務めている[2]。
日本野球機構(NPB)を経由しないでアメリカのプロ野球にて9シーズン監督やコーチを務めた初の日本人でもあり、アメリカン・アソシエーション (独立リーグ)、パシフィック・アソシエーション・リーグ両リーグにおいて3塁コーチを務めた初の日本人となった。また、メジャーリーグ(以後MLB)にてプレー経験のあるウィリー・ウィルソン(MLB通算19年間プレー。1985年ワールドシリーズ制覇)、ウォーレン・クロマティ(MLB通算10年間プレー)、ダレル・エバンス(MLB通算21年間プレー。1984年ワールドシリーズ制覇)、ビル・バックナー(MLB通算22年間プレー)[3]、スタン・クライバーンのもとでコーチを務めた異色の経歴を持つ指導者でもある。
2015年はアメリカプロ野球独立リーグのパシフィック・アソシエーション・リーグに所属するソノマ・ストンパーズにて3塁コーチ(ベンチコーチ)を務めたが、7月11日に同チームの監督兼選手であるフェランド・レンティーニがリーグから出場停止処分を受けたことにより代行監督に就任。11、12日に行われたホームゲームにて2連勝を飾り、チームを前期優勝に導いた。また前期優勝を決めた12日に監督兼選手であるフェランド・レンティーニが更迭され、13日より正式に監督に昇格。7月は13勝5敗を記録した。また、8月に入りチームの主力選手4人を上位リーグであるアメリカン・アソシエーション、カナディアン・アメリカン・リーグ、フロンティアリーグに移籍させる手腕を発揮した。主力選手の移籍などで8月は10勝16敗と負け越したが、監督1年目の2015年は23勝21敗で勝率.523をマークした。
2016年は前年に引き続き、アメリカプロ野球独立リーグのパシフィック・アソシエーション・リーグに所属するソノマ・ストンパーズにてシーズンを通して監督を務めた。前期(23勝16敗)、後期(24勝15敗)をともに優勝し、シーズンを通して47勝31敗(勝率.603)を記録した。プレーオフなしの完全優勝はリーグ史上初の快挙。また、アメリカプロ野球において日本人監督としては初めてチャンピオンリングを獲得し、シーズン終了後にはリーグのマネージャー・オブザ・イヤー(最優秀監督賞)を受賞した。
2017年もアメリカプロ野球独立リーグのパシフィック・アソシエーション・リーグに所属するソノマ・ストンパーズにて監督を務めた。昨年に引き続き、チームを前期優勝(28勝11敗)に導く手腕を発揮した。前期28勝はフランチャイズ新記録であり、勝率は.718をマークした。後期もヴァレーホ・アドミナルズと同率首位となる24勝15敗を記録したが、タイブレークの末9月1日に1試合のみのプレーオフを行い、11対8で敗戦。惜しくも2年連続となるシーズン総合優勝を逃す。しかしながら、シーズンを通して52勝26敗(勝率.667)のチームを作り上げた。52勝はパシフィック・アソシエーション・リーグにおけるリーグ新記録となった。(※2014年シーズンにサンラファエル・パシフィックが記録した54勝はアマチュアチームであるイーストベイ・ランバージャックスとの対戦が含まれるためにソノマ・ストンパーズが78試合制において新たにリーグの記録を更新する形となった)[4]
2017年11月9日に昨年に引き続き2年連続となるマネージャー・オブザ・イヤー(最優秀監督賞)の受賞がリーグから発表される。アメリカプロ野球において2年連続のマネージャー・オブザ・イヤー(最優秀監督賞)受賞は日本人監督初の快挙であり、パシフィック・アソシエーション・リーグにおいても初の出来事となった。また、ソノマ・ストンパーズの監督に就任してからは通算122勝78敗(勝率.610)の成績を残している。
2017年12月24日に正式にメジャーリーグのミネソタ・ツインズとの契約を交わし、2018年1月20日にミネソタ・ツインズ傘下アドバンスルーキーリーグのエリザベストン・ツインズにてコーチに就任することを自身のホームページにて発表した。ミネソタ・ツインズ球団史上初の日本人指導者誕生となった。またメジャーリーグ傘下、日本野球機構(NPB)でのプレー経験がないという中で、コーチに就任するメジャーリーグ史上初の事例となった。
2018年はアパラチアンリーグ(ルーキーアドバンスレベル)に所属するエリザベストン・ツインズにて4thコーチを務めた。エリザベストン・ツインズにおいてはメジャーリーグで現在行われている守備シフトを担う役割を任され、監督であるレイ・スミスの補佐役としてシーズンを通して勝利に貢献した。また、エリザベストン・ツインズは通算で15回目となる地区優勝をし、プレーオフに進出した後、ファイナルを制し、2年連続でアパラチアンリーグ優勝を成し遂げた。これで三好自身ソノマ・ストンパーズの監督時代に続き、2つ目のチャンピオンリングを獲得した。ミネソタ・ツインズ傘下の日本人コーチとしてはこれも初の快挙となっている。
脚注編集
外部リンク編集
- 選手の通算成績と情報 The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)