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三木義一(みき よしかず、1950年5月3日 - )は、日本法学者弁護士。専門は租税法行政法会計青山学院大学学長、一橋大学博士(法学)

人物編集

東京都出身。中央大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科では市原昌三郎の指導を受けた[1]。大学で教鞭を執りつつ、弁護士活動も行う。ドイツミュンスター財政裁判所客員裁判官も務めた。立命館大学教授を経て、青山学院大学学長。1996年、日本不動産学会著作賞及び東京市政調査会藤田賞受賞[2]

2010年には民主党政権下で政府税制調査会専門家委員に就任。また民主党税制改正プロジェクトチームによる有識者ヒアリングに座長として参加。社会保障と税の共通番号制度などについて政策提言をした[3]。 2015年12月、青山学院大学学長に就任[4]

経歴編集

エピソード編集

主な著書の中に『よくわかる税法入門—税理士・春香のゼミナール』がある。2009年現在第4版まで発行され、代表作となる。

なお、第3版までは、表紙カバーに主人公である税理士春香のイラストが描かれており、学術書でありながら、異色のカバーデザインとなっていた。しかし、読者から「電車内や学校の教室等では、恥ずかしくて本を開けない」という意見もあり、第4版からは、比較的おとなしくなった。

改訂につき新しいカバーデザインを選ぶことになった時、ゼミ生である学部生や大学院生、その他友人や知人等を対象に人気投票を実施し、一番人気であったデザインを採用させた。

著書編集

  • 『うまい酒と酒税法 かしこい酒選びのアドバイス』1986 有斐閣新書
  • 『租税手続法活用事典 納税者の権利救済のための』ぎょうせい 1988
  • 『現代税法と人権』勁草書房 1992
  • 『受益者負担制度の法的研究』信山社出版 1995
  • 『相続・贈与と税』一粒社(叢書民法総合判例研究) 2000
  • 『よくわかる税法入門 税理士・春香のゼミナール』2001 有斐閣選書
  • 『税理士・春香の事件簿』清文社 2001
  • 『日本の税金』2003 岩波新書
  • 『新税理士・春香の事件簿 変わる税金裁判』清文社 2005
  • 『相続・贈与と税の判例総合解説』信山社(判例総合解説シリーズ) 2005
  • 『給与明細は謎だらけ サラリーマンのための所得税入門』2009 光文社新書
  • 『日本の納税者』2015 岩波新書

共編著編集

  • 『地方自治法の論点』小高剛阿部泰隆宮崎良夫芝池義一共著(有斐閣新書、1982年)
  • 『逆転裁決例精選50 課税処分取消し事例から探る実務ヒント』1-2 編著 ぎょうせい 1998-2007
  • 『世界の税金裁判』編著 清文社 2001
  • 『実務家のための税務相談 民法編』関根稔,占部裕典共著 有斐閣 2003
  • 『税法と会社法の連携』山下眞弘共編著 税務経理協会 2003
  • 『日韓国際相続と税 理論・実務・Q&A』西山慶一,高正臣共編著 日本加除出版 2005
  • 『「租税」判例分析ファイル』全3巻 田中治,占部裕典共編著 税務経理協会 2006
  • 『租税法 演習ノート』中村芳昭共編 法学書院 2007
  • 『よくわかる国際税務入門』前田謙二共著 2008 (有斐閣選書)
  • 『よくわかる法人税法入門』編著,藤本純也,安井栄二著 2011 (有斐閣選書
  • 『相続・贈与と税』末崎衛共著 信山社(判例総合解説) 2013
  • 『よくわかる税法入門』編著 2014 有斐閣選書
  • 『建築女子が聞く住まいの金融と税制』大垣尚司,三木話し手,園田眞理子,馬場未織聞き手 学芸出版社(住総研住まい読本) 2015

脚注編集

  1. ^ 「昭和49年度学位授与単位修得論文」一橋研究
  2. ^ [1]青山学院大学
  3. ^ ( 2010年11月09日 13:40 キャリアブレイン )
  4. ^ 青山学院大学 学長選任について 三木 義一(みき よしかず)教授を次期学長に選任”. 学校法人 青山学院 (2015年10月26日). 2015年12月16日閲覧。
  5. ^ 三木一義、『日本の税金』、岩波書店、2003年、245ページ、ISBN 978-4-00-431737-1

外部リンク編集