三瀬谷駅

三重県多気郡大台町佐原にある東海旅客鉄道の駅

三瀬谷駅(みせだにえき)は、三重県多気郡大台町佐原にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

三瀬谷駅
駅舎(2023年7月)
みせだに
Misedani
川添 (7.1 km)
(5.1 km) 滝原
地図
所在地 三重県多気郡大台町佐原654
北緯34度23分41.1秒 東経136度24分32.4秒 / 北緯34.394750度 東経136.409000度 / 34.394750; 136.409000座標: 北緯34度23分41.1秒 東経136度24分32.4秒 / 北緯34.394750度 東経136.409000度 / 34.394750; 136.409000
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 67.9 km(亀山起点)
電報略号 ミニ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
191人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1925年大正14年)8月15日[1]
備考 無人駅
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大台町の中心駅で、大台ケ原の大杉口などの奥伊勢観光の拠点駅ともなっている。また、特急「南紀」の停車駅の一つである。

歴史 編集

当駅は1925年8月に、国鉄紀勢東線の川添駅から当駅までの開通に伴い、国鉄紀勢東線の終着駅として開業。

年表 編集

駅構造 編集

2面3線と側線数本を持つ地上駅である。駅舎に接して単式ホーム1面1線があり奥に島式ホーム1面2線がある。各ホームは屋根なしの跨線橋で連絡となっている。駅舎は古くからの木造であるが改装されて、駅舎の内部には待合所がある(駅事務室や出札口もあったが駅無人化に伴い現在は閉鎖)。

多気駅が管理する無人駅。かつては、東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばも設置されていた。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先
1 紀勢本線 上り 松阪名古屋方面[注釈 1]
2・3 下り 尾鷲新宮方面[注釈 1][注釈 2]

停車列車 編集

特急南紀」も含めた全定期旅客列車が停車する。当駅終着の列車がある。

2006年3月に行われたダイヤ改正により、特急「南紀」が臨時列車を含めてすべて停車するようになった。それまでは特急は一部が当駅を通過していた。なお、2012年3月のダイヤ改正時までは当駅の近くに存在していた三重県立宮川高等学校(2012年3月に閉校)が、定期考査期間など午前中で終了した日には、当駅と多気駅との間に臨時の普通列車が運転されていた。

利用状況 編集

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]

年度 一日平均
乗車人員
1998年 445
1999年 472
2000年 463
2001年 440
2002年 429
2003年 433
2004年 412
2005年 395
2006年 366
2007年 353
2008年 352
2009年 338
2010年 275
2011年 224
2012年 187
2013年 188
2014年 182
2015年 182
2016年 192
2017年 185
2018年 192
2019年 191

駅周辺 編集

バス路線 編集

隣の駅 編集

※特急「南紀」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
川添駅 - 三瀬谷駅 - 滝原駅

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
  2. ^ 一部が3番線

出典 編集

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、18-21頁。 
  2. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、372頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
  4. ^ 三重県統計書 - 三重県

関連項目 編集

外部リンク 編集